若宮神社から矢場町の交差点から若宮大通を渡り、矢場とんを抜けて南下。旧三洋堂書店の手前にある角を右に曲がった先にあるのが、5番目(後半最初)のチェックポイントになる三輪神社。
こちらも縁結びの神社ということで、大きな縁結びの木があり、大きな破魔矢が刺さっているとのこと。また矢場町の語源にもなった尾張徳川家の矢場の跡もあります。2013年にはなでうさぎの像も置かれ、触ると幸せになるとのこと。
なお、このそばに有名なラーメン店のフジヤマ55があります。
そのフジヤマ55のある角を左に曲がると、大須商店街に至ります。こちらは縦の入口の一つである大須新天地通り。ここから万松寺を目指します。
そして。こちらが万松寺の本堂です。大須新天地通りより少し外れたところ、道を挟んだ隣には喫茶店のコンパル大須本店があるので、わかるといえばわかるかも。
万松寺は、1540年に織田信秀(織田信長の父)により建立されたもので、当初は那古野城のそばにあったとのこと。現在の場所に移ったのは1610年、徳川家康の命によるものだそうです。
織田信長の有名なエピソードである信秀の葬儀の際に抹香を信秀の位牌にぶつけたという事象は、那古野城そばにあった時のことなんですね。
そして、しばしば本堂と間違えられるのが、白龍のそばにある建物。こちらは白龍館と呼ばれ、不動明王や白雪稲荷が収められているとのこと。
万松寺そばにあるスギ薬局が角にある十字路を右折し、次のチェックポイントに向かうのですが、久しぶりに大須に来たので、サノヤに寄って行こう。サノヤは安売りスーパーとしてよく知られ、ここで名物の一つ「大きなチキンの揚げ物」と「ドクターペッパー」で腹ごしらえ。開店すぐだったからか、人の多いこと多いこと・・・。
万松寺通りと大須観音通を西にずっと進んだ先には、大須観音があるのですけど、そこから少し外れたところに、次のチェックポイントである那古野山古墳公園があります。かつては那古野山公園と呼ばれていました。
こちらは、5世紀中頃~後半頃に作られた前方後円墳とされていますが、前方側は現存していません。かつてあったお寺の増築により壊されてしまったのだそうです。
現在の公園の原型になった浪越公園は1879年に開園したものの、1909年に鶴舞公園が開園したことに伴い廃止となりました。その後1914年に現在の規模で那古野山公園として再整備され、名称を変えながら今に至ります。
写真は、丁度開催されていた古墳でコーフン雪遊びというイベント。子供達が運ばれた雪で大騒ぎしていたため、古墳の頂には登れそうな雰囲気ではなかった(苦笑)。
なお、かまくらもあったそうですけど、結局見つけられず(泣)。
そのすぐそばにあるのが、大須観音です。大須のランドマークとしてあまりにも有名ですし、名古屋の三大観音(大須観音の他に笠寺観音・荒子観音が挙げられる)の一つでもあります。真言宗智山派に属するお寺さんなのは、あまり知られていないのでしょうか。
世界コスプレサミットの舞台の一つとして最近は知られ、パレードの出発点もここだったっはず。
週末なので、大勢の参拝客が来場していました。
大須観音の南にある門を抜けて、仁王門通りと東仁王門通りを進み、その終点にあるのが大須商店街ふれあい広場。ここは、山口智充さんが出演する東海テレビで放送されている「ぐっさん家(ち)」では周年記念になると、この広場から周年分の距離を進むという企画が行われます。
・・・しかし、招き猫にブルーアーカイブとヴァンガード、さらにはもう終わったのにクリスマスツリーが置かれているあたり、さすが大須である(ニヤニヤ)。
ここでは、ご当地アイドルになるOS☆Uがおもてなしを行っており、自らの宣伝チラシとおせんべいが配られていました。
OS☆Uも10年以上になるのね・・・。
最後に、万松寺通り商店街のアーケードと大須301ビルを収めておこう。
大須301ビルは、元々中華街をメインに売り込もうとしたものの、現在は雑居ビルの一つになってしまいましたね。龍のオブジェクトがあるのは、その時の名残なんですわ。
この後は、一気に金山駅まで歩くことに。その距離は2.5km。途中東別院の交差点を抜けるので、地下鉄の駅でいえば、2駅分歩くことになる。
ようやく金山駅のスタート地点だと思っていたところに着いた時は、11時半を回っていました。途中寄り道したりしていたから、まぁまぁ時間は掛かっていたのですね。
今回は神社仏閣巡りになりましたけど、案外知らないことが多かったので、いい発見になりました。大須も久しぶりに行ったけど、全くと言っていいほど変わっていない。もちろん、PC→ゲーム→トレカとトレンドの流れが変わったところもあるとはいえ、古くからの衣類を販売する店とか美味い飯を提供してくれる店はほとんど変わっていなかったし、「さわやかウォーキング」に付いているごった煮の街の雰囲気は失われていなかったですね。
しかし、これは次回へのウォーミングアップのようなもの。来週が本番です。そう、豊橋に行ってきます(ニヤニヤ)。