冬の新アニメのベストを見ていこうかなと思います。
今年は、去年がよすぎたというべきでしょう。はっきり言って不作です。近年まれに見る不作で、冬はいつも悪いけど、今年の悪さは群を抜いています。
そんな中での今期トップは、「盾の勇者の成り上がり」です。
これは初回の1時間スペシャルがすごくよくできていたからですね。主人公の異世界での立ち位置とそこに住む世界の住人、仲間だったはずの他の勇者への不信感、そしてその中でも勇者の1人として住民を救わなければならないという葛藤も描かれていますし、奴隷として付いていくことになったヒロインの立ち位置もよくわかりますね。2回目以降も30分という短い中でもちゃんと描かれていたことにも評価したいです。
2位は、「私に天使が舞い降りた!」。
この作品は、主人公が光っていますね。そこに主人公にべったりな妹、主人公に対して気持ち悪さを覚える妹のクラスメイト、主人公の秘密を見てしまった隣に住む妹のクラスメイトと三者三様もよく出ていますね。主人公がどちらかというとニート寄りな生活を送っているので、ダメさがにじみ出ているのに、妹は健気なんだよねぇ・・・。
3位は、「ドメスティックな彼女」。
今季一番の期待作だったんですけど、まぁこの位置。もう少し攻めてほしかったなぁ・・・。
主人公とヒロイン2人の三角関係に近いものは出ているんだけど、もっと主人公やヒロインの闇の深さ(苦笑)が出てほしかったなぁ・・・。
次点は、「上野さんは不器用」。
消極的な選択で、この作品になったというのが、これまでの時点の違い。本当なら次点無しでもよかったくらいですが・・・。
上野さんのエキセントリックさと同じ部員達の冷静というのか無頓着というのか上野さんに対して深く何も思っていない点のコントラストがなかなか。時におかしなことをやる上野さんに手を焼いているとも言えますが、何げに楽しんでるように見えるのは気のせい(ニヤニヤ)?
次回はワースト作品の紹介です。