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深夜アニメを中心に、新作アニメのレビューをアップしています。
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田中芳樹の小説はかなり読んでいるのですが、このシリーズに関しては好きじゃないのでした。薬師寺涼子の怪奇事件簿 第1話 「銀座クライムタワー(前編)」のレビューです。

田中芳樹作品の魅力は、軍事や政治についてのうんちく(正しいとは限らない)と、ユニークなキャラクタですが、このシリーズはその両方に欠けていて、ただのよくある荒唐無稽な伝奇小説だと思っています。

どうせアニメ化するなら、タイタニアか自転地球儀にすればいいのにと思ったら、タイタニアは10月からアニメ放映だそうですね。それはちょっと楽しみ。

で、アニメの感想ですが、やはりよくある伝記モノで、底も浅そうです。薬師寺涼子に生天目さんの声はよく合ってし、BGMがなかなか印象的だったけれど、それだけではなぁ・・・

視聴継続するか悩むセンですが、TVKだと『額縁放送』であり、それだけで視聴意欲3割減なので、視聴打ち切りということで。

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「まきますか、まきませんか」 「まきますとも! Yes, I do!」 な、我が家のお稲荷さま。 第14話 「お稲荷さま。電話をかける」 のレビューです。

白ちゃんは白鬼というのが本名?らしい。肌や髪が白くて目が赤いということで、いわゆるアルビノ(先天性色素欠乏症)ですね。 前回のレビューやコメント欄でも書いたのですが、『鬼』とは妖怪ではなく、異形な人、つまり『亜人』の類とされています。渡来人や西洋人、過酷な労働(製鉄など)で体型が変化したもの、などを『鬼』と呼んだのですね。 アルビノも、知識のない昔の人にとっては異形であり、『鬼』だったのでしょう。

白ちゃんをめぐっての、冒頭のすっとぼけたやり取りは面白かったと思います。これはこのアニメの味であって、うまく出せていると思いますね。 クーと『謎の女』との会話シーンも緊迫感がありました。

謎のダウジングお姉さんとコウとの、胸のゆれ具合の対比が面白いわけですが、コウの中の人は『セキレイ』では巨乳巫女さんだったり。あちらはデカすぎるので、平均するといい感じかもしれません。

後半に入ったせいか、新キャラがぞろぞろ出てきましたが、いずれも顔見せ程度ですね。これまでも、登場しつつもロクにセリフのない紅葉とかいるし。ちゃんと見せ場を作ってくれるのでしょうか。今回こそ紅葉キターと思ったら、ニセモノでガッカリだよ。

珍しく続き物ということで、白ちゃんがどんなふうに覚醒するかなど、いろいろ楽しみです。

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意外な展開のつるべ打ちだったけれど、考えてみればコレしかないのかも。コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第13話 「過去 から の 刺客」 のレビューです。

仮面の演出は、良かったと思います。何度も記憶をいじられて、なにが真実なのか分からなくなってしまったシャーリーの悲哀がよく現れていました。最後まで幸薄いキャラでしたね。

彼女の死は意外だし残念でしたが、会長が卒業した時点で、予定調和なのかもしれません。つまり、今後は学園物のエッセンスを弱めていくというメッセージであり、それにはシャーリーの退場が必要なのです。

ジェレミアが味方になったのも意外でしたが、ここへきて、R2のテーマは、「ルルーシュが次々と心強い仲間を得て、それをもって強大な皇帝に立ち向かう」ではないかと気づきました。ロロ、ヴィレッタ、星刻が味方になり、ジェレミアもその流れにあるわけです。

つまり水滸伝をやりたいのでしょう。梁山泊に集う豪傑たちというわけです。それはそれで、燃える展開ですね。次は誰が味方になるのかな、と予想するのもいいでしょう。とりあえずはコーネリアですかね。彼女もマリアンヌを敬愛していたようだし。

ただ、ロロとルルーシュの関係は微妙なことになりそうです。当然、ルルーシュは疑うでしょうし。ロロが再度裏切ることもありえるのかな。あるいは疑いながらも割り切って、ロロ雑巾になるまでコキ使うでしょうか。 シャーリーが殺されるところをはっきり描写していないのは、ちょっと気になりますが。

