FC岐阜、昨日はアスルクラロ沼津と戦いました。
今回戦う沼津は、5/29に天皇杯1回戦を戦い、1-0で辛勝しているのは、以前お話しした通り。その後、昨日行われたこの試合を経て、7/20にアウェイでの対戦が控えるという『過密スケジュール』となっております。恐らく今シーズンの中では一番短い期間で戦う相手となることでしょう。
現状全く調子が上がってこない岐阜ですが、沼津のホーム戦は過去負け無しということ。ならばせめて、ここで調子を掴んでほしい。前節のFC琉球戦で何とか引き分けまで持ち込んだのですから、なおのことです。そして、もう一つ負けられない理由があります。それは後程。
なお、写真は沼津のサポーターの皆様。この数でほぼ同じくらい来ていたカターレ富山クラスの大きな声が出ていたので、少数精鋭ながらよく訓練されていると感心しきり。
この日の試合は、はたらくのりもの大集合ということで、様々な種類の車がやって来ておりました。
その一つとして、らくがきカーが2台やって来ていました。写真はその中の1台です。
・・・いや待て。今回来た車は、『はたらくのりもの』じゃなくて、『はたらいたのりもの』じゃないのか(爆)。
この日は、伊藤寧々さんが来場してくれました。
今年3月をもって芸能界を引退し、いわゆる『普通の女の子』として来場してくることになりました。本来は今年の開幕戦だった福島ユナイテッドFC戦が最後の姿になる予定だったんでしょうけど、体調不良でお休みとなっていたので、今回の場が設けられたのでしょう。
岐阜には、2015年から応援マネージャーに就任。ウチが色んな役職(クラブアンバサダーなど)を置くきっかけになったのが、彼女なのではないのでしょうか。
グリーンエンジェルズ時代から岐阜に関わり、長い間芸能界で活躍された伊藤さん、本当にお疲れ様でした。インスタグラムは続けられるそうなので、そちらでの活躍を期待しております。
そして、今回のメインになったセルティックに所属している古橋亨梧選手(左)がやって来ました。伊藤さんの来場と共に、今回決して負けてはいけない理由ですよ。
相変わらず平身低頭で、かつてのチームメイトだった難波宏明さん(右)の前にやって来た。
なお、古橋選手の特集を組むということで、CBCテレビの「チャント」が取材に来ていた。6/10に放送されるとのことらしい。
ハーフタイムキャラバンでは、ギッフィーが古橋選手を引っ張ってやって来た(爆)。古橋選手がヴィッセル神戸に移籍した後に立体化されているので、彼に会うのは初めてではなかろうかと。
この後開かれたボートレースチケットショップ養老プレゼンツ ボートレーサースペシャルトークショーにて、ボートレーサーと共にやってきた柏木陽介クラブアンバサダー(右から2番目)と随分大きくなってしまったナンチャン(中央)が登壇。・・・って、ボートレースチケットショップ養老のマスコットのよーたんじゃなかいか。
このイベントの途中に選手のトークショーになだれ込む(ニヤニヤ)。登壇したのは、青木拓矢選手(中央)と和田侑樹選手(右)。何だか異様な雰囲気(笑)の中で行われていたので、大変だっただろうなぁ。
ここで、青木選手の愛車遍歴を聞くことになったのですが、すげぇ車ばっかだったなぁ。今でも高級車が5台家にあるとのことなので、サッカー選手って儲かってるんだなぁとボートレーサーの儲かり具合に張り合うかのような思いで言っていたと思うと、何ともキナ臭い話になっておりましたとさ(ギャハ)。
あと、非公開の選手に年収を窺うのはご法度です(ギャハ)。まぁ、移籍金とかと共にあの金額がいい加減なのは知ってた(ニヤニヤ)。<野球選手の年俸も推定といういい加減なものだからね・・・。
試合のことを話さないといけないのは、気分的に非常に重苦しい限りで。タイトルからにじみ出ているから、もういいでしょと言いたいところですが、振り返らないと総括できない(汗)。
この日の試合、古橋効果なのか、7805人という今シーズン最高の観客動員数を誇りました。
前半に関して言えば、双方互角で双方チャンスが現れながらも掴み切ることができなかったように思いました。ただ、肝が冷えたのは、前半31分の沼津の先制点になるはずだったシーン。あれがオフサイドでよかったと思いましたよ。ただ、その1点さえも今思えば、大したことは無いものだと思ってしまうのですよ・・・。
試合が動き始めたのは、後半に入ってから。
