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海中ガイド続く日々!

秋晴れと好天に恵まれた平日の明浜。

有難きことに連日ご予約を頂き、明浜の海中世界をご案内して参りました。

肌寒き朝の気温と反対に22度越えと温かき海水温 (^^ゞ

このような時は、身体が濡れず服の上から着用する冬用の潜水着:ドライスーツでのダイビングを行った方が心地よく海中世界を楽しめると、早速お客様と一緒にウェットスーツからドライスーツへと衣替え (^^)/

ドライスーツ

快適な装いにて海中世界を堪能しながら、コケギンポ街道にて今まで見てきた中でも、群を抜いて小さなコケギンポを見つけては撮影、

コケギンポ

そして今の時期、ブリが舞う明浜名物の超巨大な漁礁やら

漁礁_20201029

岩礁帯(ダイバーで言う“根”、漁師で言う“瀬“)へ移動しては、恒例のチビちゅこい生物探し (^^ゞ

イガグリウミウシ

すると、なんと!エビ穴に明浜のコブダイ老成魚の中でも一番大きく130cm前後に成長している“主”が横たわってお昼寝中では無いの!Σ( ̄ロ ̄lll)

コブダイ老成魚

月明かりの中で行うナイトダイビング中なら未だしも、貴重なコブダイ老成魚のお昼寝を見て頂いた後は、もちろん、チビちゃこいウミウシを見つけては、

アオウミウシ

水中撮影をマッタリと楽しみ、明浜の海中世界をご案内しつつ、お客様と一緒に満喫して参りました

コノハミドリガイ

追記:一年前に岩礁帯に固着した破損サンゴの成長記録!

サンゴ修復1年後

順調に、スクスクと元気に育っております (^^)v

★今年は、11月22日(日)に白化死滅が著しかった明浜海域にて、サンゴの保全活動と慰安食事会を行いたいと計画中です。ココロナな動向等により変更されるかも知れませんが、予定をしておりますので、ご参加頂けます方はご予定願います (^^)/

最後に、県内は松山市よりご来訪を頂きましたS様♀、M様♀、ご来店ありがとうございました。

Sさん♀

Mさん♀


◆2020.10.28.wed/中潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:ラビリンス]
潜水時間58分、最大水深 19.1m、平均水深 10.7m、水温 22度、透明度 6m、EN.09:57

[2本目/Point:ラビリンス]
潜水時間 60分、最大水深 18.2m、平均水深 12.7m、水温 22度、透明度 6m、EN.11:55

◆2020.10.29.thu/中潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:ラビリンス]
潜水時間67分、最大水深 23.6m、平均水深 12.0m、水温 22度、透明度 7~8m、EN.09:59

[2本目/Point:ラビリンス]
潜水時間 64分、最大水深 18.2m、平均水深 11.4m、水温 23度、透明度 7~8m、EN.12:07
.

テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

サカナもDiverも元気に!

多くのダイバーで活気づいた週末の明浜。

集合写真_ボカシ入り_20201025
(※顔にボカシを入れさせて頂いております。ご愛顧頂いております県内は東温市よりSさん♀&Mさん♀/後ろは広島よりShop[シーパラダイス]様、ご来訪ありがとうございました)

気温より海水温が高い初冬の明浜の海中では、大きなアジ玉(鯵の魚群)が舞いだすと共に、回遊魚が舞い出すシーズンに突入。

漁礁_20201025

アジの大きな魚群が右へ左へと流れる行き、それをカウボーイの如く追い込むブリの光景を見かけるようになってきました。

ブリたちは、未だ5~30匹ぐらいの小さな群れですが、これから群れも大きくなり、大迫力な舞いが目の前で見られるのが待ち遠しくなります。

ただ、今年、カンパチを見かけないのが少し気掛かり・・・、ナゼ?

