「拉致被害者」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 拉致被害者とは

2024-11-29

anond:20241129161510

拉致被害者北方領土も返さないほうが悪い

好戦的なのはどっちだよ

日本には9条があるから動けないからって言い気になりやがって

2024-11-28

集団ストーカー犯罪絶対にある!!

これは被害者でない普通に暮らしている人も、説明次第では理解できる。

そしてテクノロジー犯罪電磁波超音波マイクロ波などを使った虐待拷問殺人行為絶対にある!

と言ってもなかなか信じてもらえないが、この犯罪の核心部分だ。遠隔から、その人の特徴や持病に合わせて強弱と継続性を持たせて続けられている犯罪行為は、たとえ法律がなくても犯罪だ。

死人に口なし、分からなければそれでいい、そこまでとは知らなかったからそれでいい。

かに知っていてやるのと、知らずにやるのでは罪に軽重がある。また、知りながら何もしないのは、知っていてやっているのと同罪だと言える。

それに関わった者全て、その罪に応じた罰を受ける。

ここにこそ「絶対」という言葉完璧に当てはまる。

そんな大変な犯罪に関わっていたなんて知らなかった、ごめんなさい!許してください!という心を少しでも持ち、これからは真っ当に生きたいと思う末端の加害者たち、非公開でもいいから、こっそりと私に名乗り出てくれ。

罰は自分で招くもので、他人が与えるものではない。

その証言を元に首謀者を割り出し、とことんやろうじゃないか

創価がやっているのか?公安がやっているのか?はっきりさせよう。

名乗り出たあなたは消される可能性があるが、私たち被害者が守ってあげる。

そのような時間問題とも言える、この犯罪行為を未だに20年前、30年前に言われていたストレス社会だとか、現代病などと考える人もいるのだろうか?

一般の人々よ、普通の人々よ、早く現実を知ってくれ。真の現代を生きてくれ。

それほどの機密事項だ。あなたたちの隣にいてこのような犯罪を行っているんだ!

今、日本には146万人の引きこもり者がいるそうだ。これは大問題であり、その数に比べると集ストやテクノロジー犯罪被害者などは少ない数万人だろう。

国を挙げて解決しようという問題として扱える数ではないかもしれない。それこそ現代病や統合失調症の枠に入れておけば事足りるとされている。

しかし、その残忍さは引きこもり問題とは比べるべくもない残酷さだ。北朝鮮拉致被害者200人位と聞いている。それは国を挙げての大問題だ。それと匹敵するのが集ストやテクノロジー犯罪という犯罪だ。

絶対という言葉についてだが、この原因結果が絶対だということだ。軽々しく絶対という言葉は使えない。

あいつが犯人だ、絶対犯人だ!」

電磁波攻撃犯人だ、公安警察が犯人だ、絶対だ!」

「隣のあいつが絶対犯人だ!」

絶対あいつは司法当局スパイだ!」

被害者たちの気持ちはわかる。そのくらいひどい思いを強いられているから、その反動で「絶対だ!」と言いたいのだろうが、ここでおぼろげな加害者絶対をつけて名指しするのは、自分に返ってくる悪因になりかねないのでやめておこう。

しかし、加害者が受ける罰は絶対だ。

これは間違いなく絶対だ。

ここにこそ力を入れて言っていこう!

2024-11-25

anond:20241125165141

自民党愛国政党のはずだ、日本は今でも経済大国のはずだ、拉致被害者竹島北方四島もいずれ還ってくるはずだ

思い込みで生きている民族ジャップバカにするつもりか?

