春を待つ、そのときのなかに春は咲き




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やっぱり、 いちばんさいしょは きみだったね。





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空





凧揚げと黄色いボール




あんなにも、かたくて茶色の芽だったのに


桜のつぼみ


ちょっとずつ、やわらかくなってきた。


 すごいね。

     がんばるんだよ




こどもたち





波






帰りの空





5本指の葉


5本の指を、いっぱいにひろげて

 「 またあした !」





ピンクの花3





たんたん


今日は、相棒も連れてきました。




ピンクの花4







花粉max




どこかで


あのーぅ。。。、どこかでお会いしませんでしたっけ。。。?




青と黄色の花


どこだっていいじゃなーいっ♪



やわもことげたろう


んだ、んだ。




福の吹く風車


                  福の吹く風車




パフェー


見てくれなんて、もうどうだっていいっ

(だって、おいしすぎるんだもんパフェー♪)




ふわにょろとげじろう


んだ、んだ。



おじいちゃん。。


そしてこうなるんじゃよ 






春のふく空





植木鉢







だいすきな、散歩道。



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ひとつ、 ひとつを



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踏み越えて



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 あとすこし、もうすこし。







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あけすぎた、たからばこ



あけすぎまして、
おめでとうございます!!


。。あけすぎました。(笑)でも、
今年初めての、真っ白い1ページ目だから、
やっぱり言いたい、
あけましておめでとうございます。^^

今年もどうぞ、よろしくおねがいいたします。



今年のお正月も、ふるさと岐阜県の郡上八幡で、家族とゆっくりと過ごしてきました。
8つ上のおねえちゃん、6つ上のお兄ちゃん、さらにその子どもたち、
甥っ子姪っ子5人そろって、いっつもおおにぎわいです。
サザエさん家みたいに、外から見たら、揺れてるんじゃないかと思うくらい。(笑)


ほいでも今年は
いっつも朝寝坊1位か2位だったわたしが、家族のなかで1位か2位に起きていたり
こたつに入ってTVを見ているとむずむずしてきて、なんやかんやと動いていたり
お雑煮の味はいつもどおりでも
なんだか今までとは、ちとちがう、味わいのお正月でした。




ある日には、ゲームに飽きた甥っ子①ひっこぬいて、
一緒にお城へのぼってきました。
お山の上にある、郡上城。


ここをのぼるのは、もう20年以上ぶり。
 でした。



のぼるよ、これから



のぼるの




赤い実、りん




野山の陽





けっこう早い段階でひーふー言いながら弱気になって歩いていると
どんぐり発見!!
。。あ、ここにも、 あっこにもっ!!!


なんだかすごくなつかしい感覚になって、自然と拾い出す。
拾い出すと、たのしくなって、もっと集め出す。
でも。。。、帽子をきれいにかぶったのがないぞ?

夢中で探しながら歩く。。。
甥っ子も夢中になって探して、いいやつを見つけると、みせびらかし合いながら、
もっと夢中になり探し、歩く。。、ううん、這う。。。。
きがつけば、スカートのポッケいっぱいに、どんぐりと、はぐれた帽子と、帽子つきどんぐりが、ごーろごろ。(笑)



枯葉の間から、真っ赤でみずみずしい実がにょき。。。っと、しずかに生えているのを見つけて、うれしかったり。


ふむたびカサカサ音ならす木の葉たちの
そのひとつひとつの形は色はまさに、
ていねいにたたんできた季節の足跡。
積み重なった、日めくりカレンダー。
そうしてこうしてあるだけで、今日を今を色づけている。




どんぐりカップル



陽がたまってる






山の向こうに見える泉



上に登るほどに、まるで泉みたいに光り輝く、郡上の川が
木々の向こう その合間から見えてきて
まぶしくてやまなくて
進んでは止まり、進んでは止まり。。。。。。(この時点で甥っ子には遠くおいていかれています。)



気付けば

着いたぜよ、お城!