そんな魚影濃き明浜の海中世界となりましたが、マクロ(極小)生物を探して水中写真を楽しむことが好きなSさん♀&Mさん♀。

アカオビハナダイやm越えのコブダイ老成魚などの撮影に挑むも、やはりウミウシの撮影へと (^^)/

お二人共、水中写真を始めて間もないものの、撮影に対する集中力すごく、一枚一枚を丁寧に撮影と、教示させて頂いた者として、嬉しき姿勢 (^^ゞ

イガグリウミウシ_20201025

更に今回、自分たちでもコノハミドリガイなど、教えてもいないウミウシを見つけだし、「ウミウシ目」も開眼 (^^)v

身体が濡れず洋服の上から着用する冬用の潜水着:ドライスーツにて、安定して透明度のよい冬季シーズンの、ダイビングを楽しむべく12月のご来訪予約と、有難き幸せ。ガッツリとスキルアップと水中写真の楽しみ方をフォローアップさせて頂きます (^^)/

さて、明後日(28日)も海、ブログ更新お楽しみに (^^ゞ

明浜_全景_20201025


◆2020.10.25.sun/小潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:ラビリンス]
潜水時間62分、最大水深 22.8m、平均水深 11.7m、水温 22度、透明度 8m、EN.09:42

[2本目/Point:ラビリンス]
潜水時間 59分、最大水深 20.7m、平均水深 13.0m、水温 22度、透明度 8m、EN.11:53
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テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

海洋環境調査DIVE_後期_その②

八幡浜海域(大島&佐島)における海洋環境調査DIVEへ、19日に研究機関の方々と調査へと出かけて参りました。

大島_調査ポイント01
(八幡浜沖合いの大島)

GPS付きのフロート(浮き輪)を海中より、犬のお散歩リールにて繋いで引っ張り泳ぎ、海中の様子を動画撮影etc.と調査については詳しくは書けませんが、数年かけて毎年、同じ月、同じ場所で調査することで、様々な変化や発見が現れ、また、潮通しの影響の違いで見えてくることなど、毎回、驚かされています。

ただ、こういった海洋環境の変化や違いについて、私たちが一生懸命に調査を進めても「伝えたい方には伝わらない」もどかしさに、いつも苛まれています。

自然が壊れてしまうと、経済優先では進められなくなり、第一次産業が基盤な地域において、自然環境を取り戻すのには莫大な費用と年数が掛かり、SDGs的に考えれば、将来的に地域経済の崩壊へと繋がり兼ねないことでもあるのに・・・。

佐島_調査ポイント01
(八幡浜沖合いの佐島)

さて、温暖化の進行と生物多様性について研究機関の方々と、毎年、春と秋に調査を行っており、今回は秋の調査と言うこともあり、大型海藻が生え残っている場所、残っていない場所と、距離にしてあまり離れていないのに、顕著に表れているのを通年の変化と共に確認して参りました。

まずは、ほとんど大型海藻も生え残っておらず、目立った魚類の姿も見受けられなかった大島の沿岸部の海中の様子を一部ご紹介させて頂きます。

大島_マメタワラの残骸
(時期的に消失したマメタワラの変わり果てた姿)

大島_サンゴモ
(サンゴモ:こいつが広がると厄介なことに)

とりあえず、「ん?」と思った様子は写真に収めてと・・・。

大島_海藻JPG
(消失したマメタワラの後に、他の海藻の芽生え??? 教えて (^^)/・・・、下生えも、マメタワラだそうです)

研究者の方々それぞれの視点があり、求めるものにも違いがあり、何が目に留まるのか、これまた難しいところなので・・・ (^^ゞ

大島_ウニ
(毛牡蠣の群生)

研究機関の方々は、地道な研究を続けられているのだな!と敬服します (^^ゞ

個人的な調査目線では今回、久しぶりに見たクロイシモチに少し心打たれ、「黄化個体はいないかなぁ~」と期待を寄せながら、海藻やサンゴを観察しておりました。

大島_クロイシモチ

この時期、大島にクロイシモチ現れるんだ~、今まで見なかったよなぁ~、気に留めていなかっただけ?と、ちょっと新鮮な気持ちに (^^)/

続いて、過去に銅の精錬クズを海洋投棄により、真っ黒な不毛な海底が広がったものの、

佐島_海中のカラミ02

約100年と言う月日を経て、海藻やサンゴの生命力によって自然回帰を果たした近代産業遺構の離島:佐島の海洋調査!

