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忘年会/やりたい放題な食事会 (^^ゞ

恒例の“あちき(隊長)”の贅を尽くしたやりたい放題な手料理による忘年会を昨日、無事に終えることができました (^^)v

ご参加頂きました皆さま、ありがとうございました。

料理を最後まで楽しんで頂きたく、お腹の空きスペースの調整にと、毎度おなじみ今回の「お品書き」 (^^)/

お品書き20191123食事会
※.当店は食事処ではなく、ダイビングサービスです (笑)

さて、生マグロ尽くしと凝りだした一年、とにかく生をと年内最後の食事会は、地産地消と愛媛県産:伊達マグロの生ブロックをお取り寄せ (^^ゞ

伊達マグロ_生

生マグロの大トロは炙り、中トロは大根おろしや柚子胡椒、赤身は漬け、他にサーモンの炙りや寒ブリと、江戸っ子の“あちき(隊長)”ならではの赤酢の握りに!

赤酢の握り寿司

そして、「贅沢に食べ尽くしや!」と生マグロの刺身の大皿盛り (^^ゞ

刺身盛り

付け合わせに、干し柿の砧巻きに贅沢にも福岡県産の甘柿:秋玉をすり下ろしたり、帆立と蟹の大根サラダと旬な食材を惜しげもなく使ったり、

付け合わせ3種

気になる食材「ワサビーズ」や糖度47度しっとりと口の中でとろける熟成蔵出しの焼き芋をお取り寄せと (^^)/

熟成焼き芋
大学芋

もちろん定番メニュー、最近なかなか手に入り辛くなってきた但馬牛のテールを使用したテールスープの肉うどんを始め、

牛テールスープ

希少な島豚の炙り角にバルサミコ酢を加えた生クリームソースがけ、

炙り角煮

食べた人を虜にしていくリクエスト一番多き「クレープシュゼット」と、たくさんの“あちき(隊長)”の「おもてなし手料理」を召し上がって頂きまして、少し早めではありますが今年の忘年会を無事に終えることが出来ました。

クレープシュゼット

さて『潜りの柑橘屋』、未だまだ多くのダイビングのご予約を頂いておりますが、明日より柑橘収穫へと山仕事・選果の日々と海仕事がサブとなり、山仕事がメインと切り替わります (^^)/

1泊2日:みかん狩りと言う名の収穫手伝い&ダイビングのご予約をお待ちしております (笑)

柑橘山

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テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

海洋投棄された廃タイヤ排除の奉仕活動!

副題:廃タイヤの人工漁礁は海洋環境に悪影響

廃タイヤの海洋投棄は、重金属が溶けだす有害な汚染源であり、劣化するにつれて温室効果ガスを発生させて気候変動の要因の一つとして、海外発表された環境問題の論文「PLOS ONE」においても問題視されております。

既にアメリカやフランス等は、この「廃タイヤの人工漁礁の排除」へ向けて積極的に取り組みを行うが、日本は未だ世界的に見ても環境活動に取り組む姿勢は低く、ほとんどこの問題は認知されておりません。

止まらぬ温暖化、海水温の上昇による台風の大型化・豪雨災害等、気候変動問題が深刻化する中、私たちの地元:八幡浜においても、この廃タイヤの海洋投棄の問題は起きております。

廃タイヤ回収活動_海底_01
(写真は、八幡浜の海底にて撮影)

私たち「海底ゴミ海岸漂着物等対策協議会」は、この問題に対して先日(21.NOV.2019)取り組みを行って参りました。

廃タイヤ回収活動_海底作業

私たちの活動を通して、廃タイヤの海洋投棄は悪影響をもたらすことの認知と排除へ向けた意識啓発へと繋がって頂けたらと願っております。

廃タイヤ回収活動_海底_02

廃タイヤ回収活動_海底_03

廃タイヤ回収活動_海底_04
(写真は、全て八幡浜の海底にて撮影。水中写真上は、廃タイヤが重なっておりますが、これは私たちダイバーが作業し易いようにまとめたからであって、実際は、まとまることなく一つ一つバラバラに海底に散乱しておりました)