お城




お城2



水色の空にまっ白が映えて、リンとして、すごくきれいだった。
動かないまま、伝えるものの力。





山の上から





お魚のまち




そして、お魚の町を眺めた。
悲しくなるほど、きれいだった。
シャッターを、必死にきればきるほど、さみしくなる。
届ききらない、届ききらない何かが音を立てるから。

それは「母」への思いに似ていて、
きっとそうなんだろうなって思った。
母って、
わたしを生んでくれたお母さんの、お母さんのお母さんの。。もっともーーーっと、 お母さん。


やさしくきらきらと注ぐ、大きな陽の、母みたいなその元に
このひとつの海のような小さな町を
包み守っていてください、と願った。




山をのぞむ



ためいきを、吐いても吐いてもいっぱいの胸で
ずっと眺める。
山、家々、太陽、ぜんぶがひとつだ。
しきりがなくて、ぜんぶひとつの海のなかみたいで
スノードームの小さなカプセルに入っているみたいで
でもさかさにして振っても、しっかりとこわれないである。

ひとつ、ひとつ、動いているのに、動いていないみたいに。

人々の、日々の営み、自然の、日々の営み、
ぜんぜんけんかしてないみたいだ。
これが一番、うれしいことなんだな、生きていて。
これが一番、自然なかたち。


その営みの一つ一つが、大きな海の小さな泡のきらめきひとつひとつみたいだ。
動いているのに、動いていないみたいなんだ。 だから、
進んでいるのに、永遠みたいに止まってるんだ。





空と海、雲と魚


 ともに魚になって




光




さあ、帰るよ




夕暮れ帰り道





帰り道は、できるだけいろんな形や色の葉っぱや、木の実をひろって歩く。
ポッケって、こんなにひろいんだなぁ



そして、
最後の山の階段を下りながら、
。。あれ?

川の音が、でっかい。。。

ごぉおおおおーーー~~---。。
って。

甥っ子と、「。。。なんかすごい川の音大きくない?!」
「うん、おっきいいっ!」


でも、そんなわけはないんです。
吉田川は、いつものように、おんなじところで、流れているだけなのです。



いつも聞こえているのにいつもは聞こえていなかった音が
今、聞こえているんだなぁって。

山のうえに登って、まちをまるごと、見下ろしたり包まれたり
しただけなのに


とってもね、不思議でした。



吉田川





そして帰って、
拾ったどんぐりや葉っぱや木の実をどしゃーっとテーブルに広げてお父さんに怒られて

それから、今日だけは
お母さんの夕飯づくりのお手伝いもせずに、
ふんふんと、作りました、これ。♪



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どんぐりかぞく。^^
 どんぐりのおうちにて




みなさんにとって、笑顔あふれる一年になりますように。。。






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もうすぐ明けます。



みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今年もあっという間に、一日の沈む陽と同じように、暮れようとしています。


今年は、みなさまにとって、どんな年だったでしょうか。
わたしは、
今年は、とてもよい年になったなぁ。。と今、感じています。

迷い、苦しんだり うなだれたりする時間も多かったけれど
こうなのではないか。。?、ああなのではないか。。?
そう、考えることをやめず、少しずつ、次の行動を新しく変えることができたこと。
いやもっとできたはず、もっと踏ん張れたはず、
そう思うことはキリがないけれど
それでも
ここにある自分は、去年の今の自分とは、「ちと違う」

けして大きくはないけれど、確かにして
「ちと違う」
そう、自分自身に言えることは、とてもしあわせなことなのではないか、なんて思ったりしています。


そして、何よりも
なによりも、健康にこの一年も、まわりのみんなも、過ごさせていただいたこと。
「あっという間」と言える、変わらぬ日常を過ごさせていただいたこと。

感謝をたくさん空へ返して、この一年も閉じようと思います。


ここへ遊びに来てくださったみなさま、
また音楽に耳を傾けてくださったみなさま、
本当に、ありがとうございました。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。^^