こちらは先程の大島と打って変わって、消失する海藻:マメタワラもあれば生え残りもあり、海藻:クロメも生え残る海域。

佐島_海藻4分割

元気に生育する海藻:ノコギリモクの群生や、

佐島_ノコギリモクの小群生

ヒメエダサンゴの小群生の成長確認を行い、

佐島_ヒメエダサンゴの小群生JPG

何か生物多様性の変化は無いかと気に留めながら泳いでおりましたら・・・。

水深10mの海底に今流行りの「ポツンと一軒家」の如く、ニホンアワサンゴを発見 <("0")> ナント!!

佐島_ニホンアワサンゴ_水深10m

未だ小さなひと塊ですが、増えだすのやろか? 今後、自分の中での要チェックの一つに (^^ゞ

その後は、こちらも何の研究に繋がるかわからないので「海中の様子も残せ」と、スチール撮り!

佐島_イボサンゴ
(イバラカンザシ付くイボサンゴ)

これらの活動・研究が、やがて八幡浜の海の再生、更には南予の海の再生に繋がることを願って (^^)/

佐島_ハナガササンゴ
(ハナガササンゴ)

佐島_ジュズエダカリナ_ザラカイメン科

口を噛みそうな名前のジュズエダカリナは見かけたけど、そう言えば、この海域でザラカイメンやワタトリカイメンを見たかな?と思いながら、研究者の方々との秋の宇和海の今期の調査を無事に終えることが出来ました (^^)v

観察の視点を変えて見ると、見えなかったものが見えて楽しさも膨らみますので、皆さんも是非、海に限らず様々な場所で、普段とは違う視線で観察して見て下さい (^^)/


◆2020.10.19.mon/中潮 <愛媛県八幡浜市>

[1本目/Point:大島]

潜水時間38分、最大水深 8.3m、平均水深 2.8m、水温 22度、透明度 6m、EN.10:00

[2本目/Point:佐島]

潜水時間 41分、最大水深 13.8m、平均水深 5.9m、水温 21度、透明度 6m、EN.11:13
.

テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

潜り込みな日々!

副題:ブリの若魚ヤズ、シマアジの若魚、そして成魚のブリの乱舞と初冬の海中世界へ様変わり始まる (^^ゞ

有難きことにご来店後、次回/再来のご予約を頂いたり、様々なリクエストを頂いたりと、海中世界をご案内させて頂く日々が続いております。

まずは先週16日(金)、兵庫県よりS様♀、岡山県よりM様♀、地元:八幡浜よりNさん♂にご来店を頂き、リクエストを頂きました高知県:柏島(一切)へ、日帰りにて行って参りました。

1_柏島全景

ダイバーに人気のハナヒゲウツボの成魚から始まり、

2_ハナヒゲウツボ

ブリの若魚であるヤズがキビナゴ玉を囲い泳ぎ回り、カマスの群れが漂う初冬の海中世界へと変わりつつある海にて、

3_4分割_柏島01

4_4分割_柏島02

簡易防水カメラでも撮影できる生物から、防水ケース入りマクロ生物の撮影に特化したのカメラにてウミウシの撮影を楽しんで頂き、

5_アオセンミノウミウシ

6_4分割_柏島03

柏島(一切)への日帰り遠征タイブを楽しんで参りました。

翌17日(土)&翌々日18日(日)は、当店の明浜リゾート支店の海中世界をマッタリのんびりとご案内 (^^ゞ

17日(土)、16日に引き続き兵庫県よりS様♀、岡山県よりM様♀、18日(日)、広島県よりS様♂、地元:八幡浜よりNさん♂、ご来店ありがとうございました。

雨天で気温も12月の気温と言われるまでに下がり、海から上がると肌寒さを感じる週末の明浜ダイブとなりましたが、18日(日)には透明度も上がり、心地よい海況にてダイビングを楽しんで参りました。

7_明浜_漁礁

そして、こちらも高知の海と同様に初冬の海の様子と様変わりをし始めており、明浜名物の超巨大漁礁に舞うアジの群れに

8_明浜_アジの群れ

捕食アタックをかけるブリの乱舞、

9_明浜_ブリの群れJPG

更に、シマアジの若魚の群れも舞い

10_明浜_シマアジ01

m越えのコブダイの老成魚が元気に泳ぎ回り、

11_明浜_コブダイ

一時期見かけていたアカオビハナダイのオスがいなくなったなぁ~と思っていたら、一匹のメスがオスへと性転換を果たしたばかりの個体が現れ出し、

明浜_アカオビハナダイ

これからのシーズンが楽しみとなる海中世界へと (^^)/

今回、定点観察をしておりましたコケギンポの体色が赤から黒へと変わったのを確認!食べ物で体色が変わるとコケギンポですが、今まで黒から黄色への変化は確認いたしましたが、赤から黒への変色確認は初です。もしかして・・・、赤→黒→黄色の順番なんかなぁ~と考えてしまう (^^ゞ