今回、「海底ゴミ海岸漂着物等対策協議会」の八幡浜統括本部所属の地元を愛する地域企業

廃タイヤ回収活動_集合写真_01

「エーデル企画」「オレンジベイフーズ」と当店「愛媛ダイビングセンター」の3社にて、CSR活動の一環として活動をして参りました。

廃タイヤ回収活動_トラック積み込み_01
(回収の廃タイヤ数:37本、総重量330kg/大型トラックのタイヤ含む)

海に投棄するのは簡単。拾い上げ回収するのは大変。
環境が壊れるのは早く、戻すには時間と莫大な費用がかかる。
海洋汚染・止まらぬ気候変動問題と「海洋環境の変化は、待ってくれません」

八西CATV(2019.11.27_18:30~)、海底清掃(海底の廃タイヤ排除の奉仕活動)


八幡浜新聞(2019.11.22_日刊)、海底の廃タイヤ回収活動_記事掲載
廃タイヤ_八幡浜新聞_20191122_S

最後に参考にして頂けたらと、「世界三大通信社のひとつであるAFP通信が配信する世界中のニュース」においても、この廃タイヤの人工漁礁が海洋環境に多大な悪影響をもたらしている問題を大きく取り上げられておりますので、URLを掲載させて頂きます。

AFPBB_NEWS_配信の記事はコチラ → 廃タイヤの人工漁礁、狙い外れ海洋環境に悪影響

海に流れ込むマイクロプラスチックの28%がタイヤ

#プラスチックスマート #海と日本

追記.2016年1月16日、八幡浜において環境省主催の「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラムが開催され、そのフォーラムのワークショップにて「八幡浜海域に投棄されている廃タイヤ問題について」述べさせて頂き、私の隣でワークショップ使用の大きな紙に「たくさんのタイヤが沈み、ダイバーがその横を泳ぐ」マンガを市の代表である方が描いておりましたので、

20160116214019caa_20191123005841770.jpg

少なからず、3年前に廃タイヤの問題は認知されておりました。この活動を機に、今まで以上に市として環境保全に対する意識が変わって頂けたらと願っております。


◆2019.11.21.thu/長潮 <愛媛県八幡浜市向灘>

[1本目/Point:シーロード 矢野崎]
潜水時間34分、最大水深12.0m、平均水深6.7m、水温20度、透明度3~4m、EN.09:54

[2本目/Point:シーロード 矢野崎]
潜水時間25分、最大水深11.1m、平均水深6.4m、水温20度、透明度3~4m、EN.10:48
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テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

チビ・ちび・チビ!

寒冷前線の影響を受けて冷え込む朝を迎えた先週末、広島よりS様ご夫妻にご来訪を頂き、明浜の海中世界をガイドさせて頂きながら、一緒に潜り楽しんで頂きました (^^ゞ

ネンブツダイのチビ

そんな先週末の明浜の海中は、とにかく様々な生物たちを見るも、

サラサウミウシのチビ_01

チビ (((^^;)(;^^)))ちび・チビと、

イガグリウミウシのチビ

何所を見てもチビばかり!

アオウミウシ

最近、気候変動における海藻域の変化にも気を付け始め、水中ガイド中にご案内をさせて頂いているのですが、海藻のアヤニシキまでもチビ~~~♪

アヤニシキのチビ

毎年この時期は、青魚たちが舞い踊る時期なのだが未だ見かけず、これから?時期が遅れだした?今年は何か海中の異変を例年以上に強く感じる今日この頃 (^^;;

最後に改めて、毎度ご愛顧頂いておりますS様ご夫妻、ご来店ありがとうございました (^^)/

S様ご夫妻_2ショット


◆2019.11.16.sat/中潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:ラビリンス]
潜水時間52分、最大水深22.8m、平均水深11.7m、水温21度、透明度5~8m、EN.09:38

[2本目/Point:ラビリンス]
潜水時間53分、最大水深21.5m、平均水深11.5m、水温21度、透明度5~8m、EN.11:39
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テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

5年前の移植サンゴの成長!

