本日は、先の土日の出勤を振り替えての休日だった。 図書館に行って新聞を読んだり、雑誌を眺めたり。 帰ってきて、ネットのニュースを読んだり。
そんななかで、内容の皮肉さに脱力してしまったこのネタを。
東芝、ニュージーランドから地熱発電タービンなど受注 産経新聞 4月5日(火)15時51分配信
8万3000キロワット級の蒸気タービンや発電機、復水器など2セットをを約80億円で受注 とあるから、建屋とか制御系を除いた主要部分を請け負ったことになる。 しかも、東芝が世界シェアの25%を握っているという。
しかし、その東芝の累積出荷のうち、日本国内への出荷分はいったどれだけあったのだろう。
代替エネルギーを検討するようになって30年以上、 その間に、フィリピンやインドネシア、そしてニュージーランドという環太平洋の火山帯諸国で、地熱発電が導入され、 逆に、当初は地熱発電開発で先行していた日本の電源会社が、その後ほとんど作らなくなった事実(政府の補助金も2000年で切れたはず)。そして、その日本で代替エネルギーとして一点張りで発展した原子力がこうなった‥‥。
なんという皮肉だろうか。
テーマ:「原発」は本当に必要なのか - ジャンル:政治・経済
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