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ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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FMラジオの「国際化」
(その1)
「愛知国際放送 Radio-iは、来る9月30日深夜0時をもって、放送サービスを終了させて頂きます。長らくのご声援ありがとうございました」
先ほどラジオから、このようなアナウンスが流れた。

この事業撤退の話は、7月だったかにすでにニュースで流れていたのだけど、私が普段聞く放送局でなかったので、注意を払ってこなかったけれど、放送終了が迫ってきて、どんな風な放送をしているのか、知らずに終わってしまうのを、惜しいと思って、日曜の午後ぶっ通しで聞いてみることにした。

13:00からは、70年代~80年代のアメリカンロック(Popsも含む)のリクエスト番組。
「Y~MCA」(※)とか「Go」とかがかかり、「ここは、滋賀レイクスターズのホームゲームの会場ですか」というような選曲で、私もノリノリ。が、DJさんのちょっとわざとらしい巻き舌の日本語は、なんとかならないか?
(※ 無論踊ってしまった。この文章を書いているレイクスブースターは、かなりこの曲に対してパブロフの犬的症状が進行していることが確かめられた)

16:00からはAORの番組。

17:00から5分間の英語ニュースののち同文の日本語ニュース
   (このスピードの英語ニュースを聞き取れる人が、東海圏にどれだけ住んでいるだろう……)
17:15頃からは、これまた米国からの来日ミュージシャンのインタビューが流れる。

そんなこんなで、19:00からは、学生のジャズ・ブラスバンドの大会の東海予選を中継録音。

そんなニュースのあいまには、
「英語ニュースをリスニングの練習に使っています」
というリスナーのハガキが紹介される。
そう、このように、ひたすら「アメリカ」な世界が、この半日繰り広げられていたのでした。

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テーマ:東海地域情報(愛知・岐阜・静岡・三重) - ジャンル:地域情報

特許権は最後の砦
日本の大手医薬メーカが、新薬の特許切れと、新規の開発中の薬の手詰まりで、苦境に立たされているという。
特許、考えてみると、単なる技術開発に対する経済的なインセンティブを政府が保証するそれだけの制度であったはずなのに、それが新参企業に対する参入障壁して働く現状がある。
これは、電機や精密機器のメーカに特有のやり方かもしれないが、競合相手の出願特許を解析して、その周辺特許を自分たちが出すことで、競合相手の動きを封じるというような「活動」をすることもある。
パテントという原義に戻れば、日本史でいう「座」の「参加章(鑑札)」に相当する特権事業への参加権であったはずの特許が、今や「参加者が他者の参加を妨げる防衛線」となっている歪さよ。
我々、日本の電機・精密のメーカーの技術者は、「高性能商品」へ「逃げ込んでいき」、その防衛線に特許を使っている。
しかし、医薬を見るまでもなく、特許は有限の時間しか許されない。
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テーマ:日本の未来 - ジャンル:政治・経済

意図不明・正体不明
箕面市の公園を住処とし、武道場まで作ってたつきをたてていた韓国籍男性が、警察に拘束された。
罪状「公務執行妨害」……。道場の撤去に際して、警官に暴行(首を絞める)したというのならば、これはシャレにならない。犯罪である
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100909-00000086-jij-soci

が、Yahooニュースのコメントを見ると、少なからず、「牧歌的だ」という多少好意的な反応が現れていた。
「なつかしい」光景であり、どこかに伸びやかなあこがれさえ、感じるのはなぜか。

公園のような「余白の場所」を住処とし、犯罪すれすれに生きて、しかし子どもの社会へ圧倒的な存在感を与える、このオジサンのような「意図不明・正体不明」のオッサンは、30年前には、確かに居場所があった。
そういう人は、むかしは、小学校の学区毎に1人はいたのでないだろうか。
私の学区にもいた。建築途中で放棄されたビル(通称「幽霊ビル」。後に爆破された)に寝起きし、お昼休みに学校へ来ては、児童と混じって、校庭をランニングしている……、それだけなのだけど、彼の話す内容の特異さも含め、今なお語りぐさになっている。仙人のように見えて、浮世との縁を断たない存在。それは、「経済成長のペースに合わせることを放棄して生きる」
実はこの立場に立ちたい人は、高度経済成長期以上に、潜在しているのかもしれない。
おもえば、あの良寛さんも、この種の世の戒律からの偉大な「落伍者」でもあった。

「堕ちよ 生きよ」……そうして、自分の立ち位置を、探し直せ
遠くから、そんな声が聞こえる気がする。

テーマ:おだやかな心でいるために - ジャンル:日記

「貧者の一灯」からの脱出
仏典に、「貧者の一灯」ということばがある。
お金持ちが、金に飽かせてなす寄進よりも、貧しい者からの小さな(そして心のこもった)寄進を尊いものと考えよ、という教えである。

精神論としては、まさに尊い考え方だし、それが仏教国であった(過去形にする)各種の社会事業へ敬意が払われる一つの根拠でもあった(金持ちと活動がつながらなかった分、敬意をより受けやすかった)。
が、高貴であるがゆえに、長続きした例がなんとも少ないし、社会的にその種の活動が根付くことも少ない。聖武天皇のころの施薬院は彼一代で終わったし、北山十八間戸も結構長く続いたけれど、結局今は「遺跡」になっている。
西欧の孤児院の伝統や、赤十字のようなしっかりした基盤のある組織だった活動へつながることもなかった。

社会事業だけでない。
いわゆる「お金儲け」につながらないすべての活動は、
日本では、「無償の愛」を前提に気高く行われていて、
その代償として、「介護疲れ」や福祉現場の信じられないような低賃金へもつながっている。

私も中年の域の年齢になってきて、上に書いたような問題に思うところがあり、数種類の社会活動のNGOへ定期的な寄付をし始めている。(そのひとつが、一昨年紹介した「北海道教育大教育支援基金」)


拝金主義の市場原理主義者が、合計でも月数千円程度の寄付で、何を自己満足しているのだか……
私自身が、偽善者と言われるのは、甘んじて受ける。聖飢魔IIの元信者でもあるから、そう呼ばれることに抵抗もないから。

しかし、活動報告書や会計報告を読むたび、私は思う。
「善意」という美名に、圧縮される「活動に関わる人」の生活(日常生活)が厳しい状態で放置されているのだろう、と、それらの資料の言外に読みとるのだ。
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テーマ:貧困問題 - ジャンル:政治・経済

法は「選ばれる」ものである-国際商事紛争に見るリバタリアン法学の萌芽(1)
仕事の関係で、他の会社との間で技術開示の契約書(「秘密保持契約」とか「秘密開示契約」と呼ばれるもの)を結ぶために、交渉することがある。
概ね……本当に概ね、なのだけど、日本国内の企業に比べ、非常に長くなる。
ひとつには、細かい契約書である、というのが理由だ。契約の範囲(「ライセンスを供与することを約束するものではない」等々)が、思いつく限り列挙され、16条くらいまで及んでしまう。
もう一つ長くなってしまう理由がある。
紛争……、契約内容の解釈に差が現れた場合や、契約内容に反する行為があった場合の解決方法について、規定するからだ。
もちろん国内でも、最小の取り決めをしておくのが常識で、通常、第一審の裁判所
をあらかじめ決めている。
が、所在地が外国の企業の場合には、最低限、次のことを決めないといけない。

(1)準拠法
(2)紛争解決機関
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テーマ:法律全般 - ジャンル:政治・経済