副題:今度は、越後のお国からサンゴの植え付けにご来訪 (^^ゞ

異常気象の被害がさらに深刻化する中 異常気象から暮らしを守るために、自分たちで今できることは(今すべきことは)・・・。

今回、嬉しきことにお会いしてお話しを伺うと、当店の「死滅したサンゴ礁の再生プロジェクト活動」のブログを読んだことがきっかけとなり、

私も「サンゴ礁の生態と保全」について学び、破損サンゴの回収&再固着とサンゴ礁の保全活動を通して、気候変動・環境問題へ対して発信は行えるとの意識を持ち、新潟よりTさん♀が遠路遥々ご来店。

目的は「サンゴ礁の生態と保全」ではありましたが、「新潟は海藻がいっぱいあります」とOさん♀からのお話しを聞き、急遽、「サンゴ礁の生態と保全」の講義とは別に、

サンゴの生態と保全

気候変動による海藻の消失、深刻な漁獲の衰退問題などのお話しも一緒に、破損サンゴの再固着実習の前夜にさせて頂くこととなりました (^^)/

なんだか堅苦しい書き出しとなってしましいましたが、はい!私も堅苦しいのは嫌いです (^^;;

要は、気候変動が進む中、「自分たちで今できることは・・・」、たとえ小さなことでもプラスとなり、自分自身の価値の向上・ステークホルダー(取引先企業、顧客、従業員、社員、地域社会)からの信頼の獲得、これからの時代を長く生き残る人材としての成長へと繋げてもらえたらと (^^)/

と言うことで話しを戻し、新潟よりご来店を頂きましたTさんと今回は、当店のリゾート支店前の明浜の海にて、破損サンゴの植え付け固着と海の保全活動を行って参りました。

サンゴ保全_03_明浜20191113


最近、愛媛において破損サンゴの再固着のサンゴ礁保全活動を行う機会が多くなっている中、自分たちが植え付け再固着を行ったサンゴの成長が気になる方も多いと思い、5年前に植え付け再固着を行ったサンゴの成長を撮影して参りましので、ご紹介させて頂きます。

以前20140918植付けたサンゴの成長
(18.SEP.2014:植え付けのサンゴの成長)

明浜においては植え付け再固着を行ったサンゴの成長を常に見届けられるようにと、定点観察用に植え付けを行った場所がありますので、ご興味のある方は水中ガイド中にご案内させて頂きますのでリクエスト下さい。

今回は、お客様からサンゴ保全のスペシャリティ資格も一緒に取得させて頂きたいと強きご要望を頂き、

当店オリジナルの「サンゴの生態と保全」の講義を下に、他団体のライセンスカードをお持ちのダイバーの方でしたが、当指導団体SSI発行の「CORAL IDENTIFICATION」のスペシャリティコースとして、今回は実施させて頂きました。

既に1度の温暖化で異常気象による被害が世界各地で深刻化する中、IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の1.5度の特別報告書において「2030年までに今のCO2の排出量を半分にして、今後の温暖化上昇は少なくとも0.5度までに!」と言われております。

最近、ECOツーリズムとしての水中ガイドが続いており、水中にてスレートに書いて色々とご説明を行うことが多く、水中撮影する機会がほとんどなかったので、そろそろ気合を入れて水中撮影にと出向きたいところではありますが、八幡浜海域における海底に投棄された廃タイヤの引き上げetc.と、未だまだ年内に行っておきたい海洋保全活動が残っておりますので、もう少し先になりそうやわ (>_<)

センテンビラメ
(写真は、小さな小さなセイテンビラメの幼魚)


◆2019.11.13.wed/大潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:ラビリンス]
潜水時間56分、最大水深20.0m、平均水深10.5m、水温21度、透明度5~8m、EN.09:55

[2本目/Point:ラビリンス]
潜水時間53分、最大水深5.2m、平均水深3.1m、水温21度、透明度5~8m、EN.12:12
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テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

水中ナビ特訓!

長年、たくさんのダイバーの方とお会いしてきている中で、意外にダイビングの継続講習AOW(アドヴァンスド・オープンウォーター)を取得されていても、水中ナビゲーション(UWナビ)スキルが身についていないダイバーが多い事実を知り、

せめて、おバカな “あちき(隊長)” 率いる潜水特殊部隊の准士官(AOW)への志願兵たちには徹底したUWナビ潜闘訓練をと (^^ゞ

訓練は「地獄の2日間(ヘル・2デイズ)」と呼ばれ、精神的に追い詰め、目標となる海中景観を覚えるコツを身に付けさせる為に、何度も同じガイドコースを泳ぎ回り体力を限界まで追い込む(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!

