おにぎり・おむすび#19 泉州産たまねぎ使用炒飯おにぎり
こんにちは。鶏ザンギおにぎりのentryを書きましたので、最近(7/12)頂いたおにぎりです。炒飯のおにぎりは数多ありますが、たまねぎ推しで来たおにぎりは珍しいのではないでしょうか?たまねぎの一大産地北海道だったらあるかなぁ。泉州たまねぎの旬は5月から6月頃。ちょっと旬は過ぎていますが、全然OK。水分が多く甘みもあるので、ちょっと水にさらしたオニオンスライスなんかで生で頂くのもいいですね。おっさんには「血液サラサラ」という言葉には惹かれるものがあります。
そんな泉州たまねぎを主役にした炒飯おにぎりですので、味は極めてシンプルでした。家で作って温かい状態で食べたくなりましたね。
さて私が小さい頃、もう40年近く前に教えられた地理では大阪・泉州では玉ねぎが覚えなければならないアイテムだったように記憶しています。現在では大阪のたまねぎ生産量は全国区も1%を割り込んでいます。残念ですけど。ピークは昭和35年頃だったようです。
泉州たまねぎの歴史ですが、明治17年(1884年)ごろから泉州で作られるようになった比較的新しい野菜です。明治の世となり西洋料理が広がりを見せて徐々に消費されるようになってきたこともありますが、その飛躍はなんとコレラ・赤痢の流行に対して薬用として需要が伸びたことがきっかけだそうな。へええ。加えて外国産におされて綿栽培が減少したことで次なる換金作物として注目されたことが背景となり、泉州で玉ねぎ生産が盛んになりました。
泉州たまねぎ栽培の功績をたたえる碑があるそうなので泉州方面に出かけたときに見に行きたいなと思っています。
<泉州玉葱栽培の祖碑(泉南郡田尻町)>
今井佐治平、大門久三郎、道浦吉平、3氏のたまねぎ栽培の功績をたたえるため建立。
<坂口平三郎の頌徳碑(岸和田市土生町)>
府道岸和田塔原線沿いの、土生新田入口。
前回のおにぎり・おむすびentry↓
沖縄に行きたくなってしまった。
おにぎり・おむすび#18 ポーク玉子おにぎり
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