冒頭で、中華連邦の制圧状況を占めるディスプレイに、カレンの情報も出ていましたが、カレンは開放されたということなんでしょうか? だとしたらずいぶん肩透かしですが、よくわからないところです。カレンとナナリーの会話を楽しみにしてたのになぁ。

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おじさんたち大活躍。チコは多くのおじさんに見守られているというお話でした。二十面相の娘 第12話 「魔人対怪人」 のレビューです。

まさに『おじさんキラー』の面目躍如というところでしょう。まぁ、チコをエサに二十面相を待ってるわけなんですけどね。

二十面相の登場シーンは、例によってケレン味たっぷりでカッコよく、さすがキング・オブ・おじさんです。シビれました。思ったよりも早い登場ではありましたが。

二十面相は、いつから明智に変装していたのでしょうね。実はチコが会っていた明智は最初から二十面相だったのでは、とも思えます。

では、二十面相の目的は何なのでしょうか。チコをエサに二十面相をおびき出そうとしている連中は多いわけですが、実は二十面相こそが、「チコをエサに寄ってくる連中を燻りだす」作戦を行っているのでは、とも思えます。

二十面相と白髪鬼との会話は、あれとかこれとか代名詞が多くて、具体的なところはわかりませんね。戦時中の人体実験と関わってはいるのでしょうけれど。

気になるヒキですが、予告では二十面相は二十面相は生きていて、でも相変わらずピンチのようです。待て次回、ですね。

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冒頭の展開には違和感が。BLASSREITER ブラスレイター 第13話 「過去の記憶」 のレビューです。

アマンダにとってジョセフは、まだ一応敵であるはずですが、そういう雰囲気はまるでなく、むしろ打ち解けた雰囲気でした。いずれはこうなるにしても、アマンダとジョセフが和解する過程が描かれると思っていたので肩透かしでした。

「過去の記憶」って、「馬から落馬」的な冗長なタイトルですが、それはともかく。 欝話でしたが、ラストのザーギンのかっこよさを引き立てる効果はありました。でもこのカタルシスは一時的なもので、来週はまた不幸のズンドコに堕ちるのでしょう。

予告にある「見よ、彼は雲にのって来る」は、例によってヨハネの黙示録の言葉です。ヨハネの黙示録に沿ってストーリーが進むのでしょうか。 『彼』はザーギンを表しているのでしょうか。

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原作を全く知らなかったので、けっこうショッキングな展開でした。鉄腕バーディー DECODE 第1話 「ONE PLUS ONE」 のレビュー。

ゆうきまさみ作品と言えば、パトレイバーは好きで原作コミックスも読んでいるのですが、この作品のことは知りませんでした。SFですが、宇宙船や宇宙服のデザインはレトロフューチャーな感じがします。タイトルからして、鉄腕アトムとか超人ロックみたいな、ちょっとレトロなノリを狙っているのでしょう。

そのせいか、見る前は「地味な作品」という印象でしたが、1話を見る限りでは、なかなか良かったと思います。なによりアクションがいいですね。動きまくりなわけですが、今後もこのクオリティは維持されるのでしょうか。

主人公とヒロインが同体になったということで、ラブラブや萌え萌えな展開は期待できないわけですが、そういう作品ではないのでしょう。出渕裕氏が関わっているので、メカがいろいろ出てくるのでしょうか。

ウリがアクションだけだとしたら、今後作画クオリティが下がったときに辛いことになりそうですが、ストーリーにも期待しつつ次回も視聴するつもりです。

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どう見てもスカイガールズなわけですが、どちらかといえばこっちが元ネタのようです。ストライクウィッチーズ 第1話 「魔法少女」 のレビューです。

そもそもはイラストレーター島田フミカネ氏の『メカ娘』シリーズがあり、それに目をつけたコナミのプロデューサーがアニメ化したものが『スカイガールズ』であり、フミカネ氏が直接原作に関わってアニメ化したのが、この『ストライクウィッチーズ』だと言えます。

スカイガールズは、突飛な設定でありながらストーリーは王道な青春物で良作でしたが、こちらはどうでしょうか。1話ではまだわかりませんが、ラスト近くの3人娘が談笑するところなどは雰囲気が良かったので、期待したいと思います。

