昨年(2020年)夏行われるはずだった東京オリンピック。いよいよ迎える開会式を前に一部競技が行われました。今日行われたのは、女子競技になるソフトボールと女子サッカーになります。
ソフトボールは、福島県福島市の県営あづま球場で3試合開催しました。その中の一つ、日本はオーストラリアと対戦し、1-8で日本が勝利を収めています。
日本は上野由岐子選手が緊張から序盤に失点をするものの、仲間が同点に追い付いてから安定し、無失点に。その後打線の援護で5回コールドとなったようです。ホームランが複数本出ているので、打線に関しては安心して見られそうです。
その他、日本のライバルとなるであろうアメリカも順当に勝ちました。無失点で抑えているので、調子のいい打線が打破できるかどうか・・・ですかね。
女子サッカーは、札幌ドーム・宮城スタジアム(キューアンドエースタジアムみやぎ)・東京スタジアム(味の素スタジアム)で行われ、宮城スタジアムは有観客での開催になりました。その中の一つ、札幌ドームで日本はカナダと対戦し、1-1の引き分けで終わっています。
この試合は、NHK-BS1で見ていたんですけど、日本が負けてもおかしくない試合でした。前半からカナダがいい守備(恐らく5バック)を張っていて、日本の守備の緩み(いわゆる一瞬の隙)を突いて、運も味方に付けてリードしていたんですよね。顕著だったのは、得点シーンになった前半6分のシンクレア選手(国際試合300試合出場の大ベテラン)とVAR(ビデオアシスタントレフェリー。いわゆるビデオ判定)でPKになり、衝突がきっかけで体調面の優れない中でラビ選手が止めたシーンでしょう。日本はつくづく持ってないなぁと思わされた部分ですけど、逆に言えばカナダの気迫と堅い守備に阻まれて点を得られなかったというふうにも見えました。
それゆえに、終盤カナダのスタミナ切れが見え隠れして守備の硬さが失われてきた中、最終盤で見せた岩渕真奈選手のシュートがきれいに入った時、よく決めたなぁと思いましたよ。正直、あのPK失敗で負けを確信していましたから・・・。そう思うと、何で岩渕選手に蹴らせなかったんだと小一時間(以下略)。
その他、サッカーの強いイギリス・ブラジル・オランダ・オーストラリアは順当勝ち。番狂わせは女子サッカーは強いアメリカがスウェーデンに負けたところでしょうか。スウェーデンも強いので実力伯仲だと思ってただけに、アメリカの負けは衝撃的でした。
明日も開会式前の競技が行われ、男子競技になる野球、男子サッカー、男女射撃が行われます。
男子サッカーは南アフリカの選手に新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、17人の濃厚接触者になっている選手達が出場できるかどうかでしょう。少なくとも13人いればOKとのことなので、無事であることを祈るばかりです。