夏の新機種、番外的扱いになってますが、ウィルコムにも動きがありましたので、ここで出しておきます。
ウィルコムでの大きな動きは機種変更時の月賦販売開始でしょうか。
ソフトバンクのそれと同じく煩雑な気がしないでもないです。
しかしながら、現状は今回の新機種2種とWX320Kのみですが、今後のラインナップ機に対応されそうなので、これで『機種変更=高くて手が出しづらい』というイメージを少しでも減らせればいいと思うのですが・・・。
あとは新色投入を積極的に行っている点でしょうか?今回の月賦販売方式に対応しているWX320Kや人気機種の一つの9(nine)(WS009KE)で2色ずつ追加されるようです。
今回のウィルコムの新機種は2つだけだが、実に話題性の多い機種。一つは実に6年ぶりになる東芝モデル。もう一つはPDAタイプとしてはかなりの小型・薄型を実現したW-ZEROシリーズの最新作。どちらも固定ファンが多い機種だけに期待が膨らみます。
では、新機種の紹介です。
①WX320T
実に約6年ぶりの再参入となる東芝のPHSモデル(通称Carrots(キャロッツ))。
機種のフォルムに関しては、今までau・ソフトバンクで発売してきたアンテナ内蔵フォルムをウィルコムでも実現。最大1GのmicroSDが利用できる他、PHS端末としては初めて赤外線通信を搭載。
この他、フルブラウザ(NetFront)・ドキュメントビューア・リモートロックなどのセキュリティ機能・Java(MIDP 2.0)・ベストコネクト(最も電波の強いところをサーチする機能)等が搭載。
個人的感想
正確にはCarrotsモデルではないのだが、待受画像の中では堂々と名乗っており、東芝のこの機種への意気込みが感じられる。
キーはでかキー、文字はでか文字になっており、ウィルコムの中にもいると思われる初心者層・高齢層に配慮した作りになっているのは好感触。今まで小型ディスプレイが多かっただけに、視認性の高いこの機種は大きな期待を持たれるだろう。
また、ウィルコムでは珍しい外部メモリを搭載。赤外線通信も備えられるなどハイエンドユーザーも食指を動かされそうな機能が充実している。
残念なのはW-OAM対応のみなので、W-OAM対応しているW-SIMの差し替えができないところだろうか?次機種ではぜひともこの充実した機能をW-SIM対応機で実現させてほしい。
②Advanced/W-ZERO3[es](WS011SH)
かねがね噂になっていた高機能かつ小型・薄型に対応したスマートフォンモデル。ウィルコムのメインシリーズの一つW-ZERO3シリーズの最新作。
3インチのVGAモバイルASV液晶を搭載。今機種から初めてIEEE802.11b/g準拠の無線LANを標準搭載したり、写真やイラストを添付した送れる機能が搭載されるようになった。
個人的感想
コンパクトになりながらもジョグ機能付の十字キーが搭載。またQWERTYキーも大きめになるなど使い勝手は向上しているし、ディスプレイも3インチとなり、視認性も向上した。
赤外線通信はシャープ製には標準装備のIrSimpleになったものの、いまだに重要機能の一つのワンセグ・GPS・Bluetoothが外部オプションなのが不可解だしいただけない。
ただ、スマートフォントしてなら、他社で出ているそれらよりずいぶんと向上しているように見える。今回リードオフマン(パイオニア)としての面目躍如といったところだろうか?