そら6;2061年、2010年、2001年~宇宙の旅
木星 (著作権表示;Public Domain from Wikipedia)
そら5で昔の人も見たハレー彗星の話を書きましたので、今度は未来のハレー彗星の話。次回見れるのは、2061年、今から50年後。私はほぼ間違いなくこの世のものではなくなっていますが、Blogをご覧頂いている人の中には見られる方もいらっしゃるかと。
そんな2061年のハレー彗星回帰の年、ハレー彗星見学ツアーに出かけて、木星の衛星エウロパに、、、というプロットで書かれた、Arthur Charles Clarkeアーサー・C・クラークの宇宙の旅シリーズの3作目。何よりも2001年宇宙の旅、2010年は映画にもなり有名な作品ですね。現代の想像力を豊かにして書かれた作品で、未来にあるかもしれない、と思わせる作品です。2001年も2010年も、もう実際の歴史では過去になってしまいましたが、夜空を観ていて、いつか私の子孫があのそらに出ていく時代がやってくるかもしれないと考えると、見上げるそらに気持ちは飛翔していきます。恒星系に届くにはまだまだ先でしょう。でも、惑星系なら、、、。
さて2061年の舞台となる木星ですが、2011年の秋・冬から2012年の初めにかけては、宵の空にあって、マイナス3等近い明るさで輝いています。明るくて見つけやすいです。先日も私は子供にあれが木星って星だよ、って話をしていました。三歳になる息子にはまだまだ難しいですね。
寒空ですが、ちょっと木星を見てみませんか?