12_明浜_コケギンポ

[続く] 次回は、八幡浜の海洋調査のブログを更新させて頂きます。
ただ、箇条書きのような手抜きブログでの更新続き、いつになったら忙しさから抜け出せるの?とお叱りを受けそうなのですが・・・、まだバタバタしており、更新が遅れがちになると思いまが、必ず更新をいたしますので、お楽しみに (^^)/

★追伸、海中で「浮遊するレジ袋」、クラゲを捕食するサカナの誤食に繋がりますので、きちんとゴミ処理をお願いします。

明浜_レジ袋


◆2020.10.16.fri/大潮 <高知県幡多郡:柏島(一切)>

[1本目/Point:勤崎]
潜水時間58分、最大水深 28.8m、平均水深 12.5m、水温 24度、透明度 8~10m、EN.08:48

[2本目/Point:センジ浜]
潜水時間 60分、最大水深 24.0m、平均水深 12.8m、水温 22度、透明度 8~10m、EN.11:01

◆2020.10.17.sat/大潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:ラビリンス]
潜水時間60分、最大水深 20.9m、平均水深 10.5m、水温 22度、透明度 6~8m、EN.09:40

[2本目/Point:ラビリンス]
潜水時間 50分、最大水深 21.8m、平均水深 9.6m、水温 22度、透明度 6~8m、EN.11:51

◆2020.10.18.sun/大潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:ラビリンス]
潜水時間50分、最大水深 24.3m、平均水深 12.1m、水温 22度、透明度 8~12m、EN.09:30

[2本目/Point:ラビリンス]
潜水時間 60分、最大水深 18.5m、平均水深 10.2m、水温 22度、透明度 8~12m、EN.11:25
.

テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

海洋環境調査DIVE_後期_その①

宇和海の海洋環境調査DIVEも今回で8回目。今回は、西予市、宇和島市の海域!(八幡浜海域は台風14号の影響にて延期。後日、調査後に掲載させて頂きます)

毎年、サンゴ・海藻・魚類の研究者の方々と一緒に調査DIVEを行い、生物多様性について様々な知識を教示頂き、宇和海の海洋環境の異変を確認・意識しながらダイビングを行っております。

そして調査を行う中、距離にして2~3kmの違いでありながら海洋環境に違いがあり、僅かな環境の違いなのでしょうが、毎回、驚かされております。

ただ、驚かされると同時に、温暖化の影響を受けている深刻さも強く感じており、温暖化の進行の抑制へ向けた定期的なモニタリングの必要性について、一人でも多くの方に認知して頂けたらと、海ブログに書き綴らせて頂いております。

(壮大な生命の環を織り成し、生命のバランスが保たれることによって維持される恩恵、決して海だけの問題で治まらない生物多様性について、未来に繋ぐ環境問題として、興味を頂いていただけましたら幸いです)

【1日目:2020.10/6(西予市:明浜町狩浜&高山)】

[狩浜]ダイビング・インストクターとして、レジャーでダイビングを楽しむダイバーを海中ガイドするには、浅瀬はゴロタ石で水深6mより砂地の平凡な場所(海底地形)で不向きな海中景観であるものの、

海洋生物の知識だけではなく、地域の文化や歴史、さらにはそれらの背後に潜む意味や関係性について、ダイビング・インタープリターとしてご案内するには価値ある場所。

狩浜は、当店の明浜リゾート支店がある高山から、僅か2~3kmの距離しか離れていない地でありながら、

狩浜&高山jpg

クロメやヤツマタモクの群生、ヒジキなどの海藻が生えそろう場所。

狩浜_4分割

今回、狩浜の海洋調査を行う中で温暖化の進行に伴い、未だ僅かではありますが、生息が確認されだしたヒメエダミドリイシサンゴの小群生の一部の白化を確認。

狩浜_サンゴ白化

サンゴの白化を見る度に悲しくなり、海底に人為的に沈められた粗大ゴミを見る度に引き上げてしまいたい気持ちに駆られます。

狩浜_トタン板
(狩浜の海底に投棄されているトタン板の束)