光合成を必要とするサンゴや海藻の群体は浅瀬に生息、漁礁内の白いウミカラマツが群生する水深、

漁礁_01

海岸に平行にできる砂紋の間隔は、海岸(浅瀬)に近づくと狭まる等の知識やコンパス(方位磁石)の使い方を実践にて海中で教え、

2日目にはバディ(一緒に潜る仲間)との水中コンタクトと残圧(残りの空気)までをも気に留めさせ、

キイロウミウシの群れ

生物を探しながらバディ同士で楽しみながら海中散歩が行えるように成長を遂げて頂くことを目的としたオリジナルな潜闘訓練。

そんな潜闘訓練へと夫婦で志願した地元:八幡浜のN潜闘員ご夫妻、2日目には互いにバディを意識しながら海中を自分たちのペースで自由に泳ぎ回り、エキジットPoint(岸)まで帰れるように成長を遂げて頂きました (^^)v

2ショット_01

今後、水中ガイドにつきつつも、常に海底景観・ガイディングコースに気を留めて、自分自身のナビゲーション・スキルに磨きをかけて頂けたらと (^^)/

今回、2日間の徹底したナビゲーション潜闘訓練と言うこともあり、水中スレートをFULL活用、水中で説明することも多く、海ブログ用にと水中写真を撮影する時間がとれず、海中の様子をご紹介する写真が少ないのですが・・・。

そこは探求心強き “あちき(隊長)”、我が潜水部隊の潜闘員たちに水中写真を楽しんで頂く為の “おバカな発想” は尽きることはなく、手に入れたアクリル球を水中に持ち込み、

球_ニホンアワサンゴ_01

試行錯誤しながら撮影方法を模索、探求心のみならず向上心の塊のような “あちき(隊長)” 今度時間がある時にガッツリと皆さんが楽しめる撮影の仕方を見つけてこようと思っております。

さあ、明日は溜まりに溜まった空タンクの充填に、夜は「サンゴの生態と保全」の講義、明後日はサンゴ植え付け実習、その後も海と未だまだ一人親方、繁忙な日が続きますが、合間を見て海ブログ更新をいたしますので、お楽しみに (^^)/

追記、毎年6月頃に同じ場所に現れ群れていた「シラユキモドキ」、今年は現れなかったなぁ~と思っていたら、今の時期に現れだした。何か今年は南方系のハギ類やダツが現れ、今まであまり見かけなかった海洋生物たちが増えたりと特に海中変化がおかしいぞ。海洋生物たちは人間より敏感なので、気候変動の問題、後戻りなく進行するばかりと感じております。

シラユキモドキ_01


◆2019.11.09.sat /中潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:ラビリンス]
潜水時間52分、最大水深18.5m、平均水深9.8m、水温21度、透明度5~8m、EN.10:02

[2本目/Point:ラビリンス]
潜水時間56分、最大水深20.6m、平均水深11.2m、水温22度、透明度5~8m、EN.11:56

◆2019.11.10.sun/大潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:ラビリンス]
潜水時間53分、最大水深24.4m、平均水深12.6m、水温21度、透明度5~8m、EN.09:46

[2本目/Point:ラビリンス]
潜水時間62分、最大水深17.2m、平均水深9.7m、水温21度、透明度5~8m、EN.11:41
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テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

サンゴ礁の再生プロジェクト

【長文のブログとなりますが、今起こっている愛媛県の南予地域における海洋環境問題について知り得て頂きたいことを綴っておりますので、最後までお読み頂けましたら幸いです】

2017年9月6日に愛媛県宇和島市津島町田之浜において、美しきサンゴ礁の9割(体育館一面ほどの広さ:約1,500㎡)が様々な要因により死滅してしまっているのを確認。

死滅までに至った期間は、美しきサンゴ礁の確認を行った2014年5月30日から僅か3年。

田之浜_20140530_01

しかも、港湾工事の土砂の流出による海底の砂地の環境変化により、

田之浜ビーチ11

生息を知られていなかっただけで、県の指定天然記念物としておかしくない「この海域の固有種であった頭の赤いネジリンボウ(共生ハゼ)」の生息も見られなくなってしまった海域。

