今日、ベーカリーピカソに寄る機会があったので、アレが売っていないかと思ったら、2個まで買えるとなっていたので、これはと思い買ってきました。
それが、「牛肉ゴロゴロカレーパン」。ベーカリーピカソの看板商品の一つで、運よく今回は揚げたてを買えたのです。
このベーカリーピカソ、名古屋では結構有名なパン屋で、雑誌やテレビなどでもよく紹介されています。本店は中村区の烏森(かすもり)というところにあり、当初は知る人ぞ知るパン屋でもありました。現在は中区・栄の三越の中と先日オープンした同区・鶴舞駅構内(ASTY)にも展開しています。
特徴としては、店内で焼き上げ・揚げたてを提供する点(栄三越のみ、本店からの直送らしい)。定期的に行っているので、ほぼいつでも焼き立てパンが頂けます。またそのパンも美味いんだよね・・・(汗)。
ちなみに、今回紹介するカレーパンは、2cm角の牛肉・たっぷりの野菜と10種類のスパイスで4時間煮込み、さらに一晩寝かせた、それだけでも店に出せるほどのカレーをあふれんばかりに詰め込んで、米油(ショートニング)で揚げています。
食べてまず感じたのが、衣のサクサク感が普通のカレーパン以上にサクサク。こう書くとわからないかもしれないでしょうけど、音が鳴るほどと言えばわかってもらえるのかしら。そして、衣が薄いのに中のカレーがあふれ出てこないほどしっかりと揚がっている(包めるようになるためには、かなりのテクニックを要するらしい)ので、硬さもあるということですね。でも食べた時の硬さは感じない。丁度いいんですよね。
で、中のカレーは非常にまろやか。辛いふうではなく、野菜の旨味を感じられる中にほんのりスパイスを感じるコク深いものになっています。そして、そこに入った肉が存在感を示す、というのも噛むとしっかりとした肉の味を出しているから、カレーだけが美味いのではなく、中の具材と外の衣の良さも美味さになっているという、非常にしっかりとした作りのパンになっているのです。
これは売り切れになるのも納得。また買おうと思わせる一品ですね。