可笑しなDivingドキュメンタリー：

愛媛県内は大洲市にて、演題「南予の未来を拓く環境活動」の講演を昨日終え、関係者の方を含め、聴講をいただきました環境意識高き多くの方々との有意義な交流を経て、本日、達成感に満ち溢れております。



今回、講師として２時間の講演のご依頼をいただき、第一次産業が基幹産業の多自然型居住地域において、環境の異変が現れるのが早い海から始め、山・川・里と、「環境」「社会」「経済」の統合的発展を目指し、共創の社会にて地域振興（サスティナブルな観光、キーマンとなる人材育成、雇用創出、責任あるまちづくり）、カーボンニュートラルへと繋ぐ取り組みの実施例の講演をさせていただいて参りました。



お忙しい中、大洲市長の二宮様も最初から最後まで聴講をいただき、プレゼン投影資料を幾つかスマートフォンにて撮影を行われておりましたので、お話をさせていただきました演目に、かなり興味を抱いていただけたようでして、今後の動向が楽しみです。



さて、自治体、団体、企業、そして小学生から大人までと様々な方を対象に、「環境問題と環境教育（ESD：持続可能な社会の担い手を育む）」「気候変動適応対策と気候変動適応教育」「観光振興」「観光ガイド育成」「地域課題対策と地域振興」etc.と、実務経験者としてのノウハウを生かして県内外にて講演を行っておりますが、



その中でも演題「南予の未来を拓く環境活動／環境教育」については、地元の［八幡浜市］を皮切りに［宇和島市］［大洲市］と南予地域の３自治体まで、環境問題の情報共有と環境意識の醸成とお蔭さまで広げいくことができました。



「海を守ることは山をも守ること」、その反対の「山を守ることは海を守ること」でもあるように、海洋問題は海に面する地域だけの問題ではありません。山・川・里・海と、より多くの地域の方々に知って認知していただけますよう尽力して参りますので、皆さま今後共よろしくお願いします。



尚、今回の講演を含め、追跡取材など様々なメディアより取材を受けておりますので、掲載や放映の日程が決まりましたら追ってお知らせさせていただきますので、ご視聴いただけましたら幸いです。

テーマ : 社会教育
ジャンル : 学校・教育

tag : SDGs住み続けられるまちづくりを環境教育ESD海の豊かさを守ろうふるさとを愛する心を育む地方創生生物多様性#気候変動適応対策里海

平日DIVEの日々と週末より平日の潜り込みが多い今日この頃。

19日、27日と２週に渡ってダイビング継続（レベルアップ）教育のAOW（アドヴァンスド・オープンウォーター）講習、



25日は伊方町の川之浜と三机にて、気候変動適応対策として取り組んでおります藻場礁の手入れに取材対応、





週末へ向けての講演「地域振興／住み続けられる＊まちづくり」準備etc.と、有り難きことに慌ただしく過ごさせていただいております。

まずは、当店オリジナルな水中ナビゲーション技術に特化したAOW講習。ダイビングインストラクターとして、長きに渡りAOWの資格を持つが、水中ナビゲーション技術を身に着けている人が少ない現状を見て参りました。


（27日の明浜名物の超巨大漁礁の光景）

そこで、多少なりともガイドの後についてダイビングを楽しんでいる際にも、常に水中での方向感覚が保てるような心がけに繋がっていただけたらと、地元：八幡浜よりカップルにてご来店をいただきましたＮさん♂、Ａさん♀にお越しいただき、当店の明浜リゾート支店にてAOW講習を行って参りました。

海中の地形や目標物、海藻やサンゴ群の生息域、砂紋の拡がりや狭まり、方位磁石：コンパスなどを利用して、海中における方向感覚を養う知識や技術を学んでいただきましたら、


（方向は「こっちだよね？！」と仲良くバディコンタクト）

自信付けにバディ同士（一緒に潜る仲間）安全確認を含め、意思疎通を図り、助け合いながら目標地点へ向かい、海中ガイドを行っていただくのが当店のAOW講習のカリキュラムの一つ。

目標地点への到達を果たして、ナビゲーション技術の自信付けになったお二人。



その他、水深30ｍオーバーの大深度潜水：ディープダイビングにて、ほぼブリ大サイズのハマチの10匹前後の群れを眺めての講習etc.を経て、



目出度く仲良くカップルでAOW認定 (^^ゞ

Ｎさん♂、Ａさん♀、ご来店ありがとうございました。

続いて、宇和海広域にて地域企業と漁協と連携にて組立式藻場礁の設置を行っております「藻場BANK造成プロジェクト」実証実験中の伊方町：川之浜と三机設置の藻場礁における課題対策を施しへ出かけ、