チェリー坊

9割から10割と完全に死滅して消え失せてしまった田之浜のサンゴ礁の現在の有様。

サンゴ死滅_01

この環境破壊の実情を宇和島市の水産課を含め、地域の様々な方にご報告・発信をさせて頂きましたが、

その後、足摺宇和海国立公園内の普通地域に属する海域であり、管轄である国(環境省)の許可、「県の海を管理する条例」等により愛媛県の許可、主管である宇和島市の許可、地元:下灘漁協の許可、宇和島海上保安部への届け出と煩雑な届け出も必要であることが解りました。

その煩雑な手続きが問題なのか、この環境問題が発覚した2017年9月より約2年の間、この問題について、残念ながら地元の方々を始め、動き出す気配がまったく見受けらなかったこともあり、私が代表を務める「海底ゴミ海岸漂着物等対策協議会・八幡浜統括本部」がボランティアDIVERを集め、今回の活動となりました。

私として、「ダイバーでなければ活動できない」と言う考えだけで活動を諦めるのではなく、「この問題に取り組むには・・・」、「ダイバーに協力依頼をするには・・・」、「ダイバーを集めるには・・・」等、ダイバーでなくても地元の海の問題に対しての強き意思と行動力を持って頂きたかったことです。

よく「活動するにも、お金がないから活動できない」というお話しを聞くことがありますが、私たちの活動は全て有償ボランティアによる活動です。

海中活動を要する環境保全活動においては、海底の定期的なモニタリングが難しく、活動にはスピードが求められると共に、申請に時間や計画性が求められる補助金等の利用に向いておりません。

それより「無料だから行う」「公的補助金・助成金を当てにする」では、『活動に持続性は、得られません』

私たちは活動において、「地域が少しで活気溢れ潤うことを願い、地域に還元」をポリシーに、有償ボランティアを集っております。

そして、私たちの八幡浜では、地元企業がCSR活動の一環として協力しあい、地域主体となって活動を進めております。

海底ゴミ回収_02
(漂流ゴミではなく、不法投棄ゴミにて埋め尽くされていた八幡浜の海底の有様。1トン以上のゴミを引き上げ)

いずれにしても、海洋環境の変化は待ってくれません。

このようなことで今回、このサンゴ礁の9割が死滅した足摺宇和海国立公園内の普通地域に属する宇和島市津島町田之浜におけるサンゴ礁の再生プロジェクトの立ち上げとなりました。

県内外より集まった環境意識高きダイバーは、県内:八幡浜市・松山市・西予市・内子町、県外:広島県から総勢8名のダイバー。

サンゴ礁再生_集合写真02

尚、イベント日(11/2)は参加が難しいので、催行日より前となりますが10/22の日にサンゴ礁の再生活動に協力をさせて頂きたいと、大阪と兵庫より2名のダイバーの来訪。

集合写真_サンゴ修復_20191022

このサンゴ礁再生のプロジェクトに賛同協力頂いたダイバーは総勢10名となり、皆「この海域を、今後も見守って行きたい」と口々に頼もしき参加メンバーの面々。

環境意識高きレジャーダイバーの誘客により、地元への交流人口が増え、定期的な海のモニタリングが行えることから、海ゴミ問題・進む気候変動による環境問題・密漁問題等の対策と繋がり、地域おこし、ECOツーリズムにも繋がる「海底ゴミ海岸漂着物等対策協議会」の主旨。

現地着後、早々に準備を進め、荒天などの影響を受けて海底に転がり、放置しておけば死んでしまう破損したサンゴを拾い集めに船でポイントへと向かい、植え付け用の破損サンゴを回収。

