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ほしあかりをさがせ
山登り・サイクリング・星見・石仏探し 本命は何なのか、出たとこ勝負で行ってみましょう
プロフィール

デルタ

Author:デルタ
四十才代、三重北勢在住の技術者です。ちょっとだけ営業マンもしてました。
ネット上では、磨崖仏の研究家としてごく一部の人から認知されてる(らしい)。磨崖仏・星見・歴史小説創作については、本館のHPを見て下され。

他の任務:東洋的リバアタリアニズムの確立。
       日本まんなか共和国 勝手に観光大使

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ユニバーサルデザインについて
私には、てんかんの症状がないけれど、
慢性的な神経・精神系の症状と付き合っていかねばならない身としては、
祇園での交通事故については、いろいろ考えてしまう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120412-00000076-jij-soci

障碍者を、「障害」を理由に、その過剰に行動を制約すると、
締め出される側も締め出す側も、可能性を封じてしまい、損をする。

たしかに、障碍がある以上、できないことはたくさんある。
けれど、見方をかえれば、ヒトのでることには、かならず限界があり、
かつ今産業界で求められている仕事の大半は、ヒトの生物的な限界を超えた能力を求められる。

たとえば
倉庫番をする人を雇うときに、重量物を動かすのだから100㎏の荷物を担げなければならない、という求人を出したのでは、雇える人が限られ、十分な人数を集められないだろう。

この倉庫番の例でいえば、人の「非力さ」をカバーするために、構内用の電動フォークリフトが開発され職場に用意されるわけである。
結果、誰でもとまではいかなくても、その職場に入れる資格がある人が、格段に増える。

技術、もっといえば文明というのは、このようにして人のできないことを、ふつうにできるようにするためにも使える。

この事故などの場合も、本来は、街中のお客先回りをするのに必要な移動装置があればよかったのであって、
何も時速120kmも出るような手動の移動手段を使う必然はない。
(だいいち、そんなスピードを出せるような環境でない)

それぞれの人の非力を適切に補い、過不足のない能力を付加する
‥‥そういう、セミオーダ型の「力づけ(エンパワーメント)」に技術が使うのも、イノベーションのひとつの方向性である。しかし。今の日本には、この方向のイノベーションが欠けていて、みすみすチャンスを逃しているように見えて仕方がない。

テーマ:このままで、いいのか日本 - ジャンル:政治・経済

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