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ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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大学ラグビー2回戦(@名古屋瑞穂球技場)
大学ラグビーの選手権大会2回戦が、名古屋の瑞穂球技場であったのを見に行った。
勝ち上がって来られたなら、もちろん中京地区の大学がこの試合に出てくるはず……なのだが、関西5位の立命館大にまたも阻まれて選手権にも出ていない。
関西圏の大学を出て、しかも自分が在学中、母校(一芸入試のおかげ。本来は弱小公立校です)が関西1部リーグで試合していたのもあって、未だに関西勢の動向が気になるわけでして。

が、ここ10年年々関東勢との差が開いていっているような、そんな気がします。
ひとつには、関西での強豪チームが入れ替わりつつあるという過渡期なのも、関係するのでしょうか。


【第一試合】
関学大29(7,22)-(31、31)62明治大
この試合は、後半からしか見れなかった。
後半の早い時間帯で、モールで持ち込んでのトライなど2トライを挙げ、反撃できるかと思わせた。実際フォワード戦は支配できていて、得点は全てスクラム、モールからの展開であった。しかし、31分そのスクラム戦からの関学の展開を封じて、明治が6本目のトライを挙げた。このあたりで勝負あり。関西リーグでかなり圧倒的な強さを誇る関学にして……。

無風だったとはいえ、深い角度からのプレースキックをも悉く決めた、明治#10の田村選手の殊勲大。
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テーマ:大学ラグビー - ジャンル:スポーツ

こんぱくと・すとらくちゃあ
先々月、近江八幡市内でのヴォーリズ展に行ったときのこと。

建物も沢山公開されていたのだけど、私の印象に残ったのは、作りつけの家具だった。とりわけ、
自宅(通称「ヴォーリズ邸」)玄関の、普通なら靴箱がある位置に作りつけの長椅子
アンドリュース会館(旧YMCA会館)内の彼の書斎にある暖炉端の椅子……これも、壁に作りつけになっている。

それらの椅子は、腰掛けまでの高さが50cm程度、椅子の幅も1mあるかなしかだ。
そして、玄関の椅子の足元には靴箱が、書斎の椅子の頭上には本棚(1段)がしつらえてあって、コンパクトに整理できる構成になっている。
もともと、ヴォーリズさんが小柄だったせいもあるのだろう。そんな小物に、生活感が今なお残っていて、彼らしい味わいを感じた。

面白いことに、建築の専門家の方たちの間でも、彼の建築がコンパクトであることが指摘されている。一番判りやすいのは、「天井の高さ」。たしかに昭和初期に至るまで、洋風建築は天井をかなり高く取っている。特に公共建築で顕著ですね。東京駅の丸の内側が良い例だろう。(また、古い大学を出た方だったら「旧館」の天井の高さに驚いた経験をお持ちの人が多いのでは?昭和初期築の私の母校の1号館も、1階の天井までの高さは3.5mくらいあった……)
が、彼の事務所が設計した建築物では、ヒューマンスケールに合わせた大きさにしてある、といわれている。典型例は、先ほど挙げたアンドリュース会館でしょうか。たぶん天井までの高さは2.5mを切っていると思う。

起きて半畳、寝て一畳
とまではいいませんが、空間をコンパクトに仕上げる
そんな姿勢で、小さな幸せ、てのを目指すのもよろしいかと。

2009年聖夜、静かに更けていってます。

関連記事「九尺二間」(滋賀県立美術館の「ヴォーリズ展」レポート)