明浜_原付自転車
(高山の海底に投棄されている原付自転車)

サンゴの大規模な白化_明浜_20200517
(上記は、夏前に高山で起きた今までにないサンゴの白化の様子を2020年5月17日に撮影した写真ですが、現在は、だいぶ死滅しております)

海底清掃ならびに破損サンゴの修復と保全へと、海が安定する11月下旬頃に実施したいとの思いはあるが、水温低下による人手の集まりの問題、また反対に新型コロナの動向を考慮しながら人出を集めてよいものか、一層のこと2~3人で行える時に行ってしまった方が良いのではとも・・・。

狩浜での調査の補足:この時期、ユビノウハナガサウミウシが目立つほど群れておりました。

狩浜_ユビノウハナガサウミウシ

さて、色々と書き綴るとブログが長文になりますので、最初に書かせて頂きました僅か2~3kmの距離しか離れていない明浜町の高山と狩浜の違いを簡単にお伝えさせて頂きます。

当店の明浜リゾート支店がある高山は、ご来店を頂きダイビングを楽しまれた方であればお解りかと思いますが、今の時期、温帯性の海藻:ヤツマタモクどころか熱帯性の海藻:ヒイラギモクすらシーズンが終わり、海藻類は生えておらず、浅瀬はヒメエダミドリイシサンゴの群生に覆われた海中世界(普段から海ブログに書き綴っておりますので、写真などは省力させて頂きます)

僅か2~3kmの距離で、これだけ違う海域の様子が研究者の方々に注目される理由が解ります。これからも海域の異変に注意しながら、見守っていきたいと思っております。

【2日目:2020.10/7(宇和島市:津島町竹ケ島&田之浜)】

竹ケ島_田之浜

[竹ケ島/ピシャゴ]

津島_竹ケ島_ピシャゴ

今回、調査に伴い海中ガイドをしながらGPSフロートを引きずり泳ぎ、片手しか使えませんでしたので、水中写真はあまりありません。

ただ、竹ケ島の灯台横の入り江に打ち上げられた海ゴミの確認をして参りました。

津島_竹ケ島_海ゴミ

[津島_田之浜]

津島_田之浜

こちらは、「サンゴと海藻がバランスよく共存するシンボル的な海」として、世界的に評価を受けた海(田之浜)

津島_田之浜01

年々調査DIVEにて確認をする度に、死滅したテーブルサンゴの表面を藻が覆う死滅してしまったサンゴと、

津島_田之浜02

岩の隙間にツマジロナガウニの群生を多く見かけるようになってきた田之浜。

津島_田之浜_ウニの発生

普段の海中ガイドとは異なり、観察する対象がサンゴや海藻へと変わると、「ん?テーブルサンゴでも様々な違いがあるなぁ~!後で調べようと向上心が芽生えてくる」

と言うことで、気になりだしたサンゴや海藻は写真に収め、名前を調べてアップすることに決めました。

名前が違えば、きっと研究者の方々から「名前違うよ~!○○○だよ」と教えて頂けるだろうし(微笑)、研究者の方々にとっても役立つ資料になるかなぁ~と (^^ゞ

調査中に付き片手撮りでの撮影ですが、気になったテーブルサンゴの仲間 (^^)/

津島_田之浜_サンゴ02
(クシハダミドリイシサンゴ)

津島_田之浜_サンゴ01
(エンタクミドリイシサンゴ)

今回、台風14号の接近に伴い、予定をしておりました八幡浜海域の調査は延期となりましたので、調査が終わり次第、ブログにてお知らせさせて頂きますので、楽しみにお待ち下さい。

南予地域の活性化へ向けて、打ち合わせと走り回らないとならないのだけど、何か身動きがとれなくなってきている。あと、もう一つ分身が欲しい (^^;;


◆2020.10.06.tue/中潮 <愛媛県西予市:明浜町>

[1本目/Point:狩浜]

潜水時間37分、最大水深 7.2m、平均水深 4.0m、水温 22度、透明度 4~5m、EN.13:13

[2本目/Point:高山]

潜水時間 39分、最大水深 7.0m、平均水深 3.9m、水温 23度、透明度 4~6m、EN.14:35

◆2020.10.03.sat/中潮 <愛媛県宇和島市:津島町>

[1本目/Point:ピシャゴ(竹ケ島)]

潜水時間37分、最大水深 13.4m、平均水深 6.2m、水温 23度、透明度 5~6m、EN.09:55

[2本目/Point:田之浜]

潜水時間 45分、最大水深 8.1m、平均水深 4.0m、水温 23度、透明度 4~5m、EN.11:15
.

テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

潜る地域おこし協力隊

愛媛県南予地域の知られざる魅力と温暖化に伴う生態系の変化、インタープリターとしての役割、ガイディングの参考に繋がれば、明浜の海中世界をご案内!

今回、県内は南予地域の松野町にて、地域おこし協力隊としてご活躍されておりますHさん♂ (ダイビング・ライセンス保持者)と、同じく地域おこし協力隊としてご活躍されておりますDさん♂、ならびに滑床キャニオニングSTAFFのTさん♂のお二人が、ダイビング国際ライセンスを取得とご来訪を頂き、2日間に渡り、ご指導をさせて頂いて参りました (^^ゞ

八幡浜より当店の明浜リゾート支店へと向かう道中、ジオパークとして知られる西予市明浜町「大早津の石灰岩」の絶景をご紹介させて頂き、

明浜ドローン_01

青空に映える明浜海岸の絶景ポイントにて皆で写真撮影タイム (^^)/

明浜3ショット

その後、2年前に学校にてダイビング・ライセンスは取得した後より2年間のブランクDIVERのHさん♂、初めての海中体験となるDさん♂・Tさん♂と、皆さん、ダイビングへの不安要素はあったようですが、そこは長年の指導経験にてカバー (^^ゞ

4分割_水中

生態系や水中写真にて楽しみながらダビングの基礎技術を身に着けて頂き、

4分割_ウミウシ
(※.上記写真は、初めての水中撮影に挑んで頂いたお客様撮影の写真。交代で撮影を頂きましたが、皆さまの撮影している際の集中力は凄まじく、大変驚かされました。個性も様々~~!)

知られざる南予地域の海中世界を堪能して頂きつつ、その背後にある問題についても学んで頂きました。

浅瀬3ショットJPG

最後に、学科講習を含めて約2日半と、ダイビングの国際ライセンス取得コースにご参加を頂き、ありがとうございました。次回は講習ではなく、ファンダイブにて南予の海を堪能しに潜りにいらしてくださいね。楽しみにお待ちしております。

講習終了の3ショット_ボカシ入り
(※.上記写真の顔部分にはボカシを入れさせて頂いております)

地域おこし協力隊としてご活躍されておりますHさん♂に撮影を頂きましたドローンによる空撮映像をご紹介させて頂きます。

明浜のエントリー口_上空より撮影

上空より泳ぎ群れる魚の姿が確認できる当店の明浜リゾート支店前のビーチ



淡々と書き綴っただけの海ブログとなってしったけど、許してや (^^;;

ちょ~と!まだまだ、「研究機関と海洋調査」、講演や南予地域の活性化へ向けて進めさせて頂いております「南予地域エコツーリズム推進協議会」関連etc.と、かなり慌ただしく時間に追われておりますので、ご了承ください (^^)/


◆2020.10.02.fri/大潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:かっぱビーチ(OW講習:1本目)]

潜水時間32分、最大水深 11.9m、平均水深 5.4m、水温 23度、透明度 5~6m、EN.11:46

[2本目/Point:ラビリンス(OW講習:2本目)]

潜水時間 56分、最大水深 12.0m、平均水深 9.1m、水温 24度、透明度 5~6m、EN.14:17

◆2020.10.03.sat/大潮 <愛媛県西予市:当店の明浜リゾート支店前>

[1本目/Point:ラビリンス(OW講習:3本目)]

潜水時間53分、最大水深 18.0m、平均水深 11.0m、水温 22度、透明度 7~8m、EN.09:42

[2本目/Point:ラビリンス(OW講習:4本目)]

潜水時間 60分、最大水深 18.0m、平均水深 9.5m、水温 23度、透明度 7~8m、EN.11:32
.

テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

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