あ、写真は、「ドリーム網~空まで届け、朝顔たちよ!~」実現した日の、8月終わりのある朝です。
「季節はずれで賞」ノミネート中です♪(笑)



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みなさまにとって、
新しく差し昇る一年の光が
やさしく、あたたかなものでありますよう。。


2016年12月31日

33.999999....歳の、
まりこうた


「ちぎれん雲」 名古屋上映会を終えて



12月10日、名古屋にて。
春より音楽の制作にあたらせていただいていた「ちぎれん雲」の上映会がありました。


この日は2回上映。
ありがたいことに、1回目はお客さんがいっぱいになって、わたしたち関係者の座れる席はもうなくなってしまったので
カーテン越しの外からそっと、映画の音とお客さんの息とに耳を澄ませていました。

映画も終わりに近づく頃、カーテン向こうのすぐそばから、鼻をすすり泣く声が聞こえてきて
うれしくて思わず、となりにいらっしゃった主題歌の岸本丈夫さんに
「。。泣いてる、お客さん、ないてますっ!!」と、はちきれそうなヒソヒソ声で伝えると
「。。自分もやん!」と言われ、気付けばわたしもタンクいっぱい。(笑)


2回目の上映は、一番前で観させてもらいました。
心を落ち着けて、はじめて、観客席から、この映画をみさせていただいたとき
あらためて、
この映画の一部になれたこと、音としてこの映画の鼓動のひとつに波うてたことを
こころから、しあわせだと感じました。


この映画の美しさであり、ぬくもりであり。。
そういうものが、作っている時間を隔てた長いトンネルの向こうから、どんどん届いては降り重なっていって
ただ一人のここにいる観客として、涙がこぼれていました。




お客さんを見送ったあとは、ほんのひとときの打ち上げ会。
主演の吉田勝二さんと、奥本はじめ監督。


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ふたりのツーショットは、眺めているだけで、
やさしい雲に覆い包まれ、満たされてゆくような思いでした。

だって、「あぁ。。。まさに、この空気だよな、この雲だよな。。。」って
今まで音という手を伸ばし伸ばし画面の向こうにしかなかった、それはまさに「ちぎれん雲」という、ただひとつの雲のなか、なのでした。
ただひとつの、やわらかさと熱をもった雲。


吉田さんは、ほんとうは俳優ではなく、
彼もまた、ひとりの映画監督なのでした。
とうぜん演技など、それまで一度もされたことはなかったそうです。
それでも奥本監督は、たくさんの応募とオーディションに集められた俳優さんたちのなかのだれにも、見出すことのなかった「知一郎」を
吉田さんのなかにこそ見出し、オファーをされたという経緯があったのです。
そこにあった奥本さんの覚悟というのはまた、相当なものであり
それに応えた吉田さんの覚悟というのもまた、相当なものだったそうです。


そして目の前の吉田さんは、まさに、知一郎そのものでした。
だから余計に、そこに一緒に居られることが、ただただうれしく、また不思議な気持ちでいっぱいで。。


家族が、家族になってゆく
その時間軸とともに
知一郎が、知一郎になってゆく
そんな空の移り変わりも、ぜひこの映画のなかで味わっていただきたい色です。



そして。
この、奈良のお地蔵さんみたいな奥本さんの笑顔が好きです。
この映画と結ばせてくださったこと、そしていつも新しい出会いをくださったこと、
心より、感謝しています。



いろいろと書いてしまいました。
でもなによりも伝えたいことは
まだこの映画に出会っていない人に、一人でもたくさん、出会っていただきたいということです。

新しい年が明けたら、1月は東京と大阪です。
心より、お願いもうしあげます。


東京 2017年1月20日(金)
   シネマボカン(BARガリガリ)にて
   (東京都世田谷区代沢2-45-9飛田ビルB1F)
   開場:19:00


大阪 2017年1月29日(日)
   高麗橋BLACK BOXにて
   (大阪市中央区高麗橋3-1-8カルボ高麗橋ビル1F)
   開場:10:30 13:30 (2回上映)


