マンガの原稿を描く前に、作成するのが絵コンテとかネームとかいうものです。
画像は『戦闘女神アヌンガ』の4話8ページとその絵コンテ(ネーム)。
ただ「コンテ」と言う場合もあります。
マンガ好きの方はとっくにご存知でしょうが
映画やドラマの脚本に当たるもので、絵付きのシナリオとでも言うものです。
これを編集さんに見せて、OKをいただいたら下絵にかかるわけです。
調子のいいときは「お筆先」のようにスラスラと描き続けられる(「マンガの神様が降りた」などと言います(笑))ものですが、調子が悪いときは途中で詰まって、どうにも先へ進みません。
時間ばかりがむなしく流れ、頭をかきむしることもあります。
若いころは一作に何日も何日も費やしたものでした。今は20代のころの何分の一かの時間ですみます。体で覚えた執筆法です(笑
んで
コンテにつまった時はどうするか。
ケース・バイ・ケースではありますが、つまったコマで悩むより、一つ前に戻って見直す。
これは私の記憶違いでなければ、その昔、友人のマンガ家・高橋留美子先生から聞いたテクニックです。
つまった時は1コマ戻って、そこから考え直す。
1コマでだめなら、物語が分岐した一つ前のエピソードまで戻るのもいいでしょう。
人生は、時間をさかのぼるわけにはいきませんから、そのまま応用することはかないませんが、
解釈を変えれば、今握り締めているものを見直す、心の決定項を、一つ前の段階に戻って考え直すと思えば、あながちマンガだけのテクニックでもありません♪
ではではまた。
| ホーム |