あけすぎまして、
おめでとうございます!!
。。あけすぎました。(笑)でも、
今年初めての、真っ白い1ページ目だから、
やっぱり言いたい、
あけましておめでとうございます。^^
今年もどうぞ、よろしくおねがいいたします。
今年のお正月も、ふるさと岐阜県の郡上八幡で、家族とゆっくりと過ごしてきました。
8つ上のおねえちゃん、6つ上のお兄ちゃん、さらにその子どもたち、
甥っ子姪っ子5人そろって、いっつもおおにぎわいです。
サザエさん家みたいに、外から見たら、揺れてるんじゃないかと思うくらい。(笑)
ほいでも今年は
いっつも朝寝坊1位か2位だったわたしが、家族のなかで1位か2位に起きていたり
こたつに入ってTVを見ているとむずむずしてきて、なんやかんやと動いていたり
お雑煮の味はいつもどおりでも
なんだか今までとは、ちとちがう、味わいのお正月でした。
ある日には、ゲームに飽きた甥っ子①ひっこぬいて、
一緒にお城へのぼってきました。
お山の上にある、郡上城。
ここをのぼるのは、もう20年以上ぶり。
でした。
けっこう早い段階でひーふー言いながら弱気になって歩いていると
どんぐり発見!!
。。あ、ここにも、 あっこにもっ!!!
なんだかすごくなつかしい感覚になって、自然と拾い出す。
拾い出すと、たのしくなって、もっと集め出す。
でも。。。、帽子をきれいにかぶったのがないぞ?
夢中で探しながら歩く。。。
甥っ子も夢中になって探して、いいやつを見つけると、みせびらかし合いながら、
もっと夢中になり探し、歩く。。、ううん、這う。。。。
きがつけば、スカートのポッケいっぱいに、どんぐりと、はぐれた帽子と、帽子つきどんぐりが、ごーろごろ。(笑)
枯葉の間から、真っ赤でみずみずしい実がにょき。。。っと、しずかに生えているのを見つけて、うれしかったり。
ふむたびカサカサ音ならす木の葉たちの
そのひとつひとつの形は色はまさに、
ていねいにたたんできた季節の足跡。
積み重なった、日めくりカレンダー。
そうしてこうしてあるだけで、今日を今を色づけている。
上に登るほどに、まるで泉みたいに光り輝く、郡上の川が
木々の向こう その合間から見えてきて
まぶしくてやまなくて
進んでは止まり、進んでは止まり。。。。。。(この時点で甥っ子には遠くおいていかれています。)
気付けば
着いたぜよ、お城!
水色の空にまっ白が映えて、リンとして、すごくきれいだった。
動かないまま、伝えるものの力。
そして、お魚の町を眺めた。
悲しくなるほど、きれいだった。
シャッターを、必死にきればきるほど、さみしくなる。
届ききらない、届ききらない何かが音を立てるから。
それは「母」への思いに似ていて、
きっとそうなんだろうなって思った。
母って、
わたしを生んでくれたお母さんの、お母さんのお母さんの。。もっともーーーっと、 お母さん。
やさしくきらきらと注ぐ、大きな陽の、母みたいなその元に
このひとつの海のような小さな町を
包み守っていてください、と願った。
ためいきを、吐いても吐いてもいっぱいの胸で
ずっと眺める。
山、家々、太陽、ぜんぶがひとつだ。
しきりがなくて、ぜんぶひとつの海のなかみたいで
スノードームの小さなカプセルに入っているみたいで
でもさかさにして振っても、しっかりとこわれないである。
ひとつ、ひとつ、動いているのに、動いていないみたいに。
人々の、日々の営み、自然の、日々の営み、
ぜんぜんけんかしてないみたいだ。
これが一番、うれしいことなんだな、生きていて。
これが一番、自然なかたち。
その営みの一つ一つが、大きな海の小さな泡のきらめきひとつひとつみたいだ。
動いているのに、動いていないみたいなんだ。 だから、
進んでいるのに、永遠みたいに止まってるんだ。
ともに魚になって
さあ、帰るよ
帰り道は、できるだけいろんな形や色の葉っぱや、木の実をひろって歩く。
ポッケって、こんなにひろいんだなぁ
そして、
最後の山の階段を下りながら、
。。あれ?
川の音が、でっかい。。。
ごぉおおおおーーー~~---。。
って。
甥っ子と、「。。。なんかすごい川の音大きくない?!」
「うん、おっきいいっ!」
でも、そんなわけはないんです。
吉田川は、いつものように、おんなじところで、流れているだけなのです。
いつも聞こえているのにいつもは聞こえていなかった音が
今、聞こえているんだなぁって。
山のうえに登って、まちをまるごと、見下ろしたり包まれたり
しただけなのに
とってもね、不思議でした。
そして帰って、
拾ったどんぐりや葉っぱや木の実をどしゃーっとテーブルに広げてお父さんに怒られて
それから、今日だけは
お母さんの夕飯づくりのお手伝いもせずに、
ふんふんと、作りました、これ。♪
どんぐりかぞく。^^
どんぐりのおうちにて
みなさんにとって、笑顔あふれる一年になりますように。。。
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