2018年09月28日
百高山完登! 1日目 アサヨ峰
先の連休にて、目標にしていた百高山最後のミッションをクリアするために行ってきました。
結果からいえば、目標をクリアし、無事下山に至りました。
それでは行きましょう。
21日金曜日、いつも通り夜に車を走らせます。
3連休の天気は1日目の22日午前中が雨、午後から晴れて23日は晴れ。
24日はまた暗転する・・・
と、言うことでした。しかし、ここ最近の天気予報は毎日コロコロ変わるので、予報が当たるかどうかも微妙です。
まぁ、ぐだぐだしてても仕方が無いので、小雨が降る中、伊那の仙流荘を目指しました。
丁度日付が変わる頃に仙流荘に到着しましたが、やはり天気の影響なのか、駐車場は一番近い所でも5割ほど。
すんなり止めて、即眠りに落ちました。今日は寝れる・・・
22日
朝4時半に目が覚めます。
外がガヤガヤしているので周りを見ると、車がびっしり。
トイレに行くと既にバス停には人が並んでいます。
一気に人が来たようですね。
息子を起こして準備して、そのままバス停に並びます。
登山計画書、提出。
そろそろちゃんとコンパスで出すかなー。
人が多いからか、少し早めにバスが動き始めました。
なんとか3台目に乗れました。今回のバスはありがたいことにバックドアがついていて、大型ザックは後ろに置ける、親切設計です。
大きなザックを膝に抱えたままじゃなかったので、とても助かりました。
6:20
北沢峠に到着です。
ここからはてくてく歩いて長衛小屋へ。
重たいテン泊装備のザックもわずか10分の楽々山行。
重いと言っても、水も持ってこなくて良いので、でかい割には20kgを切る余裕の軽さ。
楽ちん~♪
あっという間に長衛小屋。
ここでテント泊の受付をします。とりあえず1泊。
計画では2泊3日で、天気が良ければ3日目は戸台まで歩こうかと言うことにしていました。
午前中は雨の予報なので、今は止んでいるとはいえいつ降り出すかわからない空模様。
さっさと幕営完了です。そして朝からテン場は既にパンパン。
やっぱり早めのバスで上がってきて良かった。。。
テントを張って少し落ち着いたら、やはり雨が降り出しました。
まぁ、予報通りです。
今日の予定はアサヨ峰に行くだけなので、のんびり行きましょう。
昼からの晴れを信じて、のんびりテントで雨をやり過ごします。
まだ飲んじゃだめ!
さて、まったり2時間過ぎて9時半。
そろそろ出発します。まずは栗沢山まで約2時間のCT。
アサヨ峰に着く12時頃には晴れるんじゃないかな~。
と期待して・・・
最初の分岐を右へ行きます。
道は特に整備はされていません。
倒木を避けてあるぐらいです。
下部は雨の影響で道が川になっていました。
トレランシューズでは必死に避けて歩きます。
一部倒木祭り。
とは言っても、栗沢山の山頂までは一定の斜度でゆるっと上げていくので全く体は辛くありません。
11:00栗沢山の山頂、頂きました。
宇多田さんの山は展望無しです。
でも、山頂標の上には南アルプスの天然水が置いてありました。誰だー(笑
しかし、結局雨に降られてカッパを着込んでいます。
早く晴れないかな。。。
稜線はそこそこ風も出ていて、岩の裏に隠れるように休憩しました。
とりあえず、目標のアサヨ峰を目指しましょう。
CTは1時間ほどです。
一瞬ガスが切れて前が見えました。なんか、歩きにくそうな稜線。。。
実際、尖った岩々した道で、しかもアサヨ峰に近づけば近づくほどアップダウンが出てきます。
こんな岩をよじ登ったり。
予想していたより歩きにくいです。
おまけに天候は回復しません。
むしろ、雨も降り出し酷くなってきました。
小一時間ほど歩いて、ガスの中に見えた。
あれが山頂かな?
11:55
ということで、アサヨ峰山頂2799.4m山頂頂きました!
百高山98座目!
と言っても、息子全くテンション上がらず。
いや、わかります。
三等三角点がありました。
点名「鳳凰山」
鳳凰山って、ここだったんですね。
時間は12時。
予報通りならここの山頂で晴れ間が広がるはずだったのに・・・
この写真を撮ったあたりで、さらに風も強まり、雨が叩きつけるように降ってきました。
吹きさらしの稜線では体を隠す場所もありません。
もう泣く泣く戻り足になりました。
山頂滞在は3分ぐらいです。
防水性の無いトレランシューズの中は靴下までビッショリ。
手袋は絞れる状態になり、容赦無く雨が叩きつけます。
今まで悪天候を避けて山に登っていたので、歴代1位の雨の量。
この後は写真も無く、トボトボと栗沢山に戻りました。
ところが、栗沢山直前になると急に雨が止み、ガスが切れてきました。
とりあえず、雨が止んだだけでも嬉しいです。
12:50
栗沢山に戻り、とりあえず風の当たらないところでやっと休憩します。
腰を下ろしてゆっくりしてると・・・
おおぉぉ?
