通い猫のしろさんの記事を長らく書いてきました。
最初の出会いから十年近く、我が家の通い猫になってからだけでも8年は経ちます。
今年になってからは、皮膚ガンに侵されながら、ひたむきに生きる姿に胸打たれる日々でした。
画像は獣医さんでもらったしろさんのための薬袋の一つ。
左上のメモは私が彼に薬を上げた日時です。
最後の9:50というのは確か16日のことだったように思いますが、しろさんがハウスの中で粗相をしていて、その片付けに追われて日付をメモし忘れたようです。
徹夜明けの私は午後イチくらいで寝たのですが、起きた時はもういませんでした。
それが彼の姿を見た最後です。
その数日前にしろさんが50時間家を空けたのが最近では最長不在期間で、そのほかはほとんど毎日、多い日は日に数回も飯を食いに来ていました。
何年も昔若くて元気だったころは、夏場何日もいなくて、ふいに戻ってくることもありましたが
近年、ご飯をくれるおうちが減り、ほとんど我が家に通う状態でしたし
あの老いと病の身体で、同じことができるとは思えません。
きょう来るか、明日来るかと思いながら、玄関を出るたびあたりを見回し、買い物に出るときは自転車で周囲を遠出して見回りましたが、どこにも姿はありませんでした。
何か世界からかき消したように彼の気配がないのです。
ご近所の方何人かともお話しましたが、私が見なくなってから、やはり皆さんしろさんを見ていらっしゃいませんでした。
きょう一週間が経ちましたのを機会に、お世話になった獣医さんに報告に行ってきました。
かくかくしかじかで、いただいたお薬も何日分も残っております。
もう、いただきに上がることもないと思います。
いっぱいお世話になりました、本当にありがとうございました、と。
ミッコルさんは健在ですし、またお世話になることもあるかもしれません。
その時はどうぞよろしくお願いします、と。
先生も涙ぐんで見送ってくださいました。
獣医さんで手術していただいた箇所は最後まできれいなままでした。
私の猫飼いの友人は、外に出る猫で死に目に会えた子は一匹もないそうです。
老いも病も、みな死期が来ると姿を消して戻ってこないそうで、死に目に会えたのは室内飼いの子だけだったそうです。
などと言いながら、突然ひょっこり現れないとは神ならぬ身、けして断言はできませんが、
ひとまずご報告とさせていただきます。
しろさんを愛し、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
きょうもよき日をお過ごしください。どうぞくれぐれもご自愛を。 合掌。
朝飯食べに来たしろさんの腰のあたりが汚れてるんで臭いをかいだらおしっこ臭くて、
もしかしたらって思って、猫ハウス見に行ったら中でおもらししてました。
病気の老猫、外にしに行く余裕が無かったのでしょう。
とりあえず敷物とか換えたけど、あとで犬用のおしっこシートのちっちゃいのでも買ってこようと思います。
敷物をとりかえてるところに、ごはん食べ終わって戻ってきたしろさん、
そのままハウスに入って寝ようとするので
猫って本来綺麗好きなのに、汚れたハウスでまた寝ようとするの、やっぱ具合悪いんだなって思いました;
妻が敷物を取り替えたばかりだったので「あれ?」
って感じで
「なんかちがうー」
って妻の顔を見て少し躊躇しましたが、すぐ入って寝ました。
なんだか人も猫も、老いと病のケアは同じようなものを感じます;
もしかしたらって思って、猫ハウス見に行ったら中でおもらししてました。
病気の老猫、外にしに行く余裕が無かったのでしょう。
とりあえず敷物とか換えたけど、あとで犬用のおしっこシートのちっちゃいのでも買ってこようと思います。
敷物をとりかえてるところに、ごはん食べ終わって戻ってきたしろさん、
そのままハウスに入って寝ようとするので
猫って本来綺麗好きなのに、汚れたハウスでまた寝ようとするの、やっぱ具合悪いんだなって思いました;
