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ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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不安ばかりは、合理主義でもどうにもならない
身内にサリドマイド薬害の被害者がいる。
外見ではごくごく軽度に現れる程度だけど、
自律神経系や内臓へも影響が及んでいるらしく、しかもその人自身が中年の域に年齢が入り始めて体力的な衰えを自覚しているせいもあって、
あのサリドマイドの悪い影響が出だしているのでないか、と不安がっている様子が、私にも見える。

「サリドマイド薬害」、皆さんはどの程度ご存知だろうか。
(この機会に、ぜひとも一度当時の報告書などをひもといていただきたいと願う)
発生自体は、かなり前の話になったので、風化はある意味仕方ないことと、私自身は思っている。
また、政府の対応が大幅に遅れてたことには、今となってはあえて言挙げしないでおく。
(当事者でないからそういえるのだ、というご批判は甘んじて受けます)
しかし、先例のない症例がでた薬害であり、永遠にこの薬害の被害者は、新しい問題を克服していく必要がある。
内臓の件も……実は医学界では、サリドマイドと特に関連づけて議論されていない、薬害とは関係ないのかもしれないが、実際に薬害を受け障碍者と認定されている、その人たちにとっては、いい知れない「不安」があって、心の平安はなお来ていない。

そこへ、薬事・食品衛生審議会の部会で解禁の結論が出た。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080827-00000046-mai-soci
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テーマ:医療と行政 - ジャンル:政治・経済

太田農水大臣、隣人が見ていた!?
(以下、1リバタリアンのチャチャです)

太田大臣の支援団体事務所の資金流用疑惑
私は、とりあえず現段階では笑っています。確かに刑事立件もできる可能性もあるし、広い意味で政治腐敗の一例だけど、現時点ではどちらかというと「不正経理疑惑」……つまりはまず税務署に任せるべき問題だと思うから(苦笑)

むしろ、タイヘンな人が隣人にいて、見てるぞ~と告発されているのに、驚いた。
リバタリアン的な意見をしばしば書き込み、その系統の人々からよく知られている池田信夫サンだったからだ。

皆さん記憶しておられないかもしれないが、太田サンが大臣に就任したときの記者会見でこんな意味のことを言ってた。
「グローバリズムを正当化する経済理論なぞ、100%間違っている」
何の脈絡もなく、経済学の学徒としての意見を、いわはった。農水大臣が。
ま、間違っている可能性は、私も感じてはいる。けれど、100%なんて太鼓判を押せるものではないだろうに。断言しちゃったよ。あーあこの人の分析、オワッテルわ(苦笑)。
大体にして、
現象記述としての経済理論を「間違っている」と言っていいのは、現象をうまく描像できない場合だ。”倫理的に”とか”社会においてふさわしくない”とかいった意味で「よくない」というのならば、別な言葉を使うべきだろう。
 --例えば、「我々にとって”害”ばかりである」とか。
そうすれば、私だって、マトモに議論へ取りかかれる。
じゃ、その「我々」とは誰を指しているのさ、とかサ。

……話が逸れた、ごめんなさい。

こういうことをいう人は、確かに池田サンから見れば「トモニ天ヲ戴ズ」とターゲットにしたくなるわけで、……なんというのか、「できすぎな」事態(苦笑)と私には見える。

それにしても、その事務所の隣人が、ねぇ。
縁とは奇なるものです。

テーマ:気になったニュース - ジャンル:ニュース

滋賀県立近代美術館特別展「ファーブル昆虫記の世界」
ファーブル先生の仕事には、以前から興味があった。
特に昆虫記の中に出てくる、図版の鮮明さは、大人になって振り返ると、いい仕事してるな~と思ってしまうのだ。

原版、原本をフランスから借りた展示が半分
あと、昆虫記にインスピレーションを得た現代の作品が半分
そんな展示会だったのだが、正直後半は、私にはおもしろみがわからなかった。

原画を見てみると、
写真が8割、残り1割ずつペン画と、特種な油彩画(モノトーン基調の油彩)。
印刷で見ると「鮮明」と見えるのだが、原版は「ベタ塗り」ぽく、筆使いの濃淡などの味は、なかった。むしろペン画の絵を中心に、縮尺まで書き込んである、そんな設計図のような、カッチリした絵が印象に残った。

テーマ:展示会、イベントの情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

リバタリアンの大きな関門(その2)相続税
USの正統なリバタリアンの流れを継ぐ人たちからは、相続税は「野蛮な略奪」とうつるようだけど、私は相続税がまだしももっともな理由を持つ税金だと思っている。
なぜなら、本人の行為とは無関係な収入が自動的に約束されている相続制度に、「リバタリアニズム」の原義……”人間の行動・状態は本人の意志によって変化しうる”との人間観とかけ離れた理不尽を見るからだ。
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テーマ:税金 - ジャンル:政治・経済

リバタリアンの大きな関門(その1)無過失責任主義
今日は、リバタリアンとして深く考えてしまうニュースが立て続け。
まず、福島県立大野病院事件について。
もしこの件の裁判員に選ばれていたら、何を考えて判断しただろう、とまず考えた。
どうも判断材料の不足を感じた……というより、妥当な医療行為かどうかを証明する材料が、そもそも示せ得ないのだから、仕方がないのだけど。
というわけで、嫌疑不十分を理由に「無罪」と判断することになるのだろうな、冷静に考えると。

いっぽう、一歩引いて考えると、
これは、所有権侵害に対する責任の問い方を深刻に問う事件でもある。

地裁判決の「善意のもと通常の措置を行ったから、罪にならない」
との論法は、どうにも違和感を覚える。ここで問われた罪名が「殺人罪」でなく「業務上過失致死」であり、また少なくとも「行為に対しては責任が伴う」以上は、罪を問わねばならない場合が必ずある。

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テーマ:裁判 - ジャンル:政治・経済