ガスがどんどん切れてきた。
振り返った道が見えます。
やっぱり結構細かいアップダウンがあったのですね
その後、ゆっくりしているとどんどん雲が切れ始めて、真上には青空も見えてきました。
予報は1時間ずれたのか~。
と言うことで、もう一度栗沢山!
先ほどおいてあった南アルプスの天然水は無くなってました。
日が出ると急に暖かくなり、カッパも脱いでしまいます。
そしてテンションも急に上がり始めます。
もう今日は雨は降らないでしょう。
あのとんがった岩、アレですね♪
やっと晴れた山頂を堪能しつつ、30分ほど休憩しました。
居合わせたお向かいのテントの方々とお話ししたり、有意義な時間でした。
さぁ、テントに帰ろう。
帰りはまっすぐ降りずに、一度仙水峠に降りることにしました。
こちらは結構急な坂ですね。
そしてガスが切れて気づきました。紅葉が始まっているのですね~。
仙水峠に降りてきた頃には、すっかり青空が見えてきました。
出発をもう1時間遅らせてたら、かなり良かったんでしょうね~。
読み間違えました。
遠く、地蔵岳のオベリスクも見えます。
すっかり晴れた!
長衛小屋は携帯の電波が入らないので、ここで翌日の天気や色々と確認等を済ませました。
仙水峠からはゆるっとした下り坂。
しかし岩々地帯で歩きやすくは無いです。
息子はこんな岩場が大好き。
あれですね「#うわまじか」ってここですかね~。
きれいな場所です♪
しばらく歩くと一気に樹林帯へ。
南アルプスらしい、苔むした森です。
気持ちよい♪
仙水小屋。
入り口にチェーンをかけて、「用も無い人は寄らないように」的な雰囲気を醸し出しています。
触らぬ神に祟り無し。通過します。
でも、テン場も小屋の場所もとてもいい雰囲気でしたよ。
いつか、テントを張ってみたいですね~。
川の流れが綺麗です♪
まさに「#水の山行ってきた」
ですね!
あの橋ですね♪
苔むした森の中を流れる清流、ほんとに不思議な空間です。
こんなに素敵な場所も、そうは無いでしょうね~。
さすが、CMに使われるだけの事はありますね。
堰堤でできる池の水が青い、ほんとに青い。
まさに水の山ですね。
水面の下に草が生えていることから、本当はもう少し水面が低いのでしょう。
雨の影響で増水しているのだと思いますが、それでもこの綺麗さ。
凄いわ~。
と言うことで、無事に周回してきました。
一部道が川になっていましたが、なんとか通過。
と言うか、既に靴はびしょびしょですし(^^;
テントに戻って乾杯です。
あとは濡れたものを干して、乾かして・・・
のんびりとした時間を過ごしました。
夕飯は釜揚げ素麺で豚汁を頂きます。
追加で海藻サラダとお麩をお好みで入れて。。。
これがなかなか美味しいのです♪
それにしても、晴れて良かった。
いよいよ明日は最後の百高山。
駒津峰と甲斐駒ヶ岳。
やっと、長い旅が一段落する。
明日はきっと晴れるはず。
ここ最近のテント生活そのまま、ヘッデンを使うこと無い時間帯に眠りに落ちました。
1日目の栗沢山とアサヨ峰。
雨だったけど、これもまた山ですね!
