Days 公園にて、くだらないことを。
26日土曜日、台風の影響で、夜中から降り続いて午前中一杯は雨でした。午後、太陽が出てきたので、子供たちも外に出たがったので、お出かけをしようということで区の中央図書館に行きました。この区としては初めての図書館利用なので、利用案内を伺い、ああ、これ面白そうだ、あ、こっちも面白そうだと思い巡らして本を選び、心はほんわりと暖かな気分になっておりました。子供たちもいくつかの絵本を読み、そして友達にも会えて満足そう。
外に出てみると、雨後の寒さが残る図書館横の公園で野良猫と戯れ、目を猫より細めている(であろう)同年代二人。ああ、ゆっくりとした時間が流れてていいなぁ、猫とおじさん。野良猫2匹が人間との戯れに飽いたか公園を横切って去っていきました。そしておじさん二人も公園からいなくなり、ふと公園のトイレのほうに目をやると、そこには「考える人」の像が。
「彼は夢想している。実り豊かな思索が彼の頭脳の中でゆっくりと確かなものになってゆく。彼はもはや夢想家ではない。彼は創造者である」とロダンは言ったそうだけど、まさかトイレの前に「考える人」が置かれるとは、私も思いも寄らなかった。ロダンだって、地獄の門ではあっても、トイレの前とは思わなかっただろう。
もうトイレに入っている人に見えてしまって、困る、いや、トイレに入っているときこそ思索の時だ、という人もいるだろうし、そういうことを許容しうる思索の余裕こそ、実は欲しているのか、、、。