大幅に期限から遅れていますが、まだあきらめておりません。 天文用語の日葡辞書を作るという私的プロジェクト。
今のところの私の課題は、2つに絞られました。 (1)ブラジル本国やブラジル人学校のカリキュラムと大きな齟齬を出さないように編集する (2)ポルトガル語特有の文字をどうやって入力するか
(2)は、このたび携帯電話をiPhoneに変えたことで、思いがけず解決しました。
問題は(1)。 手がかりもない。 前に国会図書館へ行ったおり、各国の理科教育事情についての白書のようなものを調べ、天文に関する教育がほとんどなされていないことは確認済みだったのですが、 まだ教科書を見たことがない。 どうやら日伯協会などには、教科書まではないようだし‥‥ と思い悩んで行ったのが、国際交流基金の資料室‥‥。
磨崖仏関係の資料などを借りに行っている、韓国文化院の近所にあって 通りに面して大きな窓を切っている資料室の明るさに誘われ、 前から気になっていた場所でもあったのです。 けど、やっぱりここも趣旨が違う施設だとのこと。 あくまでも 海外の日本理解の基礎となる日本研究を促進し、地域や世界の共通課題に対処するための知的交流を促進します。 って立場の機関だから、現地でどんなカリキュラムで教育がなされているか、とか、日本にある外国人学校がどんな状況かは、調査の対象外のようなのでした。
ただ、係の方が親切にしてくださり、 カウンタの中でいろいろ調べてくださった結果、ここに行ってみては、と薦めてくださいました。
それが、「公益財団法人教科書研究センター附属教科書図書館」 東京ってすごいところですね‥‥、世界の教科書をも資料として集めて、学校教科書の研究をしている機関が、業界団体としてあるのです。 [READ MORE...]
テーマ:宇宙・科学・技術 - ジャンル:学問・文化・芸術
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