カルビーの「堅あげポテト」。「噛むほどうまい!」のキャッチフレーズの通り、堅い揚げということで、噛み応えがありかつ塩気の効いたおいしいポテトチップスでもあります。
その「堅あげポテト」が大規模な回収騒ぎの憂き目に遭っています。11/17と11/19に入った苦情がきっかけで、ガラス片が商品内に入っていたことが発覚。11/20に発表し、大規模な改修を行うことも発表しています。
しかしながら、2件の苦情が入った商品の製造年月日はカルビー調べでは11/8とのこと。苦情が出るまで9日、発表まで含めると2週間弱わからないまま事が進んでしまったことになります。
カルビーによれば、ポテトチップスを揚げる装置の出口に設置されていた照明機器のガラスが割れ、それが今回混入されたガラス片に当たるとのこと。しかし、毎日点検や清掃をしていたはずなのに見抜けなかったのはいかがなものなんでしょう。「角度的に見えづらいところに付いているだけでなく、ガラスに厚みがあり、過去に割れるという事態もなかったため想定外だった(つまりは点検リストにも入ってなかった)」とはカルビーの弁ですけど、掃除の際に欠けているのに気付くはずなのではないのかと。
考えられるのは経年劣化とのことらしく、従業員が複数いる点から事件ではなく事故とのことで解決に至りそうですけれども、詳細な調査をし、コンプライアンス(法令順守)を改めて再認識することを徹底させるべきではないかと思います。
なお、今回の回収の対象商品は、関西地域限定商品の「関西だしじょうゆ」と全国販売の「うすしお味」・「ブラックペッパー」・「のり味」・「ゆずこしょう味」の5種類。滋賀県湖南市にある湖南工場で製造された物の印である『b』と製造ラインの印である『PK』の印字が入ったもので、製造年月日は2012年7月20日~2012年11月17日、賞味期限は2012年11月20日~2013年3月17日のものになります。
・・・でも、これだけ遅いと既に食べっちゃったわいという人もいないでもないかと。もう少し早く気付けよなぁ・・・。
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