妻が敷物を取り替えたばかりだったので「あれ?」
って感じで
「なんかちがうー」
って妻の顔を見て少し躊躇しましたが、すぐ入って寝ました。
なんだか人も猫も、老いと病のケアは同じようなものを感じます;
皮膚ガン老猫のしろさん、写真は7月1日のものです。
少しグロいので苦手な方は拡大なさらないでください(これでもあまり患部が見えないカットにしてあります。アップにするとかなり痛々しいです)。
右耳(写真向かって左側)のガンは5月の手術で耳たぶごと切除しましたが、きれいに白く治ってます。
耳の前の患部もほとんど悪化してません。
しんどいのは向かって右側の左耳と耳前で、何センチも潰瘍状態でよく出血しています。
先日獣医さんに新しい抗炎症剤をもらいました。少し胃を荒らすので食欲がある子にしか飲ませられないのですが、しろさん食欲だけはがっつりあるので、一日おきくらいにあげることにしました。
庭の縁台に置いたネコハウス(数十センチサイズ)の屋根に、縁台を踏まずにひとっとびで乗ってましたから、まだまだ足腰もしっかりみたいです。
朝、しろさんの食事後を片付けてたら、しろさんの病気のことを知ってるご近所のご夫婦が愛犬の散歩しながら通りかかられ
「しろにあげてください」
って11歳猫用のちゅーるをくださいました。
いろんな人に愛されてるしろさんでした。感謝合掌。幸多かれ。
写真を拡大するとわかりますが、まだ表情も気迫十分のしろさんでした♪
『喧嘩寿司』24話(最終回)
が公開になりました。
単行本4巻(今のところ3巻同様電子書籍の予定しかありません、すみません)の発売までは、無料でご覧いただけるはずです。
URLはこちら!です。
どうぞよろしくお願いします。
二年半に渡るご愛読本当にありがとうございました!
マーケットでプリンみたいな樹脂のカップに入った「茶碗蒸し」買ってきて冷蔵庫に入れ、
ふいにゼリーとかプリンとか食いたくなったとき食べると、衝動は満たされて糖分も過剰に摂取せず、たんぱく質の補給にもなるという一石二鳥か三鳥なプチダイエットしてるんですが、
既出でしょうか♪
ふいにゼリーとかプリンとか食いたくなったとき食べると、衝動は満たされて糖分も過剰に摂取せず、たんぱく質の補給にもなるという一石二鳥か三鳥なプチダイエットしてるんですが、
既出でしょうか♪
1日、マンガ家の大先達、巴里夫先生が亡くなられたとニュースで知りました。
マンガ家の友人が生前お世話になっていて、お人柄は色々うかがっていました。
私や友人とは親子くらい年齢差がありましたが、友人はいつも暖かく励まされ、心から尊敬、お慕いしていました。
人間、歳をとると「昔はよかった」的になり、古い自分の価値観で若い人の新しい価値を否定する人も多いのですが、巴先生は晩年まで柔軟な感性をお持ちで、出版社の重役が理解できない才能ある新人の作品も
「これはおもしろい、すばらしいものです」
と推薦されたりしていたそうです。
先生のおかげで、より良い形で世に出た傑作やマンガ家が存在したようです。
自分はとうとうお会いする機会を得られず残念でした。
敬意と感謝をこめて、お見送りしたいと思います。
ありがとうございました。合掌;
マンガ家の友人が生前お世話になっていて、お人柄は色々うかがっていました。
私や友人とは親子くらい年齢差がありましたが、友人はいつも暖かく励まされ、心から尊敬、お慕いしていました。
人間、歳をとると「昔はよかった」的になり、古い自分の価値観で若い人の新しい価値を否定する人も多いのですが、巴先生は晩年まで柔軟な感性をお持ちで、出版社の重役が理解できない才能ある新人の作品も
「これはおもしろい、すばらしいものです」
と推薦されたりしていたそうです。
先生のおかげで、より良い形で世に出た傑作やマンガ家が存在したようです。
自分はとうとうお会いする機会を得られず残念でした。
敬意と感謝をこめて、お見送りしたいと思います。
ありがとうございました。合掌;
| ホーム |