先日開催された「Nintendo Direct | E3 2021」で、任天堂の新タイトルが発表された中で、オールドゲーマーの心をくすぐりそうな話題が一つありました。
それが、「ゼルダの伝説」などを収録した「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」の発売発表。あの名作アクションRPGが手軽に遊べるようになったのです。
今回発売される「ゲーム&ウォッチ ゼルダの伝説」、収録されるのは、1986年にファミコンのディスクシステムで発売された「ゼルダの伝説」と翌年発売の「リンクの冒険」、1993年にゲームボーイで発売された「ゼルダの伝説 夢を見る島」、そしてリンクのキャラ仕様になった「バーミン」の4本です。
今回はギミックが凝っているとも言えるふうになっており、時計機能とショートタイマーの2つの機能は、使用中でも遊べるふうになっています。ミニゲームっぽい雰囲気になっていますね。またパッケージの内箱をセットできるようになっていて、トライフォースをあしらっているからなのか、(紙の内箱とはいえ)シックなものに仕上がっております。
画面はもちろんカラー(ただし、「ゼルダの伝説 夢を見る島」はモノクロ、「バーミン」は液晶ベースのドット絵)、収録言語も「ゼルダの伝説」と「リンクの冒険」には日本語と英語、「ゼルダの伝説 夢を見る島」にはドイツ語とフランス語も収録されています。海外版も収録されていることを考えると妥当な判断ですね。
発売は11/12の予定。マリオの時と同様、予約をしておくべきなのかなと思います。特に欲しい人は、そうすべきでしょう。
なお、ゼルダシリーズのゲーム&ウォッチでの展開は、これが初めてではなく、1989年に「ZELDA」という作品が、マルチスクリーンで発売されたのが最初になります。ただし、海外のみの展開だったので、日本で日の目を見たのは、2016年にWii U向けバーチャルコンソールで配信された「ゲームボーイギャラリー4」まで待つことになります(この「ゲームボーイギャラリー4」も、日本では未発売だったという、いわくつきの作品だった)。