先日、FC岐阜はアウェイで水戸ホーリーホックとの一戦を迎えました。
写真は水戸駅南口にある応援横断幕。のぼりも無くはないですが、岐阜駅前や競技場にずらずらずら・・・っと並んでいる姿と比べると、よく言えば大人しい、悪く言えば浸透率が悪いようにも感じられます。これが商店街とかだと違うのでしょうかねぇ。
こちらは、スタジアムまで行く特急バス(基本的にはホーリー号とガルパン号の2台で回している)で撮った1日乗車券。水戸駅からスタジアムまで往復980円(税込)のところ、900円(税込)になるというもの。しかも水戸駅~大工町は乗降車自由という太っ腹。茨城交通やるな。
ちなみに、茨城交通もICカード導入を決めているようですが、どうも岐阜バスのayuca(アユカ)のようなふうになるらしい。平たく言うと、Suica・TOICA・IKOCA・PASMO・manacaなどのように全国で使えるようにはしないようで。
・・・ロイヤリティの問題もあるのかもしれないけれども、利便性を考えたら全国に対応できるようにしてほしいねぇ。特に茨城県は首都圏の一部なので、東京方面に行く機会も多いだろうし。
水戸駅から特急バスに乗って30分。やって参りましたKsデンキスタジアム水戸(水戸市立競技場)。
デカいので全部入り切りません(ギャハ)。
で、こちらはスタジアム内。バック側から撮影したメイン席。
独特のデザインをした屋根が特徴的(「鳥人間コンテスト」で出てきそうな翼のような形をしている)ですが、やはりデカすぎて入っていない(爆)。
スタジアム入口そばには、今回「アニ×サカ」ということもあり、そして舞台になった大洗町の日ということもあり、「ガールズ&パンツァー」(以下「ガルパン」)のキャラが水戸のユニフォームを着て登場。ちゃんと左端にはホーリー君(水戸のマスコットキャラ)が駆け付けております(笑)。
「ガルパン」と言えば戦車・・・ということで、アキバでも展示された「Ⅳ号戦車D型(H型)仕様」が初お目見え。
とは言われても、私は戦車には詳しくないので、いかんとも言い難し(苦笑)。
こちらが、『本物』のホーリー君。
試合前にメイン・バック席にやって来て、ファンやサポーター達を鼓舞しておりました。
ちゃんとしたマスコットがいるだけでもうらやましい。岐阜は『借り物』(ミナモはFC岐阜のマスコットではなく、岐阜県が管理しているマスコット。元々は2012年に開催された「ぎふ清流国体」のみ使用する予定だった)だからね。
今回アウェイながらも東京や福岡の時に比べて大勢のファン・サポーターが駆け付けたと思います(意外なことに、アウェイ自由席のイス席サイドは半分くらい埋まった)。せいぜい100人レベルなんでしょうけど、以前に行った2試合よりかは確実に多かったと思う。
写真は痛ゲーフラの数々(笑)。さすが「アニ×サカ」。
散々言っておりますが、この日の試合は、「アニ×サカ」ということで、ガルパン(水戸)とのうりん(岐阜)との対決になりました。
通称「戦車道」×「農林道」。すごいネーミングセンスだといつもながら思います(汗)。
試合中、水戸サイドがコーナーキックを獲得すると、ガルパンの1シーンを利用したカットインが上映されました。写真では逆光になってわかりにくいですけどね(苦笑)。
こちらは同じ状況でフリーキックになった場合。カットインしている1シーンがコーナーキックのそれと異なっています。
試合はというと、前半は双方が決定的なチャンスを掴むことができず、こう着状態と言ってもいいふう。
しかし、後半数少ないチャンスを掴んだのは岐阜。
後半9(54)分に益山選手のスローインから、一瞬の隙を突いた攻撃で、ヘニキ選手がほぼ無角度のシュートを放ち先制。そして後半20(65)分にはレオミネイロ選手がカウンターアタックで追加点。終盤にも富士選手が3点目を得るチャンスを得ましたが、すんでのところで止められました(ちなみに、ごっつぁんゴールを決められなかったことに対し、ラモス監督は激怒している)。
水戸に関して言えば、点を取られて以降、焦りからなのかボールを誤って出してしまうなどの凡ミスが目立っていましたね。これをやってしまっては勝つのは厳しいのかなと思います。ただ地力のあるチームなので、立て直しは容易だと思いますよ。
いずれにしても、岐阜はアウェイで完勝。私がアウェイ観戦し始めて4戦目でやっと勝利の瞬間を見届けることができたのです。
私が遠くから来てよかったと絶叫したところ、他のファン・サポーターからホントだよの一言が来たのが印象的でした。
試合後、ファインセーブを連発した常澤(ときざわ)選手(左)、追加点を挙げたレオミネイロ選手(中央)、そして先制点を挙げたヘニキ選手(右)がファンとサポーターの前にやって来ました。
こちら、ヘニキ選手が拡声器をもって挨拶する姿を捉えたもの。長良川ではあまり拡声器を使うことがないため、貴重なシーンとも言えましょう。
アウェイ連勝となり、勝利に浸る岐阜のファンとサポーター達。
ホントならもうちょっと残っていたかったんですけど、帰りの電車もあったので、この後すぐに出発しました(泣)。
いやぁ、コンサドーレ札幌戦も1-2で勝ち、今回も勝利で切り抜け、あれだけ難しかった連勝をアウェイでこなしてしまうなんて、今シーズン初め、特に6連敗していた頃には想像もできなかったです。これにより、水戸だけでなく引き分けに終わった京都サンガを抜いて18位に躍進。ひとまず安全圏内への『脱出』に成功しました。
しかし、このまま気を抜いてしまえば、あっという間に降格圏に逆戻りとなることでしょう。堅守の誓いを今後も破ることなく、10/4にホーム(長良川)行われる徳島ヴォルティスで2度目の3連勝といきましょう。そして、ラモス体制ではまだ見ぬ4連勝への布石にしようじゃありませんか。
J2残り試合あと8。最下位との勝ち点差は7。入れ替え戦順位との勝ち点差は6。