回収後は、サンゴ植え付けに伴う注意事項を含め、サンゴについての知識を深めて頂くレクチャーを行い、9割のサンゴ礁が死滅してしまった田之浜の沿岸部へと移動。

サンゴ礁_再生場所

一緒に潜る仲間同士が個々のグループを作り、助け合いながら拾い集めた破損サンゴの植え付けを開始。

皆さん、嬉しきことなのですが「無の境地」と言うか、何かに取り憑かれたかのように怖いぐらいに黙々と植え付けを (^^ゞ

サンゴ植え付け_5分割

お陰様で皆さまのご協力を得て、サンゴが死滅した海域に新しい芽生えが花咲き、これからの成長観察が楽しみな海底にと生まれ変わりました (^^)/

サンゴ植え付け_00

サンゴ植え付け_A02

ご賛同ご参加頂きました皆さま、ありがとうございました。

※.下記の写真は、11日前(10月22日)に植え付けたサンゴで、元気に育っております。(当プロジェクト開催日11月3日に撮影)
植え付け_2週間前1022_01

サンゴ礁の再生_愛媛新聞_s_

「宇和島ケーブルテレビ(U-cat)にて放映の一部をご紹介」
2019年11月21日18時から24時まで10回。 11月22日6時から17時半までで16回放映。


★参考資料【nationalgeographic発表】 → 海とサンゴは気候変動による激しいストレスにさらされている

さて、サンゴ礁再生プロジェクトの活動終了後は、八幡浜の当店において、遠路遥々来訪を頂いた環境意識高きダイバーたちとの交流と慰安を兼ねて、細やかではありますが恒例の当店自慢の手料理にて宴を (^^ゞ

サンゴ礁再生_打ち上げの宴_ボカシ入り
(※.上記の顔部分にボカシを入れさせて頂いております)

生マグロづくしから始まり、今回も贅を尽くした食材の数々。

生マグロ

今回の目玉(極めつけ)は、このサンゴ礁の再生プロジェクトに参加頂いた皆さまに、堪能をしてもらえたらと幻の純血和牛:見島牛を取り寄せ。その中でも霜降りが少ない和牛の旨味がつまった “赤身もも肉” を用意!

見島牛

(純粋な在来種は偶然的な事情で2つの島に生き残った見島牛、口之島牛しかなく、見島牛は年間生産頭数が4~5頭前後、国の天然記念物にも指定されており、ほぼ市場に出回らず入手困難な幻の純血和牛。銀座のステーキ屋でも入手が難しく、入っても150gのステーキでさえ、平気で6~80,000円で提供される和牛)

そうです。きちんと牛の鼻紋が押印された「生産検査表」付きの牛肉です。

見島牛_生産検査表

この味わいは、事前に江戸っ子気質の私の性格を見抜き、どんな用事より最優先にしてプロジェクトに参加した者のみが味わえる逸品。

まず初めに、肉本来の味わいをと軽く焼いてワサビ醤油で味わって頂き、その後は、すき焼きと皆で舌鼓 (^^ゞ

そんな様々な食材を囲み、環境意識高きダイバーの集いは夜遅くまで歓談が続き、翌日以降の連休日は、西予市:明浜の当店のオーシャンフロントのリゾート支店前の海にて、海中散歩を楽しんで参りました

3_越冬クマノミ

透明度は落ち込んでおりましたが、ウミウシを始めとして甲殻類等のマクロな生物から、ハナダイ系、m超えの巨大魚たちと明浜の海中での環境変化についてもご紹介させて頂きながら、

4分割

水中ECOガイドをして参りました。

2_ミノカサゴyg_01


◆2019.11.02.sat/中潮 <愛媛県宇和島:津島>

[1本目/Point:月見浜]
潜水時間43分、最大水深15.8m、平均水深10.5m、水温22度、透明度5~8m、EN.10:24

[2本目/Point:田之浜]
潜水時間47分、最大水深7.8m、平均水深5.1m、水温23度、透明度5m、EN.12:33

◆2019.11.03.sun /小潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:ラビリンス]
潜水時間49分、最大水深20.1m、平均水深10.8m、水温22度、透明度5~8m、EN.10:03

[2本目/Point:ラビリンス]
潜水時間49分、最大水深23.9m、平均水深12.1m、水温22度、透明度5~8m、EN.11:57

◆2019.11.04.mon/小潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:ラビリンス]
潜水時間45分、最大水深24.0m、平均水深12.8m、水温22度、透明度5~8m、EN.09:42

[2本目/Point:ラビリンス]
潜水時間50分、最大水深18.9m、平均水深9.1m、水温22度、透明度5~8m、EN.11:29
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#プラスチックスマート #海と日本

テーマ : ダイビング
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Author:隊長
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