栗沢山はこちらの山です。
結果からいえば、目標をクリアし、無事下山に至りました。
それでは行きましょう。
21日金曜日、いつも通り夜に車を走らせます。
3連休の天気は1日目の22日午前中が雨、午後から晴れて23日は晴れ。
24日はまた暗転する・・・
と、言うことでした。しかし、ここ最近の天気予報は毎日コロコロ変わるので、予報が当たるかどうかも微妙です。
まぁ、ぐだぐだしてても仕方が無いので、小雨が降る中、伊那の仙流荘を目指しました。
丁度日付が変わる頃に仙流荘に到着しましたが、やはり天気の影響なのか、駐車場は一番近い所でも5割ほど。
すんなり止めて、即眠りに落ちました。今日は寝れる・・・
22日
朝4時半に目が覚めます。
外がガヤガヤしているので周りを見ると、車がびっしり。
トイレに行くと既にバス停には人が並んでいます。
一気に人が来たようですね。
息子を起こして準備して、そのままバス停に並びます。
登山計画書、提出。
そろそろちゃんとコンパスで出すかなー。
人が多いからか、少し早めにバスが動き始めました。
なんとか3台目に乗れました。今回のバスはありがたいことにバックドアがついていて、大型ザックは後ろに置ける、親切設計です。
大きなザックを膝に抱えたままじゃなかったので、とても助かりました。
6:20
北沢峠に到着です。
ここからはてくてく歩いて長衛小屋へ。
重たいテン泊装備のザックもわずか10分の楽々山行。
重いと言っても、水も持ってこなくて良いので、でかい割には20kgを切る余裕の軽さ。
楽ちん~♪
あっという間に長衛小屋。
ここでテント泊の受付をします。とりあえず1泊。
計画では2泊3日で、天気が良ければ3日目は戸台まで歩こうかと言うことにしていました。
午前中は雨の予報なので、今は止んでいるとはいえいつ降り出すかわからない空模様。
さっさと幕営完了です。そして朝からテン場は既にパンパン。
やっぱり早めのバスで上がってきて良かった。。。
テントを張って少し落ち着いたら、やはり雨が降り出しました。
まぁ、予報通りです。
今日の予定はアサヨ峰に行くだけなので、のんびり行きましょう。
昼からの晴れを信じて、のんびりテントで雨をやり過ごします。
まだ飲んじゃだめ!
さて、まったり2時間過ぎて9時半。
そろそろ出発します。まずは栗沢山まで約2時間のCT。
アサヨ峰に着く12時頃には晴れるんじゃないかな~。
と期待して・・・
最初の分岐を右へ行きます。
道は特に整備はされていません。
倒木を避けてあるぐらいです。
下部は雨の影響で道が川になっていました。
トレランシューズでは必死に避けて歩きます。
一部倒木祭り。
とは言っても、栗沢山の山頂までは一定の斜度でゆるっと上げていくので全く体は辛くありません。
11:00栗沢山の山頂、頂きました。
宇多田さんの山は展望無しです。
でも、山頂標の上には南アルプスの天然水が置いてありました。誰だー(笑
しかし、結局雨に降られてカッパを着込んでいます。
早く晴れないかな。。。
稜線はそこそこ風も出ていて、岩の裏に隠れるように休憩しました。
とりあえず、目標のアサヨ峰を目指しましょう。
CTは1時間ほどです。
一瞬ガスが切れて前が見えました。なんか、歩きにくそうな稜線。。。
実際、尖った岩々した道で、しかもアサヨ峰に近づけば近づくほどアップダウンが出てきます。
こんな岩をよじ登ったり。
予想していたより歩きにくいです。
おまけに天候は回復しません。
むしろ、雨も降り出し酷くなってきました。
小一時間ほど歩いて、ガスの中に見えた。
あれが山頂かな?
11:55
ということで、アサヨ峰山頂2799.4m山頂頂きました!
百高山98座目!
と言っても、息子全くテンション上がらず。
いや、わかります。
三等三角点がありました。
点名「鳳凰山」
鳳凰山って、ここだったんですね。
時間は12時。
予報通りならここの山頂で晴れ間が広がるはずだったのに・・・
この写真を撮ったあたりで、さらに風も強まり、雨が叩きつけるように降ってきました。
吹きさらしの稜線では体を隠す場所もありません。
もう泣く泣く戻り足になりました。
山頂滞在は3分ぐらいです。
防水性の無いトレランシューズの中は靴下までビッショリ。
手袋は絞れる状態になり、容赦無く雨が叩きつけます。
今まで悪天候を避けて山に登っていたので、歴代1位の雨の量。
この後は写真も無く、トボトボと栗沢山に戻りました。
ところが、栗沢山直前になると急に雨が止み、ガスが切れてきました。
とりあえず、雨が止んだだけでも嬉しいです。
12:50
栗沢山に戻り、とりあえず風の当たらないところでやっと休憩します。
腰を下ろしてゆっくりしてると・・・
おおぉぉ?
ガスがどんどん切れてきた。
振り返った道が見えます。
やっぱり結構細かいアップダウンがあったのですね
その後、ゆっくりしているとどんどん雲が切れ始めて、真上には青空も見えてきました。
予報は1時間ずれたのか~。
と言うことで、もう一度栗沢山!
