日曜日の23時台、半分寝ぼけながらNHKラジオを聞いていたら、 舞台劇「夕鶴」のラジオドラマ版が流れた。
よひょう役に宇野重吉サン、つう役に山本安英サンという配役も、 音楽を團伊玖磨サンが担当しておられるのも、 さらには、セリフもほぼオリジナルの形で収録されていてました(私が覚えている限りですが)。
若い頃演劇鑑賞団体にいた私にとっては、 目が覚める思いで、また感慨深かったです。 前説によれば、初演の舞台の前に、NHK大阪で収録されたとのこと。 こういうものが残っているあたりが、NHKの底知れなさですね。
詳細について、 「放送済み「ラジオ深夜便」 曲目・演目リスト」さんのサイトより引用させて頂きます。
2009, 1/25日 23時台~1/26月 1時台 ラジオ深夜便MIDNIGHT Jan 25 23:00 to 26 1:59, 2009 JST
23 ラジオドラマ・アーカイブス 昭和24年5月6日 NHK大阪より製作・放送 「夕鶴」 【作】木下順二 【作曲・指揮】團伊玖磨(だん・いくま) 【演出】おかくら・しろう 【出演】つう:山本安英(やまもと・やすえ)、よひょう:宇野重吉(うの・じゅうきち)、 【出演】そうど:清水正男、うんづ:加藤嘉(かとう・よし)
・舞台に先駆けて舞台と全く同じ脚本で演じられたラジオドラマだそうです。60年以上前の作品ですが、今聞いても楽しめました。(小生)
私の覚えている、舞台での夕鶴に比べ、ややテンポが速く、そしてなにより、宇野重吉サンの声が若い(あたりまえだ)。そして、できたてというせいもあってでしょう、セリフを発する声音などに情感がたっぷり含まれていて、ビビッドだったのが印象に残りました。 [READ MORE...]
テーマ:NHK - ジャンル:テレビ・ラジオ
|