春の新機種、続いてはauの機種紹介です。
auで新サービスで、まず注目なのは「ガンガン学割」の拡充。
これまでは通常のケータイ(いわゆるガラパゴズケータイ、ガラケー)のみだったのが、スマートフォン(ISシリーズ)にも適用され、最大3年間対象プランであるプランEの半額だけでなく、ISフラットの月額使用料も525円割引になります。
もう一つは、以前ここでも紹介した「LISMO WAVE」。こちらはスマートフォン(ISシリーズ)限定のアプリで、全国53局のFM局の聴取と音楽映像を見ることができます。
特に低料金で全国のFM番組を朝から晩まで聞き放題なのは実にオイシイ機能ですよ。転勤などで地元の放送が聴けなくなった人とかはこの時ばかりにこれを使ってほしいものです。また聞きたい番組がうちだけやっていない・・・なんて人にもオススメです。特に洋楽好きの人は東名阪のFM局の中には洋楽メインでやっている放送局もあるので、そちらを聞きながら・・・というのも可能ですし。
ではここからはauの春モデルの通常のケータイの紹介です。
①Cyber-shotケータイ S006
ソニーのデジタルカメラ「Cyber-shot(サイバーショット)」の名を冠したスライドモデル。世界で初めて1620万画素のCMOSカメラとISO12800相当の高感度撮影を搭載している。またサイバーショットシリーズでは初めてタッチパネルを搭載している。1GHzのSnapdragon・下り最大9.2Mbpsの通信が可能な「WIN HIGH SPEED」・Wi-Fi WINも搭載・対応している。
個人的感想
やはり世界で初めて搭載された1620万画素のカメラの存在感が光る。もちろん大きな画像で撮れるばかりでなく、ナイトショットや室内での撮影でもきれいに撮れるよう最適化されているのも素晴らしい。さすがに「サイバーショット」の名を冠しただけのことはあると思う。
タッチパネルもあるし一応押しやすくしたとは言うものの、少々キータッチが狭いようにも。ただ女性の場合はこれでも丁度いいかもしれない。
一部を除けば非常にバランスのいい機種。スライドが嫌い出なければオススメしたい機種でもある。
②T006
3インチのVGA液晶を搭載したスライド式端末。4000個の絵文字が用意され、入力変換や予測変換で絵文字を出すことも可能。またインカメラを利用してメインディスプレイをミラー仕様に切り替えることもできる。
個人的感想
まずダイヤルキーが押しやすいようにドーム状になっているので、スライド式でも案外使いやすい。またディスプレイ側に十字キーやアプリキーなどがあるので、ダイヤルキー側が窮屈に感じない。
SnapdragonやWi-Fi WINも搭載されているので、サイバーショット並でなくてもいいから使いやすいスライド・・・という点ではオススメしやすいかも。
③SH011
957万画素のCCDカメラを搭載した折りたたみ端末。IPX5・7相当の防水機能が付いている。
個人的感想
防水機能以外はこれといって特徴のないモデル。手軽に扱いたい人向けだろう。
④K007
800万画素のCMOSカメラ・7色に光るイルミネーションが搭載された折りたたみ端末。IPX5・7相当の防水機能を搭載している。
個人的感想
この機種も防水機能以外はこれといって特徴のないモデル。ただSH011に比べると色は淡い(特にピンク)ので、派手な色合いが好みではない人向けになるかも。
⑤簡単ケータイ K008
IPX5・7相当の防水、IP5X相当の防塵機能を備えた折りたたみ端末。通算12代目の簡単ケータイ。
これまでかんたんモードでしか使えなかった「音声読み上げ」・「音声認識機能」・「光で操作ナビ」が通常モードでも利用可能になっている。
個人的感想
実際のところ、以前出た簡単ケータイ K005とあまり変わらないものの、先述の点と撮影時に自動的にフラッシュを焚(た)くかどうかを判断する機能・撮影サイズや撮影シーンを自動的に認識する機能など細やかな点でブラッシュアップされている。これまでカメラに興味のない人にも使いやすさとわかりやすさでアピールできるかもしれない。
⑥PT002
韓国のパンテックから発売される折りたたみ端末。かんたんモードを備えている。
個人的感想
簡単ケータイではないものの、かんたんモードを備えかつドームキーも併せ持っているのは使いやすさに配慮したいい機種だと思う。ただサブディスプレイが小さいのは残念なところ。高年齢層にアピールしたいのならば、もっと大きくしたい。
次回はauのスマートフォンの紹介です。