少女が常に水着を着用して下半身を露出する世界。それは理想郷のように思えますが、こうして目の当たりにすると、いたたまれない気分になるのは何故でしょうか。そのうち麻痺して当たり前になるでしょうか。 尻への情熱(カメラは常に尻にロックオン)はスカイガールズ以上のものがあります。

飛行メカはスカイガールズのほうが好きだけれど、艦船はいいですね。空母がカッコいいし、艦隊の間を飛び回るシーンはとても良かった。兵器オタク心をくすぐります。

キャラの作画も、1話だからというのもあるでしょうけど良かったと思います。あとは、この過剰な萌え要素に耐えられるか、ですな。個人的にはネコ耳はやりすぎかと・・・

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マクロスも折り返し点に来て、これまで水面下に隠れていた陰謀が露わになった、という回でした。マクロスFRONTIER (フロンティア) 第13話 「メモリー・オブ・グローバル」 のレビュー。

とりあえず今回の見所は、アルトとブレラの空中戦ということで。 アルトが『プガチョフのコブラ』をやってましたからね。機種を90度以上に持ち上げて意図的に失速(ストール)させ、急制動したり急転回したりする技です。1989年のパリ航空ショーでSu-27が見せて、当時の西側の機体では出来ない技だったので衝撃的でした。YouTubeの動画はこちら

初代マクロスのバルキリーは、F-14トムキャットをベースにしたデザインでしたが、マクロスFのVF-25は、機種が鶴のように長くて、あきらかにロシアのSu-27~Su-37 系を意識したデザインなので、コブラがよく似合います。

コブラは低速でしかできないので、空戦技術としては使えないと言われていますが、この時代なら素材も違うだろうし、ドッグファイトの速度域でも可能なのかもしれません。

それはともかくとして、今回の本題は「陰謀」ですね。レオンやグレイスが暗躍しているのは明らかでしたが、どうやら陰謀の中心には軍需企業のLAIがいるようです。彼らの目的は何でしょうか。そしてLAIの御曹司であるルカは、その陰謀にどの程度関わっているのでしょうか。『技術開発部特別顧問』だそうなので、超兵器の『ディメンション・イーター』のことも知っていると思えますが・・・

目的として考えられるのは、バジュラと人類との戦いをけしかける、ということがあります。それで戦争特需の利益を狙う、というよくある陰謀ネタで。しかしそれをやるなら、バジュラをコントロールできるという万全の自信が必要なわけですが、それはどうなのでしょうか。

ランカについての新情報は、『グレイスはランカの調査を最優先とは考えていない』、くらいでしょうか。ということは、レオンもランカのことが全て分かっているわけではないのかな。

来週は戦闘シーン満載っぽいので、7話のような神回になることを期待しています。シェリルにもそろそろ見せ場を作って欲しいですね。

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HPの情報を見た印象では期待していたのだけれど、ちょっと微妙かな。魔法遣いに大切なこと ~夏のソラ~ 第1話 「美瑛」のレビューです。

独特な雰囲気はありますね。実写をトレースした?背景と、デフォルメしたキャラ。ほとんどBGMがなく、環境音だけの音響。悪くはないと思います。まだしっくりとは来ないけれど、だんだん慣れるかもしれません。

夜の原っぱで、ソラとみちるが待ち合わせるシーンは好きですね。田舎の夜空ってあんな感じだよなーという。

旭川空港は仕事で行ったことがあります。小さな空港ですけどね。ジャンボは就航していないはずですが、物語世界では旭川は現実よりも発展しているのだろうか。

ストーリーは、ハートウォーミングではあるけれど、あまりフックはなく、キャラの魅力も出ているとは言いがたいかな。いまのところ、つかみ所がない感じです。個人的に、まったり癒し系のアニメ(スケッチブックみたいな)には興味が無いので、僕はこの作品が合わないかもしれない、と思いはじめました。

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一言で言えば、『パンチラ超能力バトル』ですね。セキレイ 第壱羽 「セキレイ」 のレビューです。

