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Landscapes by the roadside

路傍学会


青面金剛のLandscape 134

葛飾区新宿 石仏群新宿4丁目路傍①
 葛飾区新宿四丁目、道の分岐に石仏群がある。
新宿4丁目路傍②
 道路の拡張などで移動させられたものであるとの碑文がある。この石仏群の前の道は旧水戸街道であった。古い道標がある所以である。
新宿4丁目路傍③
 この中に青面金剛が祀られている。六臂の合掌像である。享保年間に地元新宿の人々によって造立されたものである。
新宿4丁目路傍④
 観念した邪鬼は神妙である。三猿はきちんとした菱形パターン。
新宿4丁目路傍⑤
 国分道との追分に建つ道標である。帝釈天への道を記している。明治30年の建立である。
新宿4丁目新金線鉄橋
 ほど近い新金線浜街道踏切の金町側に架かる鉄橋である。長さ2mほどか。最短の鉄橋はどれ程の長さがあるのだろうか。路傍学会の興味は尽きない。
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  2. 青面金剛
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地蔵尊のLandscape 25

中野区弥生町 川嶋地蔵尊正蔵院①
 中野区弥生町四丁目の路傍、正蔵院参道入口の川嶋地蔵尊である。
正蔵院②
 中央の地蔵尊は享保年間、両脇の六地蔵は宝暦年間に建てられたものである。
正蔵院③
 参道を通り、境内に入ると本堂左手に石塔「平和塔」がある。
正蔵院④
 この石塔の後ろに青面金剛がひっそりと祀られている。
正蔵院⑤
 六臂の合掌像である。風化が進んでいるが、邪鬼はいないようだ。三猿は菱形。元禄年間の作。
正蔵院⑥
 左にある庚申塔がさらに風化が進んでいる。三猿も不明瞭で、文字もほとんど読み取れないが、かろうじて延宝の文字だけ読むことができた。
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  2. 地蔵尊
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神社のLandscape 105

葛飾区新宿 立中川稲荷神社立中川稲荷神社①
 葛飾区新宿二丁目、中川土手の路傍、立中川稲荷神社である。ペンキが塗られた鉄筋コンクリート製の社が見える。
立中川稲荷神社②
 土手を反対側に回ってみると、屋根が半分抜け落ちていた。
立中川稲荷神社③
 土手を下りた社殿の前である。大木の切り株がある。社の後ろにも大きな切り株があった。以前は大木に守られた社であったのだろう。草刈りは行われているようだが、社の修復などはなされていない。
立中川稲荷神社④
 昭和58年に奉納された鳥居である。扁額は失われてしまった。これまで土地区画整理事業で一時的に姿を消した神社を報告してきたが、時の流れの中で少しずつ姿を消していく神社もある。
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  2. 神社
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