先日、シャープが新機種発表を行ったのですけど、今回のハイエンド機種がすごい。
今まで『何となくハイエンド』をチョイスしていた人が、10月からの新ルールに伴って機種選びも変わってくるのではないかと言われているため、これまで『何となくハイエンド』を選んでいた人が、『明確な個性を求める』機種を選ぶ人と『コスパ重視かつ価値あるパフォーマンスを発揮できる』機種を選ぶ人に分かれるのではないかととシャープはにらんでいるわけです。ちなみに、前者がハイエンド、後者がミドルレンジとなり、後者のモデルを選ぶ人が多くなるんじゃないかなと個人的には思います。元々ミドルレンジを狙っている人がいるので、その人々がプラスされるためです。
そのハイエンドを担う機種が、今回新機種として紹介されたAQUOS zero2。
特徴的なのは、6.4インチのIGZO液晶が4倍速のゲームでもこなせるゲーミングスマホという点。60Hz(毎秒60回)の描画回数が120Hz(毎秒120回)に増加しただけでもすごいのに、そこに表示更新に連動して間に黒画面を挿入することで、さらに倍の240Hz(毎秒240回)に向上させることも可能になるとのこと(要設定)。今までゲーミングPCには搭載されていた機能をケータイ(スマホ)に持たせたのは、現在この機種だけではないかとのことで、シャープは賭けてますね。
この超高速駆動に合わせて、タッチパネルも超高速駆動に対応できるようになるとのことで、ゲームメーカーとも相談して調整するとのことなので、期待したいですわ。それでいて軽い(143g)のもいいですねぇ。長い間持っていると疲れますから。
もちろん、1220万画素CMOSと2010万画素CMOSのデュアルカメラというのもカメラを使いたい人には薦めやすい。IPX5/8相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能、おサイフケータイ、指紋認証も持っているので、安心安全も詰まっている。これにするわ、来年(笑)。
ただ、まだ新機種の発表はシャープとしての発表。キャリアからはまだ出ていないんです。この手のハイエンド機種はドコモだけで終わりそうなんだよなぁ・・・。それかソフトバンクがプラスされる。auはミドルレンジだけ・・・なんてオチになるんじゃないのかと心配です。そうなりそうならSIMフリー端末として買って過ごそうかと真剣に考えています。キャリアサポートが無くなるのは痛いけどね。