本日は、明日の講演へ向けての資料整理と、有意義な日々を過ごさせていただいております (^^)/


◆2023.10.19.thu／中潮　＜愛媛県西予市明浜＞

［１本目／Point：明浜ラビリンス］
潜水時間55分、最大水深18.5m、平均水深9.6m、水温22度、透明度6～7m、EN.10:13

［２本目／Point：明浜ラビリンス］
潜水時間62分、最大水深17.8m、平均水深7.2m、水温22度、透明度6～7m、EN.12:24

◆2023.10.25.wed／若潮　＜愛媛県西宇和郡伊方町＞

［１本目／Point：三机］
潜水時間7分、最大水深4.1m、平均水深2.5m、水温21度、透明度4～6m、EN.12:08

［２本目／Point：川之浜（漁港内）］
潜水時間15分、最大水深3.2m、平均水深1.9m、水温22度、透明度0～1m、EN.13:43
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テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

昨日、設置済みの藻場礁にて起きている課題対策と清掃へ、地元：八幡浜にてダイビング。

タイミングよく、素潜りの漁師さんとお会いすることができましたので、海の異変について情報交換も行い潜水開始。

すると海底で、海藻クロメの茎だけが目立つ「葉状部消失現象」の広がりを確認。



藻食性魚類による食害と自然凋落が混在しているものの、ほぼ茎には成長点が見当たらず、中には根元まで食べられた茎と食害の割合が高い。

アイゴによる食害が活発化する水温20度、海藻クロメの貧植生状態は自然界的には好ましい状況とは言えない。



成長点が幾つも枝先にある食害に強いホンダワラ類に比べ、クロメは付け根が食べられてしまうと復活せず、思っている以上に南方化の進行が早く、早期に対策を施す必要性が出てきています。



藻場の変化や衰退は、アジなどの青魚やサザエやアワビの不漁、更には藻場で幼生期を過ごすイセエビの不漁にも繋がります。

この環境がもたらす今後の影響について、海中世界の可視化は難しく、どのように周知啓発方法と対策を行っていくかを考えながら、設置済みの藻場礁にて起きている課題対策へと作業開始。
（課題対策作業：採取したクロメが藻場礁内で潮流などにより、藻食性魚類の食害防止除けに張った網に押し付けられて弱らないように藻場礁内で再付着）


（Before／対策前）

海中で持ち運びし易いように折りたたみ式にて製作したワイヤ－ネットに海藻クロメを生け花をするかのように植付け、多孔質の着生基質の上にセッティング作業をしておりますと


（After／対策後）

オハグロベラが再固着により出来上がった海藻クロメの林の中に隠れにきたり、ホンベラ♀の群れが集団で葉を突っつきにきたり、そんな光景に癒されながら一人で作業を続けていたのですが、気が付けば潜水時間は老体には厳しい90分。



海の南方化の進行による影響は、決して水産業だけの問題ではなく、農業被害や高潮被害にも繋がりいく問題。

早期に責任感と打たれ強い精神力、強き向上心と探求心、そして実行力を兼ね備えた若き次世代の社会の担い手を育む必要性を切に感じております。


◆2023.10.14.sat／大潮　＜愛媛県八幡浜市＞

［1本目／Point：向灘矢野崎・シーロード］
潜水時間87分、最大水深8.2m、平均水深4.8m、水温21度、透明度4～5m、EN.11:05


#気候変動適応 #脱炭素 #温暖化 #地域循環共生圏 #ESD #藻場保全 #海の豊かさを守る #里海 #藻場BANK造成 #ブルーカーボン #住みつづけられるまちづくり
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テーマ : 地球温暖化
ジャンル : その他

低気圧発達により気温の低下や雨にも見舞われた３連休！



当店のリゾート拠点：西予市明浜は穏やかな海況で透明度は若干落ちたものの、「ウミウシやコブダイの老成魚を撮影したい」


（ここ9ヶ月ぐらい見かけなかったサラサウミウシが２～３mmの極小な個体ではありますが現れましたので、次なる種類のウミウシたちが現れ出す海への変化を感じております）