 「ちぎれん雲」上映会 予約フォーム






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こぶたのポインセチア




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こぶたのポインセチア。


小学生のころ、やっぱり本が苦手だったけど、この本は大好きで、何度も、何度も、借りて読んで抱っこしていました。

ポインセチア、っていう名前からか、クリスマスになると、ときどきこの本のことを思い出したり出さなかったりしていたけど
最近、どうしても、この手にもう一度ほしくなって
本屋さんを探しました。
小さな本屋さんにも、大きな本屋さんにもなくて、
もう増版されていなかったので、アマゾンで、少し高かったけど、中古で買いました。


今日、届きました。
包みを目にしたら、違う本かと思って、びっくりしました。
だって、あんまりに小さいんですもん!
あわてて手にして、袋をあけて、
表紙をみたら。。。。
「うん、これだ。」
じわっときて、そうわかりました。
わたしの手がどんなに小さかったか、わたしがどんなに大きくなったのか、
途方もないような気持ちになりました。

わたしはわたしを一度も離れたことはないはずなのに、
成長、っていうのは、まるで全然ちがう景色のなかの道路をひとり走っていっているみたいなものなんだなぁと
ポカンと、どことなく寂しい音がしました。

そうっと開けて、
そうっと開けて、読んでみました。

変わったのは、手や体の大きさだけじゃなかった。
瞳の大きさ、ピントの合わせ方だったり、
レンズそのものが、こんなにもちがっているんだなぁ。。。と、
めくるたびに貫き感じました。
おんなじものだ、と分かるのだけど、
まるで違うものに映るんです。
挿し絵の色合いや、動き、空気。
たぶん、そこに聞こえていた音も。


取り戻せないのかなぁ。。。と思ったりしながら、読んでいると
このポインセチアっていう子ぶたは、
なんだかわたしに似ているなぁと思いました。
それも、かなり。
怒ったときのすねかたや、さみしいときの背中の丸めかた。
夢中になったときの、鼻のひくひく上向き加減。(笑)

そんなのに笑ったり、不思議な気持ちになったりしながら読んでいったら
物語の途中、涙がぽろぽろこぼれてきました。
あれ。。。こんな大号泣するような話だったかな。。。


覚えていたのは、もちろん絵本全体のあたたかな空気があるけれど
とくに強く残っていたのは
ある1ページの、挿し絵のなかの
ひとつの景色。
小さな出窓に、すっぽりとおさまる小さな赤いソファ、そこに小さくいっぱいに、光がこもれているなかに
ポインセチアが、ぽとりと本を読んでいるところ。
一人分の、充満した、黄色い光をめいっぱい、一人占めしてうれしそうなポインセチア。


その光を嗅いでいると、どんどん、そのときと同じ空気が、色が、音が
絵本のなかにひろがってゆくようでした。

きっとまったくおんなじに、取り戻すことは出来ないけれど、
きっとわたしの知らないところで、ちがう景色のなかに貫かれた一本の道路みたいに
なにかが繋がりつづけて、いま、
ここにあるんだなぁと分かって
寂しいよりも、うんと、
心強いような、あたたかな気持ちになりました。
ポインセチアはわたしになって、ずっと一緒に生きてきたんだなぁ。。って。







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まりこうた

Author:まりこうた

曲を作っています。
おもに曲を作って生きてます。

シンガーソングライターです。

それから、詩を書いて
写真をとります。


命あるかぎり、表現することをしたいです。



なつかしいにおいのする音が
好きです。


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どきどきしながら生きている人、
たくさんお話してみたいな
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おんなのこにゃ。
しっぽはないのにゃけど、これはひみつにゃ。
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