原作は未読です。それほど期待していなかったのですが、キャラの表情や、アクションシーンの動きがよいので、かなり楽しんで見られました。セールスポイントである(?)パンツの見せ方も、なかなかよいと思います。センスのよいパンチラかと。おっぱいは、個人的には垂れてないほうが・・・

2回目のキスで、結の背中に翼のようなものが生えるシーンや、手をつないで空を飛ぶシーンは印象的でした。このクオリティでやってくれるならば期待できそうです。

先週の特集によると、メインヒロインは4人いるようですが、今回はアバンにちらっと出たほかは結一人だけでしたね。順次登場するのでしょう。若手有望株の声優さんをずらりと揃えているので、そういう面でも楽しみです。これは視聴継続でしょう。

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7月スタートの夏アニメで、チェックするつもりのもの一覧です。
アクションものが多くて、恋愛ものが少ない雰囲気。
期待株は『魔法使いに大切なこと』かな。

 開始日  放送局  名前  備考
7/2(水) TX スレイヤーズREVOLUTION 古臭いが1話は見てみる
7/2(水) EX 魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~ 花澤香菜主役ということで期待
7/2(水) MX セキレイ お色気担当
7/3(木) TVS ストライクウィッチーズ スカイガールズの雰囲気を期待
7/3(木) TVK 乃木坂春香の秘密 原作未読
7/4(金) TVK 鉄腕バーディー DECODE SFということで見てみる
7/5(土) TVK 薬師寺涼子の怪奇事件簿 今更感はあるが1話は見る
7/6(日) TVK ゼロの使い魔~三美姫の輪舞(プリンセッセのロンド)~ 2期がダメだったが今度こそ
7/7(月) CTC Mission-E 1期は未視聴。1話だけかも
7/7(火) MX 恋姫†無双 いまいち感が漂うが1話は見る

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前回がクライマックスであり、今回は後始末&次回への引き、という感じでした。ヴァンパイア騎士 第13話 「深紅の鎖 (リング)」 のレビューと総評です。

閑(まり亜)が学園に来た目的は少なくとも2つあり、ひとつは枢の血を吸って力を得ることでしょうけれど、もうひとつは謎のままです。枢も同じ目的のようですが、それは優姫に関わることなのでしょうね。気になりるけれど2期までお預けということで。

壱縷は、2期にも登場するのでしょうね。個人的にはウザいから出なくていいけど。あいかわらず零を逆恨みしているようで、閑の気持ちを理解しないにも程がある、と思います。

全体的によくまとまった最終回でしたが、いまいちテンションがあがらないのは、お気に入りキャラだったまり亜が死んでしまったからで。 でもEDに2期の予告っぽい映像が入っており、まり亜も写っていたので、2期にも登場すると考えていいんですかね? だとしたら視聴意欲も高まるというものです。

最終回なので総評を。今回はピッコロさんのところのフォーマットでやります

ストーリー・・・4
カラッとしたコメディと、吸血鬼もの特有の隠微さが融合していて、魅力的な雰囲気を作り上げていたと思います。設定や謎の多いストーリーも良かったかと。コメディ風味が後半薄れていたのは残念です。

キャラクター性・・・4
優姫やまり亜といった女性キャラクタは魅力的でした。とくにまり亜のキャラは好きだったので、死んでしまって?残念。他のナイトクラスの女子もよさそうな感じだったのだけれど、出番が少ないのが残念でした。 男性キャラでは、枢のミステリアスなところがいいですね。

画・・・4
かなりムラがありましたが、良い回はとても良かったと思います。月明かりのシーンが多く、学園のゴシックな雰囲気とあいまって印象的でした。

演出・・・3
悪くは無いのですが、吸血シーンの演出(もっとエロさを)とか、戦闘シーンとか、もうちょっとなんとかならないかなと思うところはありました。

音楽・・・2
BGMには特に印象が無いのですが、OP曲がかなりダサいので減点で。EDは普通にいいですね。

総合的な評価・・・4
少女マンガ原作ということで心配だったのですが、男子でも楽しめる良作でした。特に3話が好きで、今期でも屈指の神回だと思っています。ただ、絵や内容にムラがあり、パッとしな回も半分くらいあったのが残念。

総合点・・・21

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