先ほどおいてあった南アルプスの天然水は無くなってました。
日が出ると急に暖かくなり、カッパも脱いでしまいます。
そしてテンションも急に上がり始めます。
もう今日は雨は降らないでしょう。
あのとんがった岩、アレですね♪
やっと晴れた山頂を堪能しつつ、30分ほど休憩しました。
居合わせたお向かいのテントの方々とお話ししたり、有意義な時間でした。
さぁ、テントに帰ろう。
帰りはまっすぐ降りずに、一度仙水峠に降りることにしました。
こちらは結構急な坂ですね。
そしてガスが切れて気づきました。紅葉が始まっているのですね~。
仙水峠に降りてきた頃には、すっかり青空が見えてきました。
出発をもう1時間遅らせてたら、かなり良かったんでしょうね~。
読み間違えました。
遠く、地蔵岳のオベリスクも見えます。
すっかり晴れた!
長衛小屋は携帯の電波が入らないので、ここで翌日の天気や色々と確認等を済ませました。
仙水峠からはゆるっとした下り坂。
しかし岩々地帯で歩きやすくは無いです。
息子はこんな岩場が大好き。
あれですね「#うわまじか」ってここですかね~。
きれいな場所です♪
しばらく歩くと一気に樹林帯へ。
南アルプスらしい、苔むした森です。
気持ちよい♪
仙水小屋。
入り口にチェーンをかけて、「用も無い人は寄らないように」的な雰囲気を醸し出しています。
触らぬ神に祟り無し。通過します。
でも、テン場も小屋の場所もとてもいい雰囲気でしたよ。
いつか、テントを張ってみたいですね~。
川の流れが綺麗です♪
まさに「#水の山行ってきた」
ですね!
あの橋ですね♪
苔むした森の中を流れる清流、ほんとに不思議な空間です。
こんなに素敵な場所も、そうは無いでしょうね~。
さすが、CMに使われるだけの事はありますね。
堰堤でできる池の水が青い、ほんとに青い。
まさに水の山ですね。
水面の下に草が生えていることから、本当はもう少し水面が低いのでしょう。
雨の影響で増水しているのだと思いますが、それでもこの綺麗さ。
凄いわ~。
と言うことで、無事に周回してきました。
一部道が川になっていましたが、なんとか通過。
と言うか、既に靴はびしょびしょですし(^^;
テントに戻って乾杯です。
あとは濡れたものを干して、乾かして・・・
のんびりとした時間を過ごしました。
夕飯は釜揚げ素麺で豚汁を頂きます。
追加で海藻サラダとお麩をお好みで入れて。。。
これがなかなか美味しいのです♪
それにしても、晴れて良かった。
いよいよ明日は最後の百高山。
駒津峰と甲斐駒ヶ岳。
やっと、長い旅が一段落する。
明日はきっと晴れるはず。
ここ最近のテント生活そのまま、ヘッデンを使うこと無い時間帯に眠りに落ちました。
1日目の栗沢山とアサヨ峰。
雨だったけど、これもまた山ですね!
栗沢山はこちらの山です。
スポンサーリンク
この記事へのコメント
いよいよですね。
同じ日に友人は西穂から南岳避難道下りでした。
みんな幸せな方ばかりです!
日帰りでも、近場でも良いので高い山へいくぞ~
そう決心したンですが、空く日はいつも雨!明後日もそうらしい。
山の天気は良くも悪くも急変しますから油断できませんね。でもそんな時には思いもよらぬ景観に出会う事が多いんですよね。
同じ日に友人は西穂から南岳避難道下りでした。
みんな幸せな方ばかりです!
日帰りでも、近場でも良いので高い山へいくぞ~
そう決心したンですが、空く日はいつも雨!明後日もそうらしい。
山の天気は良くも悪くも急変しますから油断できませんね。でもそんな時には思いもよらぬ景観に出会う事が多いんですよね。
Posted by アサギブルー at 2018年09月28日 20:02
アサギブルーさん:
西穂から南岳新道を降りるって、相当強者ですね。。。
この辺りの3大難所を全部通るわけですね、凄い・・・
しかし、今年の9月は週末はどうしても崩れますね。
なかなか天候に恵まれないと、山小屋の小屋番さん達も嘆いておられるようです。
ガスや雨の中歩いた後の晴れ間って、青い空が見えるだけで素敵だなって思えますよね(^^)
西穂から南岳新道を降りるって、相当強者ですね。。。
この辺りの3大難所を全部通るわけですね、凄い・・・
しかし、今年の9月は週末はどうしても崩れますね。
なかなか天候に恵まれないと、山小屋の小屋番さん達も嘆いておられるようです。
ガスや雨の中歩いた後の晴れ間って、青い空が見えるだけで素敵だなって思えますよね(^^)
Posted by PENTAGON at 2018年09月29日 09:08