千葉ロッテマリーンズの2軍のユニフォームが変わるようです。
ロッテのユニフォームと言えば、色々ありますけど、一番印象深いのは、ホームの試合で着るピンストライプのものでしょう。縦の線の入った、人によってはシュっとした感じのものなんですよね。
しかし今年から、ロッテの2軍ではピンストライプのユニフォームではない、ほぼまっさらなものに切り替わるのだそうです。実際見てみると、Mロゴ・スポンサー部分以外は首元と袖の部分にアクセントがあるくらいで、ホントに何もないシンプル極まりないものになっています。1軍もこれでもいいんじゃないの(苦笑)?
このユニフォームをデザインしたのは、吉井理人1軍監督。いわく、ピンストライプのユニフォームに重みを置きたかったとのこと。大リーグの経験もある方なので、ユニフォームを1軍と2軍で変えようと思い立ったのでしょう。
そういえば、2軍だけチーム名が違うからユニフォームが違うという事例はありましたね。2000年~2008年のサーパス神戸→サーパス(オリックス・バファローズの2軍)や2000年~2010年の湘南シーレックス(横浜ベイスターズ→横浜DeNAベイスターズの2軍)などがそれにあたります。しかし、同じチーム名なのにユニフォームが違うというのは、かなり異例のようです。
ところで、シンプルになったユニフォームでも残したものがあります。それはロッテの信条を象徴するラインデザインというもの。黒・白・灰のラインがそれにあたるのですけど、黒が勝利への挑戦(CHALLENGE)、白が勝利への熱狂(ENTHUSIASM)、灰が勝利への結集(UNITY)を意味しているのだそうです。これは1軍のピンストライプのユニフォームやビジターで着る黒一色のユニフォームでも表されており、今回着ることになる2軍のユニフォームにも首元と袖のアクセントの部分で採用されています。
吉井監督は、ピンストライプのユニフォームに袖を通すことを目指して2月の春季キャンプから頑張ってほしいと述べています。袖を通すことはもちろんですけど、それを着続けたいのなら、1軍で更なる活躍ができるように頑張ってほしいものです。