以前からマジコンに対する法の網を掛けようという動きはありましたが、遂にそれが本格始動することになりました。
経済産業省は、税関に対してマジコンを11/21から輸入差し止め対象にしたと発表しました。実は既に2011年12月から改正された不正競争防止法でマジコンの販売禁止や輸入差し止め措置は採られていたものの、本格的な施行はこの税関に行った措置が初めてとも言えます。なお、改正された不正競争防止法では、マジコン販売に対して5年以下の懲役または500万円以下の罰金が科せられるようになっています。
なぜ輸入なのかというと、マジコンはほとんど中国で作られたものという点から。いずれにせよ、これでマジコン包囲網が本格的に動いたことで、マジコン撲滅に至ってくれればと願っております。
生活保護でも(子供がねだるから)マジコンが欲しいとまるで今期のアニメ化されたライトノベルのタイトルのようなフレーズを付けたくなるほど、マジコン並びにデータ改造ツールが大ウケだったりするのですけど、ゲーム業界が厳しい現状を考えると、この施策は遅きに失した面もあります。でも、これ以上業界への損出を促すようなツールを出し続けるのはまずいという事実に気付いただけ大きな一歩になったと思います。
ここまで来たら、プロアクションリプレイのようなゲーム改造ツールも規制の方向に動いてほしいと思っています。何とか国がもう一歩踏み出してくれんかのぉ・・・。