夏の新アニメ、恐らく最後になる今回は、蒼樹(あおき)うめさん原作ののほほんとしたコメディ4コマが原作の作品「ひだまりスケッチ×365」です。
この作品は2007年1月(MBSテレビ(毎日放送)は2月。後にキッズステーションでも2008年4月)に第1期が放送。原作の人気も相まって、放送終了後も盛り上がっていたようで、その年の秋には早速第2期(つまり今作品)の放送が決定するという手際のよさ。約半年の製作期間(実際はもっと長かったんだろうが)をかけて、満を持して登場したわけです。
恐らく人気になった理由としては、キャラ立てのわかりやすさだけでなく、各キャラの個性(アクというべきか)が緩いながらも時に強烈に際立っている、また作中の様々なギミックやエフェクト(例えば、今期オープニングに出るのれんや移動する時の足跡だけが出てくるシーン、それに各キャラを(主人公のゆのを表す)×のようなアイコンだけで表したりするなど)が小刻みに挿入させて、テンポをよくしている、はたまた「涼宮ハルヒの憂鬱」で使われた時間軸をバラバラにしてもきちんと一つの作品として繋がっているように見せているテクニックの高さなどが挙げられるでしょう。
ちなみにこの作品、あらすじというのは特になく、やまぶき高校美術科に通う主人公ゆのを中心とするひだまり荘の住人(同時にクラスメイトや先輩)と先生達との間に起こる日常の悲喜こもごもをのほほんと描いていくショートショート的アニメと言っていいでしょうか?
で、実際見た感想。
実は、第1期は時間の都合上リアルタイムではほとんど見ておらず、今年の4月にやっていたキッズステーションでの放送で全て見るわけなんですが、予想以上にコンパクトながらも大風呂敷広げて見てる人を(いい方向で)奈落に叩き落してくれる良作だと思ってました(理由は先述しているとおり)。
今作もそのいい部分が残っていて、見てて癒されるというのか、各キャラ(特に宮子と吉野家先生(笑))をツッコミたくなってくるというのか、なんとも言えない魅力を醸し出していますね。
かわいい系のキャラの見た目のため、見る人を選ぶような作品かもしれませんが、実際抵抗せずに見てみると、結構面白いです。オススメ。
それにしても、宮子はヒロを怒らせてまで、それほど彼女を力士にしたいのか(爆)?見た目ではヒロはそう太ってるようには見えないんですがねぇ・・・。<意見には個人差があります(ニヤニヤ)。
だけど、これで某巨大掲示板のラジオ板にある地元局の朝ワイドのスレのサブタイがこの作品がらみになってた理由が何となくわかった(ニヤニヤ)。
さて、今回も都合で見にくいところに放り込まれた(裏がスナイプしてこないか心配(ギャハ))わけで、主にBS-iで見ることになるんだろうな・・・。
初回と2回目はワンセグでこの作品見てますけど、この作品だけ4:3対応なのに、字幕があるんですねぇ。
まだBS-iでは見てないんですけど、16:9なんでしょうねぇ・・・。見るならきれいなこっちか。