滋賀県立美術館の「ヴォーリズ展」に行ってきました。 かれこれ20年ぶりくらいの訪問、前は、三橋節子さんの展覧会でしたが、その三橋さんの作品は今や、全て県内の別な美術館へ移っていて、長い時間が経ったんだな、と知り、シミジミ。
13時からのボランティアの方の展示解説について歩きました。 スケッチ、設計図、神戸女学院や関学の建物の当初の建物についてはモデルまで作ってあり、ヴォーリズ事務所の仕事の1/3くらいは見られるようになっていたと思います。 特に感心したのは、設計図。 墨入れの前に、一度修正した跡が残っていたりする、製図者の息づかいも感じられたし、注意深く見ると、全ての建物で床材が「OAK」と指定してあるのにも興味を持ちました。(日本全国で必ずしも手に入りやすい材木でもなかろうに)
ところで、今回の収穫としては、彼が別荘のコンセプトに使ったこの言葉。ナカナカに味があります。 「九尺二間」 [READ MORE...]
テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術
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