マップはコミケカタログに同梱されており、行きたいサークルと配置列と番号を照らし合わせてチェックを入れたり、横端にある欄にサークル名と配置場所を書き込めるようになっているので、わざわざカタログを開かなくても回れるようになっている。
普段はサークルの見逃しや穴サークルをロストしてしまうので、やらないようにしていたが、今回ばかりは効率よく回りたいということで初めて導入することにした。わざわざ夜鍋までしたのはそういうことだ。
しかしこれが思わぬ効果を引き起こす。いざ入場してみると、特に東男性向けブースは芋の子を洗うような入り具合。もう押すも引くもままならない状況。対岸のサークルに行くにも数分かかるくらいだから、半端ではない。
とにかく今回はサークルの配置が悪かったような気がする。
普段からそうだと言われればそれまでだが、今年は壁ではないサークルにまで列が間延びするという事態が多かった気がする。
それだけ人気サークルが増えたのか、予想外に人気になったので伸びてしまったのか、はたまた運営の配置の仕方が悪かったのか、とにかく壁・広い通路の角だけでなく、細い通路のど真ん中にまで中央分離帯ができるほどの列の壁ができていた。
これでは普通に通り抜けもできないし、ましてや通行の妨げになりかねない。
配置もそうだが、もう少し列の管理を行き届いたものにして欲しかった。
あれだけ効率よく回っても東全体を回るのに2時間半ほどかかったような気がする。やはり男性向けサークルの人の多さに驚愕したのとは対照的に、いわゆる面白ブース(趣味系統でメカミリ・鉄道系以外のもの)はややゆったりめ。それでも男性向けの影響か人は多い感じはする。
本当なら、一通り回った後、全体をざっと見回すくらいはしたかったのだが、あまりの人の多さにあきらめた。仮に回ったとしても、いくつかのサークルは時間によっては撤収されてしまってるので、意味がないなと思わされてしまうという理由もあるからだ。
まぁそんなわけで、東から西に向かうことにした。
つづく