色々あって遅くなりましたけど、今年はいいアニメが揃っているように感じますわ。冬・春といい作品が続いて、さすがにネタ切れになるんじゃ・・・と思ってたら、またいい作品が揃った。こりゃ選ぶの大変だわ。
というわけで、見ていきましょう。今回も例によって例のごとく、ベスト3・ワースト3で紹介していきます。
今回のベストは、「邪神ちゃんドロップキック」。
ある意味エグいかつスプラッタな表現満載なんだけど、ギャグアニメとして上手いこと昇華されているので、そんな残虐さもエッセンスにさえ感じてしまうほど(笑)。頭の中を空っぽにして見られるだけじゃないのよね。
いわゆる第1話をすっ飛ばし、途中開始のような流れになっているのですけど、各キャラの説明は十分になされており、かつ絵の表現だけでいかなる人物なのかを的確に表した珍しい作品。これはクオリティ高いわ。残虐さだけがピックアップされているけど、この作品はすごいわ・・・。
2番目は、「ハイスコアガール」。
著作権問題でケチが付いただけで、作品そのもののよさは想定内。「邪神ちゃんドロップキック」があまりによかったため2番手なだけで、下手をすればトップになれた作品。
キャラが立っていることもさることながら、当時の時代背景を限りなく忠実に再現している点で評価を高く据えたい。その時代を生きた人間には、あるあると思わず首を振らずにいられないディティールの濃さは、ホントに高評価を与えたい。
3番目は、「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」。
いわゆる異世界チートものという散々使い古された作品ながら、それを感じさせない主人公やヒロイン達のきめ細やかな演出が素晴らしい。特に主人公の孤高な部分と小心者な部分のせめぎ合いは見ていて面白い。なお、この作品はヒロイン2人の演技力も評価したいですね。せりこ(芹沢優さん)かわいいよ、せりこ。ああ、エンディングいいよ、エンディング。
次点は、「すのはら荘の管理人さん」。
「はるかなレシーブ」・「京都寺町三条のホームズ」と迷った中で、この作品を。
見ていて癒されるシーンが満載かつ甘ったるいシーン満載なのでというのが最大の理由。こちらは頭を空っぽ・・・というのか、主人公と管理人さんとの関係にニヤニヤしながら見るのがいいんだろうね。変わった形の「めぞん一刻」になるのかね?
次回はワースト作品の紹介です。