後半9(54)分、ペナルティエリア内での揉み合いの末、左サイドに流れた球を北龍磨選手が救い上げ、中央やや右寄りに展開。そこにいた石田崚真選手が後ろに流し、詰めていた川上竜選手が縦ポンの一撃を繰り出す。その球を田口裕也選手が頭で合わせたものの、キーパーに弾き返されてしまいます。ところが、こぼれた球を近くにいた荒木大吾選手が見逃さず、無事に処理して先制点となました。ミッドフィルダーながらも3点目を叩き出し、去年全く活躍できなかったとは思えない活躍を見せてくれました。
ただ、このいいところが続かない。後半16(61)分に追い付かれてしまいます。これが高い位置で奪われるミスなんですよね。これは大きく蹴り出さなかった上田智輝選手のミス。そして、これがきっかけで岐阜のメンタルが大きく崩れることになります。ハイライトシーンを見て、ここで気持ちの糸が切れかかっていたんだな・・・と。
私が思う気持ちの糸が切れた時間というのは、終盤になる後半39(84)分。これは主審がファウルを取らなかったという運の悪さもあったのですけど、ペナルティエリア(ゴールマウス前)に守備が2人しかいないのもおかしい。それを軽く越されて、相手の侵入を許すあたりで、前半で頑張り過ぎたがために岐阜の選手達の足が止まり始めていたというのもあるんだろうけど、ここで踏ん張ってほしかった。ただ、こうも簡単にあしらわれてしまったことで、岐阜の選手達の気持ちが切れたんだろうなと思えたのは事実。その後試合終了までに3点も決められてしまうのです。同じようなミスで・・・。
最後には川又堅碁選手の今シーズン2得点目まで献上するシーンまで見せられ、1-5の大敗。これにより、開幕から積み上げた得失点の貯金も一気に失うことになりました。これで12位にいられるのが信じられないくらいですよ・・・。
当然ながら試合後は怒号とブーイングが飛び交いましたし、試合終了前に帰っていくお客さんが大勢ですよ。何より古橋選手に、こんな酷く惨めで無様な試合を見せてしまったことを申し訳なく思います。もちろん、これは7805人北観客の皆さんに対してもそうです。彼らの信頼を失わせる試合をやってしまったことに対し、彼らは反省してくれているのでしょうか。そう思ったからこそ、気持ちの切れた選手は、もう帰ればいいと思ってたら、皆帰りやがった(汗)。まぁ、上野優作監督が自分だけ残るから帰りなさいと指示したんでしょうけどね。そう思わないと納得できない。
その残った上野監督も、サポーターに対して全て自分が悪いと謝罪し、後は皆さんの後押ししかないと述べていましたけど、正直他人事のようにも・・・。選手に対してハッパを掛けてきたのか。悪い部分をきちんと見極め、修正できたのかと。何より気持ちの切れてしまっている選手を起用し続けないといけないのが問題だと思う。思い切って干すくらいの気概がないと、このチームの立て直しは不可能だろうなぁ・・・。開幕からの入りが良過ぎたがために、そのほころびに気付けなかったと思うと、私達も反省しないといけないのかな・・・。
そして、もうこのまま上野監督で事を進めるのは難しいと思います。早目の段階で休養なり解任なりして、後任を探すべきだと思います。天野賢一ヘッドコーチを監督に据えるふうでもいいですけど、それでもよくはならないでしょうね。それでも何かを変えるという点では、そこしかないと思います。空中分解するから止めとけ?いやいや、そんなこと言ってられない状況なのをわかってるかい?
もっと言えば、フロント陣も今シーズン限りで総辞職すべきです。特にこの状況を作り出すきっかけになってしまった会長と現在の状況に陥ってしまった社長は共に引責辞任すべきでしょう。
ともあれ、(他人事のようなコメントを残した)上野監督の言葉を信じて、その先の試合を見ていくことになりました。しかもその先の試合は、アウェイなんですね。
最初のアウェイは、Y.S.C.C.横浜。相手も調子が上がっていない中で勝てる試合をクリエイトできるのでしょうか。これができなければ、上野監督の信頼はますます落ちることでしょう。
その次のアウェイは、ガイナーレ鳥取。こちらはY.S.C.C.横浜以上に調子が悪い。ここも落とせば、上野監督の更迭論が止まらなくなるでしょう。
次のホームになるヴァンラーレ八戸戦まで上野監督は監督でいられるのでしょうか。前半戦最後は岐阜市民総力戦ですが、この無様な試合を見て、タダでも来ようと思う人はどれだけいるのかというのも、逆に楽しみになってきましたね(苦笑)。とりあえず、7805人というのを指針にしましょうか。