テーマ:**暮らしを楽しむ** - ジャンル:ライフ

少額投資非課税措置
昨日、税制大綱が発表になって、証券税制についても述べられていました。

(1)2011年度までは、税率の引き下げ(本則20%を10%)
(2)2012年度からは、少額投資非課税措置を導入

(2)の措置というのが、なんだかヤヤコシイことを決めてます。
私の理解が間違っていましたら、指摘下さると幸い。

まず、証券を取り扱う会社に非課税口座を作ることができ、その非課税口座には100万円までの元本を入れることができる。非課税口座内で行う株・ETFの取引と、口座に置かれたそれらの証券からの配当には、税金がかからない。……そんな措置が10年継続する。
そして、(ここから私には、訳がわからなくなるのだが)
非課税口座は、一つの証券会社に1つしか開けないのだけど(当たり前なことを書いているが)
2012~2014年の3年間、年に1箇所ずつ証券会社を変えて非課税口座を作ってよい、となっている。つまり、3つの会社にまたがっていいと覚悟を決めれば、計300万円の元本で取引する証券には、税金がかからなくて済む、ということになる。
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テーマ:お金の知識 - ジャンル:政治・経済

「国家行動論」(長谷川如是閑著)ノート1
アングロサクソン系の自由主義を、日本人としてどう解釈して社会に当てはめていくか
リバタリアンとしては、現実的にかなり悩むところなのです、正直な話。
学者さんや評論家さんなら、「アメリカでは」「イギリスでは」と外国での思想展開や運動を紹介するだけで、商売になるでしょう(実際、それらは意味のある大きな仕事です)。
が私のような在野の人間が、今ある社会とどう向き合うかを考える材料にするには、なかなか役に立つ知見へつながらない。

この前、国会図書館の関西館へ磨崖仏関係の資料を検索にいったとき、
ふと思いたつことがあって、英米法に関する古い著作を検索して見て、偶然見付けたのが、この本でした。

長谷川如是閑、戦前の大ジャーナリストとして名前だけは結構知られていますが、今彼の著作を読むのは、かなり難しいですね。
国会図書館でその本を見付けたものの、1970年の出版。またお堅そうな出版社からのハードカバー本なので、他の公立図書館で見付けるのも困難そう。

ご存知の通り国会図書館は、閲覧と、本の複写(全ページ数の半分までという制限あり)しか許してもらえません。
ということで、一部抜粋して複写して帰ってきたという次第……なので、書評とまでは行きませんが、ちょっと紹介します。

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テーマ:国家論・憲法総論 - ジャンル:政治・経済

風船の中味は、空気である
片や、小泉構造改革を推し進めた、竹中平蔵サン
対するは、コンクリートから人へ、を推進しようとする、菅直人サン
この2人が、「成長戦略」を巡り話し合ったという。

不思議と二人に共通することは、
日本を経済成長させるのは、政府の務め
そのために税金(菅)/法権威(竹中)を使うぞ!
と当然視していること。

経済成長が本当の目的なのか、
特に今の日本社会において、経済世界のフロントラインを広げることが、
国民の幸せにつながるのか?

大きな勘違いに陥っていて、
そのために、橋本行革以降、時間とカネとを空費してしまったのでないだろうか。

規模を追い求める、膨張させ続けるのには、エネルギーが必要。
けれど、今は、そちらにエネルギーを消耗させたくない人が増えている、
漠然といえば、そこに、ミスマッチがあるのでないか?

構造改革の例でいえば、
タクシーの規制緩和を、単なる「増車」(開業の自由を緩和)だけで終えてしまったことに象徴と感じる。
なるほど、そうすれば、タクシーの車の数(来る頻度)という規模は増大する。
が、それがニーズに合っているかがお構いなしだった。
なぜって?
タクシーは多くの場合「1人で乗る」ものなのに、
「中型セダンを使うこと」という規制で、不思議なオーバースペック状態を固定化しているでしょ?
つまり、
サービスの価値、コストパフォーマンス(対エネルギーの効率も評価軸としてふさわしいだろう)で、
イノベーションを起こそうとしないから。
……GDPを増やすか増やさないか、
そんなところには、お金を「高いパフォーマンスで使えているか」を評価する尺度は、残念ながらないのである。

テーマ:経済 - ジャンル:政治・経済