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ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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デビュー
40歳を目前にして、ついにデビューしてしまいました。
何にって、胃部のレントゲン撮影。会社の健診で撮ってもらったのですが、あれは何なのですか!
バリウムはたかが知れてます、舌触りが気色悪いけど。問題はその前に飲む発泡剤です!あの胃が膨れるような(実際膨らませているんだけど)違和感は何?そして、係の人曰く、
ゲップを我慢して!

我慢っ てさ。
これだけ医療・検査技術が革新していく中で、我慢という言葉がまだ死語になっていないとは、信じられません(爆)

とどめは、下剤。
以降午後の勤務の間に、”大”のトイレに向かうこと4回。
なんだかな、という一日でした。

テーマ:はぁ・・・・( ´Д`)=3 - ジャンル:日記

時代の終わりとすら感じる
私が韓国に滞在していた8日間のうち、6日間までTVニュースのトップを占拠していた、ノムヒョン元大統領の不正資金「事件」の捜査。
まったく異様な報道のされかたで、
第二の都市Incheonで市長選があろうが、新種インフルエンザの患者が国内で発生しようが、プロバスケットリーグで第七戦までおよぶ激闘の末チャンピオンチームが決まろうが、日本のプロ野球(スワローズ)に行っている韓国人選手が自責点0でセーブポイントを重ねようが(え?最後の2つは大ニュースでない?)、そんなこと意に介さず、トップニュースで報じ続けられていた。
いちばん呆れたのは、取り調べ当日で、
彼をKimhae(住んでいるところ)からSeoul市内へ送るバスを、報道機関のヘリがずーと追跡して中継していたという事実(苦笑)……ちょうどこの日、私はSeoulからJincheonへの市外バスで高速1号線(Gyeongbu線)を南下しているときに、この騒動とすれ違い、上空をこのヘリが爆音を轟かせていてびっくりしたのが印象に残っている。
私は、センセーショナルな報道を好まないので、新聞は良くも悪くも穏健派の中央日報を読むようにしているのだけど※、この新聞ですら、どことなく、「自業自得だ。ざまあみろ」的な論調が、取り調べ当時にはあった(とすると、朝鮮日報や東亜日報は、どんな報道していたのだろう……考えるだけで憂鬱になる)

※と書くと、中央日報関係者の皆さんから怒られるだろうか。けれど、政治路線で対立するはずのノ・ムヒョン大統領(当時)がマスコミ批判して「正しく報道しない報道機関には意味がない。廃刊しろ」といった時(驚)に、中央日報の名前が挙がらなかった。以下に述べるように、既存マスコミを敵視した彼すら一目を置かざるを得ない立派な良識的報道機関だった、とも言えると、私は思っている。

そう、彼は、政治的な野党と戦う前に、既存マスコミと大戦争をはじめてしまっていたのだ。それも、気まぐれなマスコミ批判ではなく、マスコミが彼の目指す参与的民主制(とでもいうのだろうか)を妨げているという、信念に満ちたマスコミ敵視だった。
だから、彼のことを思うとき、
日本のネット界でのマスコミ敵視や、小泉サンの第一次内閣当時の雰囲気といったものと、同時代的な「同じ雰囲気」を感じてしまうのだ。
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テーマ:韓国について - ジャンル:政治・経済

深大寺探訪-試練の磨崖仏
西郷(KAZU)さんの呼びかけで、調布市の深大寺を彼の仲間の方達と訪れました。
みうらじゅん的なノリで仏像を語る方が一行におられて、私がいとうせいこう役をやってみたり(くわしくは見仏記シリーズを参照ください)愉快なひとときでした。
とりわけ、元三大師のお札のデザインとしても有名な「角大師」の稚拙な石像を見ながら、「ウサギのような宇宙人」とか「耳の曲がり具合はウサギ以外の何者でもない」とか「腹筋が割れてる。鍛えてるんだな~」とか、
仏像を見ながらこれだけ奔放なこと言えたのは、はじめてでした(苦笑)

白鳳時代の釈迦如来倚像(銅製)が宝物として収蔵してあるのには、私もちょっと興奮。つい2週間前に韓国のBeobju寺で同じ格好の磨崖如来像を見てきたばかり、同時代性をやはり意識しないでいられなかったもので。

そして、岩面仏の研究家としてはかなり困ったものも見つけました。
磨崖仏判定諮問委員会てなものがあったら、見解をもとめて諮問をお願いしたいほど判断に困る仏像が、境内にあったのです。
延命観音。現地には、なんの立て札もなく、石窟の中にある、高さ1.5mくらいの岩の表面に水月観音が線刻されてあるのです。岩の大きさといい彫られ方といい、磨崖仏といったんは分類しました。……そう、晴れて、東京都下唯一の磨崖仏が見つかった、と思ったはずでした。
私が苦心しながら鉄格子越しに写真など撮っているうちに、皆さんは先に行かれたのですがなんのその、悠然と取材を終えて、余は満足ぢゃ、となっておったのです。
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テーマ:東京・多摩地域 - ジャンル:地域情報

NHK技研公開
午前中の1時間余り、NHKの技研公開を見学。
地上波デジタルの準備が整いつつある今、
スーパーハイビジョンの採用が、NHKの次のターゲットということだろう。
すくなくとも3件の技術展示で、技術を実用化するタイミングを、スーパーハイビジョンとともに、と言っておられた。
テレビ放送のフレーム周波数(1秒間のコマ数)すらも、現状から変更する(数倍にする)予定もあるらしく、その基礎研究も地道に行われていた。
……純然な技術者の目として、これは結構な大革命になるはず、と感じます。

もっとも目を惹いたのは、パナソニック社との共同研究でつくっているという、103型プラズマディスプレイ(スーパハイビジョン対応)。画素ごとに掛けるべき信号電圧を補正していたりかなり気を遣ったいいモニタだと思ったのですが、何にも増してびっくりしたこと。
「家庭用」と用途を謳っていることです!
横幅2m縦1.8mにもなる大きな”テレビ”を置ける家に住んでみたい!
それ以前の問題として、100V10Aは確実に越える消費電流(電力)が一般家庭で許されるのか、
さすが大企業のNHKとパナソニック、大胆なマーケティングをしてはります。
もっとも……、家電業界っていまだに大きいことはいいことだ、的な価値観がありますので、売れないと断言はできませんけど……。

テーマ:ココが肝でしょ☆ - ジャンル:ビジネス

岡本太郎の壁画
渋谷駅の井の頭線乗り場に向かう渡り廊下に、
題名も掲げず、岡本太郎の壁画が飾ってある。
メキシコ市内の壁画群に加わって飾られるはずだった巨大壁画だ。

太い炎が、火柱として立つ。
その曲線の曲率にひとつとして同じものがない。
ゆらめき、枝分かれし、合流し
画面端に行き着く時には、あやかしく舌を出す顔となる。
火に焦がされ悶える人々
身がはじけ、骨まで焦がされるひと

しかし、炎の沸き立つ元は、あくまで中央の人になっている。

このようなしっかりした絵に、題名がいまさら必要だろうか。

あの日、あの場所で、新型爆弾が炸裂したのではない。
人が、炸裂させられたのだ。

20世紀日本での最大のヒューマニスト、岡本太郎は
はっきりそう見抜いていたのだ。

テーマ:人生=ART だ! - ジャンル:学問・文化・芸術