「超巨大な漁礁にて魚影の濃さを堪能したい」などのお客様のリクエストにお答えしながら、いつも通りにマッタリと海中世界をご案内して参りました。



さて、瀬付きのアジは脂乗りがよくて美味しいとされ、上記の写真にも写っておりますが、なんと！漁礁のブロック内にてシマアジが居ついておりました。



瀬付きのシマアジ･･･って、そもそもシマアジが瀬に付くんか？サカナの世界にも気まぐれで型破りなヤツは居るんやな (^^ゞ

ウミウシやｍ越えの大物、ワイドな海中世界を堪能していただきながら、



旬なイセエビだらけなエビ団地から始まり、オトヒメエビ、アカホシカクレエビ、イソギンチャクモエビ、ゼブラガニなどの甲殻類や



海中をフワフワと泳ぎまくる黄色の可愛いミナミハコフグの幼魚をご紹介しつつ、魅力あふれる明浜の海中世界をお客様に満喫していただいて参りました。



最後に、福岡県は北九州市よりお越しいただきましたＴ様♂、



県内は地元：八幡浜市のＮさん♂、ご来店ありがとうございました (^^ゞ



またのお越しをお待ちしております (^^)/


◆2023.10.07.sat／小潮　＜愛媛県西予市明浜＞

［１本目／Point：明浜ラビリンス］
潜水時間67分、最大水深22.3m、平均水深8.9m、水温22度、透明度6～7m、EN.09:32

［２本目／Point：明浜ラビリンス］
潜水時間71分、最大水深19.3m、平均水深8.9m、水温22度、透明度6～7m、EN.11:40

◆2023.10.08.sun／小潮　＜愛媛県西予市明浜＞

［１本目／Point：明浜ラビリンス］
潜水時間57分、最大水深20.8m、平均水深9.9m、水温21度、透明度6～7m、EN.10:36

［２本目／Point：明浜ラビリンス］
潜水時間53分、最大水深20.4m、平均水深11.3m、水温21度、透明度6～7m、EN.12:41
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テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ

県内は松山市より、初来訪のウミウシ好きなＭさん♀に、本日お越しいただき、ウミウシなどのマクロ生物をメインに、明浜の海中世界をご案内して参りました。

ウミウシ好きなＭさん♀、実はSNSにて見たいユビノウハナガサウミウシの投稿を見て、当店を始めて知り、これは潜りに行かなくてはと、３日前にご予約をいただきご来店、行動力も然る事乍ら、とてもウミウシが好きな女性 (^^ゞ



リクエストをいただきましたユビノウハナガサウミウシをご紹介しつつ、映え写真の構図なども参考いただけたらとご紹介もさせていただき、マクロ生物をメインにガイド。


（海綿：オレンジスポンジに映えるユビノウハナガサウミウシ）

ただ、マクロ生物のみならずワイドな海中世界も楽しめるのも明浜の特徴で、とてつもないアジの大群に突っ込むカンパチの群れに囲まれ、



凄まじい数のグレやネンブツダイ、ヨコスジフエダイの群れが目の前で舞うなどの光景も眺めていただき、



そして、ガッツリと “ウミウシ映え写真” の世界へ誘い (^^ゞ

八放サンゴ亜鋼とイガグリウミウシ


オオエダキサンゴとニセイガグリウミウシ


ネーミングが綺麗なヨゾラ（夜空）ミドリガイ


そして、明浜では初となりますスルガチゴミノウミウシ

それでは、出没！！アド街っく天国 ○○コレクションのBGM「patti austin の kiss」に乗せて、いってみよう (^^ゞ
「明浜：スルガチゴミノウミウシ」コレクション
Sure Do Wish That You Were Mine ♪

まずは、ノーマルバージョン


続いて、立ち上がりバージョン①


そして、前より口あんぐりバージョン


更に、立ち上がりバージョン②


最後に、触覚の白ラインが見えるバージョン


どの写真が好みですか？

ウミウシの動きを見ながら、のんびりと水中撮影を楽しめることも当店のダイビングスタイル (^^ゞ

映え写真が撮りたいとのリクエストをいただきますと、写真の構図の参考に繋がればと、その場で撮影して、お見せしながらのガイドも行うのも当店のダイビングスタイル (^^ゞ

マンツーマンにて、ウミウシなどのマクロ（極小）生物をメインに水中撮影を楽しんでいただいて参りました。

さあ、これからウミウシやら回遊魚のシーズン到来！完全少人数制にて、水中撮影を楽しみ、映え写真を撮りたい方、まだまだスケジュールに空きがございますので、お待ちしております (^^)/


◆2023.10.01.sun／大潮　＜愛媛県西予市明浜＞

［１本目／Point：明浜ラビリンス］
潜水時間63分、最大水深20.5m、平均水深11.0m、水温24度、透明度7～8m、EN.09:32

［２本目／Point：明浜ラビリンス］
潜水時間67分、最大水深18.3m、平均水深9.9m、水温24度、透明度7～8m、EN.11:34
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テーマ : ダイビング
ジャンル : スポーツ