おにぎりの具は、昨今いろいろあるけれど、最も贅沢な具は、恐らくいくらだろうと思います。今回は、いくらの醤油漬けを使ったおにぎりの食べ比べをしていこうと思います。コンビニ各社が最近最も力を入れていると感じたからです。
上から、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの「いくら醤油漬け」。セブンイレブンは「セブンイレブンの厳選米 いくら醤油漬け」(205円(税込))、ローソンは「金しゃりおにぎり いくら醤油漬」(198円(税込))、ファミリーマートは「ごちむすび いくら醤油漬け」(198円(税込))という名称で売られています。
このうち、ローソンだけが『いくら醤油漬』と送り仮名の無い名称で販売しております。またセブンイレブンのおにぎりだけが、のりを巻いていないものになっています。そしてファミリーマートの「いくら醤油漬け」はヒゲタ醤油の「本膳」という醤油を使って漬けられたいくらを使っています。
やはりと言うべきなのか、いくらの醤油漬けなだけなのに、味は三者三様となっております。
最もいくらのプチプチ感が味わえたのは、セブンイレブン。それに伴ってか、中のいくらや醤油の味が一番濃かったです。いくらの味を引き出したいので、のりを巻いていないのだろうと推測。ご飯の味わいも甘めになっているので、いくらの醤油漬けの醤油の風味を強めたいのでしょう。
一方で、いくらの味が弱かったのがファミリーマート。肝心の醤油漬けも薄めの味なので、総じて薄い味わいになっていました。いい醤油を使っているからなのか、もっと味を濃くしなかったのか、もう少し頑張ればなぁ・・・。
その中間だったのがローソン。実は、プチプチ感は実は3社の中で一番感じられなかったものの、醤油といくらの風味は濃過ぎず薄過ぎずでいい塩梅でした。ご飯とのりとのバランスを考えて作られているのかなと思いましたね。
総じて一番だったのはセブンイレブンでした。値段も一番高かったから、ある意味当然そうでないといけなかったかなと(苦笑)。次に勧めたいのはローソンでしょう。味のバランスがよくて美味かったです。