韓国語の勉強をしているのですが…… 単調なスキットの練習だけでなく、なんか刺激的なことしてみたいな、と思い、歌詞の翻訳なんてのをやってみた。 選んだ曲は、「琵琶湖周航の歌」ずいぶん昔に、加藤登紀子さんが歌い有名になった滋賀県民の愛唱歌(苦笑)。もとは京大ボート部の歌、なのだけど、そんなのお構いなしに、滋賀県の各町で歌い継がれている曲です。 4年前かな、FM滋賀が仕掛けて世里奈サンて新人歌手がフルスケールバージョン(6番まで)を歌い、初めてその全貌を知ったわけですが、ま今回は、お登紀さんバージョンの4番まで。 結構順調に訳せたんですよ。特に「瑠璃」だの「珊瑚」だの(4番に出てきます)などはほとんど音も同じで、結構メロディーに乗っているかも、とご満悦状態です。 が、二つ訳するのが難しいかったところを。
「珊瑚の宮」 これは竹生島の弁天サンを指しているのですが、”宮”をどう訳したものか。 ここは今でも神仏習合の信仰だし、そんな信仰韓国で理解してもらえるか?(そもそも宮という歌詞自体が正しくないし(苦笑) 直後に「仏の御手に抱かれて」と出てくるから、強引に「寺」と訳した。
そして、題名です。もっとも難しかったのは! 「周航」なんて風習、琵琶湖のボート部だけだろうし、「周航」の言葉だけだと到底漕艇用のボートを使っているとは思って貰えなさそう。そこで「(ボートを)漕いで」の言葉を入れると、琵琶湖(Biwaho、となる)がなんだかボートの名前「ピワ号(これもBiwaho、となる)」みたいになってしまう(爆) だから今のところの仮訳は、すごく回りくどい 「琵琶湖を巡る若人達」 これでは、風情が出ない(涙) 難しいものですね。 ちなみに、5番以降は、お濠や矢の根(5番)だの「西国十番 長命寺」(6番)だのが出てきて、もっと背景を説明するのが大変そう、ここでひとまず挫折です(苦笑)
テーマ:語学の勉強 - ジャンル:学問・文化・芸術
|