明治か大正の頃、妻の実家の知り合いでいささか裕福な家(商売はもはや不明)が
雨の日になると、仕事がなくて収入のない職人さんとかが勝手に持っていけるよう、お弁当を作って何個も店先に積んで置いてたそうです。
困った人がもらっていき、中には洗って弁当箱を返す人も。
賞味期限切れの食品を有効利用、とかじゃなく
ちゃんとまともな御弁当を新しく作って置いてたらしいです。
その後、不景気になって打ち壊し?とか多発してもそのお店は襲われなかった。
たぶん、その辺の誠意をわかってくれた人が襲わないでくれたんだと思います。
平成生まれの人には、もはや日本昔話に近いかもですが(笑
興味深い話なので歴史の一コマとして書き残しておきます。
雨の日になると、仕事がなくて収入のない職人さんとかが勝手に持っていけるよう、お弁当を作って何個も店先に積んで置いてたそうです。
困った人がもらっていき、中には洗って弁当箱を返す人も。
賞味期限切れの食品を有効利用、とかじゃなく
ちゃんとまともな御弁当を新しく作って置いてたらしいです。
その後、不景気になって打ち壊し?とか多発してもそのお店は襲われなかった。
たぶん、その辺の誠意をわかってくれた人が襲わないでくれたんだと思います。
平成生まれの人には、もはや日本昔話に近いかもですが(笑
興味深い話なので歴史の一コマとして書き残しておきます。
時代劇でよく侍が町人などを「無礼者!」とか言って、ノリで斬り殺してますが
時代考証に興味のおありの方はご存知のとおり
そうそう気楽に斬っていいもんではなかったようです。
実は私のつまの実家も、元御家人でして
江戸時代も末期に「無礼討ち」をやってしまい
お上にきちんとレポートを提出したんですが
サラリー半額にされてしまい、困窮するはめになったそうです。
おまけに会社(江戸幕府)自体がほどなく倒産で、踏んだり蹴ったり。
仕方がないので植木職人の年季奉公に行かされちゃったとか。
でその最後の子孫であるつまが水のみ漫画家の嫁になってるわけですな。どっとわらい。
ちなみに山本家も先祖は武士でじいちゃんのじいちゃん?はかなりな剣の腕前だったようです。
木刀で切りかかる息子をキセルであしらってたそうです(息子って幼児じゃないですよ無論)(笑)。
息子の木刀をきせる(当然金属製と思われますが)で受けると、息子の腕がしびれて木刀を落としたそうです。
昔はるき悦巳先生のアシだったころ、話したら笑われたんですが(ちょっと悲しかったですよ正直)その後、幾人も武術家の方々とお付き合いするようになって、そういうことも可能な人間がいくらも存在したことを知って安心したものです。
(2007年1月28日の旧あつじ屋日記より)
時代考証に興味のおありの方はご存知のとおり
そうそう気楽に斬っていいもんではなかったようです。
実は私のつまの実家も、元御家人でして
江戸時代も末期に「無礼討ち」をやってしまい
お上にきちんとレポートを提出したんですが
サラリー半額にされてしまい、困窮するはめになったそうです。
おまけに会社(江戸幕府)自体がほどなく倒産で、踏んだり蹴ったり。
仕方がないので植木職人の年季奉公に行かされちゃったとか。
でその最後の子孫であるつまが水のみ漫画家の嫁になってるわけですな。どっとわらい。
ちなみに山本家も先祖は武士でじいちゃんのじいちゃん?はかなりな剣の腕前だったようです。
木刀で切りかかる息子をキセルであしらってたそうです(息子って幼児じゃないですよ無論)(笑)。
息子の木刀をきせる(当然金属製と思われますが)で受けると、息子の腕がしびれて木刀を落としたそうです。
昔はるき悦巳先生のアシだったころ、話したら笑われたんですが(ちょっと悲しかったですよ正直)その後、幾人も武術家の方々とお付き合いするようになって、そういうことも可能な人間がいくらも存在したことを知って安心したものです。
(2007年1月28日の旧あつじ屋日記より)
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