金環食の開始まで、あと約12時間。
木漏れ日のピンホール効果での、リング撮影のロケハンを、晴れ間をぬって終え
直視観察用の日食メガネに光もれがないかも先ほど終えた。
金環食の中心線に近い三重県の北勢地方で、その日を迎えるのは、 本当に何かの縁としか言いようがない。
あれは4歳くらいだったろうか。 兄用に買って自宅にあった、小学館の子供向けの図鑑シリーズ「天文と気象の図鑑」を母親と見ていたとき、
金環食の帯が、自宅(滋賀県の大津市)を通っていないのにがっかりしたのを覚えている 母親が、私を、たしなめるというか、慰めるというか、ともかく複雑な口調で 「お前がお父さんくらいの年齢になってからのことなんやから。見に行こう思うたら、仕事さえ休み取れば、いくらでも行けるところであるやん。ほら、隣の三重を通ってるえ」 と言ったのを、妙に覚えている。
それから40年弱。 この時をどれほど待っていたことか!!
‥‥と個人的なことはともかくとして。
注意項目を、繰り返しておこう。 [READ MORE...]
テーマ:金環食・皆既食 - ジャンル:学問・文化・芸術
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