2024-11-06

anond:20241105144238

拉致被害者帰還の時に広く顔を知られることになったわけだけど、

当時の安倍ちゃんはそこまで皆に好かれるタイプではなかった

絶大な人気のあった小泉純一郎に信頼されている雰囲気と、

北朝鮮に対して胸の内に秘めた怒りを感じさせる雰囲気が、

この人こそ小泉純一郎の後継だと皆に思わせた

しかし、実際に首相になってみるとなんとも頼りない男であった

喋りは辿々しく、小泉純一郎のような芝居がかった感動的な演説もできない

大きな失望を買い、選挙に負け自民下野することになった

しかし、大きな挫折からの復活劇が国民共感を得ることになったと思う

復活からの数年は経済的にも破竹の勢いであった

アベノミクスを旗印に権力構造を盤石にし、メディアを掌握していった

そこから急速にアンチが増えていったのははてなではよく知られている通りであるが、

こういったドラマチックな浮き沈みを見せたことが、多数派国民から安倍という人間への信頼に繋がっていったと思う

石破も浮き沈みが大きな人間だが、いまのところドラマチックではない

2024-10-17

anond:20241017191115

これあんまりおおっぴらに語られない話なんだけど、自民党にとって統一教会北朝鮮との交渉パイプ役という側面もあったりするんだよね

北朝鮮の肩を持たない、それでいて北朝鮮政財界とそれなりのパイプを持つ組織というのは現状統一教会くらいしか存在しない

拉致被害者情報なんかも統一教会関係者からもたらされてるもの結構あったりする

そのへんが自民党統一教会解体の今ひとつ乗り気じゃない理由の一つでもある

安倍晋三統一教会イベントにちょくちょく顔出してたのもそういった背景があったりするし、だからこそ統一教会との関係追求に熱心な手合いも大勢いる

2024-10-05

袴田事件拉致被害者問題

一人の当事者が受けた苦痛理不尽さが、下手すりゃどっちもいい勝負なのが恐ろしい

2024-07-07

今こそ北朝鮮に攻め込むべきだ

金正日が死んでいい国になるかと思ったら

息子の金正恩も同じようなこと繰り返すクズだった

正男はまともだったのに暗殺されるし

あんな狂ってミサイルばっか撃ちまくる国は滅ぼさないといけない

拉致被害者の痛みも思い知らせねばならん

お前らもそう思うだろ

俺はそう思う

から俺一人でも北朝鮮に行って

拉致被害者を取り戻すのだ

2024-06-23

弱者男性1万人を北朝鮮に送るかわりに拉致被害者返してもらうってどう?

強制労働かに使って、いらなくなったら捨てていいか

2024-06-15

ラジオは苦労して聞きたい

から20年ほど前、中学生の頃、毎週土曜に放送されていた声優ラジオ林原めぐみハートフルステーション」をそれはもう全力で聞いていた。

当時はガラケー時代で、インターネットで聴ける環境もなく、実家にあったラジオデッキで聞いていた。手回しでラジオ局の電波キャッチしなければならない当時としても古くて面倒なやつで、毎回、番組の前の時間帯にやっているラジオが聞こえてきた時は歓喜したし、だんだんとそっちの方のラジオも聞くようになった。音質は全然クリアじゃなくて、よく朝鮮語番組の音声が混じった。バカ自分北朝鮮から電波が届いたんだと思って(当時、拉致被害者帰国などがあって朝鮮といえば自分の中では北朝鮮だった)、海の向こうの知らない世界に思いを馳せた。林原めぐみ番組最後キーワードを言っていたが、朝鮮語演歌みたいな曲が流れる中、「雑音リスナー聞こえる?キーワードはイタズラ!イ・タ・ズラ!」と言っていたもんだ。

当時、MDという記録媒体流行していて、ラジオ生活を快適にしようとラジオMDに録音できるコンポを買った。ちょうど部屋を妹と交換することになり、ラジオ電波キャッチする力が弱くなって、デカくて黒いクッキー型みたいなアンテナを、布団にこもりながらアッチコッチ動かして、雨戸が悪いのか?と思ったら親にバレないように大雨の日でもちょっとだけ音を立てないように雨戸を開けてみたりして、これはよく聞こえるぞとやったりしてた。

今は声優トーク番組スマホで聴けるし電波心配もない。youtube進出してる声優もいて、動画まで見られる。しかカジュアル化しすぎてどうにも楽しくない。思春期の頃ということを差し引いても、やっぱラジオ聴くというのは面白かったし、ラジオと向きあっている時間は宝物みたいだったと思う。

2024-04-27

拉致被害者奪還のために

弱者男性1000人くらい徴集して拉致被害者と交換ってどうよ

日本じゃゴミでも向こうじゃ労働力として重宝してくれるだろうし、女も宛がってくれて繁殖できるかもよ?

三方良しだよな

2024-04-12

探してたバッグを見つけたらなんていいますか?

小池都知事拉致されたのかと思った」

なお、拉致被害者がいる場所で行った発言です。

冗談好きな人なんだね

2024-03-22

大谷翔平を叩いてる人ってモリカケ安倍さん叩いてた人たちに似てる

最大多数の最大幸福こそが善だって何故わからない

じゃあ何、あなた達は拉致被害者取り返すためなら北朝鮮戦争しろとでもいうの?

2024-03-16

日本がこれから復活する方法

拉致被害者奪還の名目北朝鮮に侵攻して天然資源を手に入れる

台湾有事のドサクサ台湾占領して優秀な企業人材を手に入れる

・米中にドンパチやらせ特需で儲ける

・米中ドンパチで疲弊した米軍をドサクサに紛れて日本から追い出す

・米中ドンパチで疲弊した中国に侵攻して領土を切り取る

実現できそうな手ある?

2024-03-04

拉致被害者の奪還は必要なのかどうなのか

拉致問題は確かに解決すべき問題だが

全員奪還が必要かといわれると

うーんもう良いかな?というアレ

2024-01-26

anond:20240126183251

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

 〈佐藤優現象〉を支えている護憲派の中心は、雑誌としては『世界』であり、学者では山口二郎和田春樹である。この顔ぶれを見て、既視感を覚える人はいないだろうか。すなわち、「平和基本法である。これは、山口和田らが執筆し、共同提言として、『世界』一九九三年四月号に発表された。その後、二度の補足を経ている(56)。

 私は、〈佐藤優現象〉はこの「平和基本法からの流れの中で位置づけるべきだと考える。

 同提言は、①「創憲論」の立場、②自衛隊合憲化(57)、③日本経済的地位に見合った国際貢献必要性、④国連軍国連警察活動への日本軍の参加(58)、⑤「国際テロリスト武装難民」を「対処すべき脅威」として設定、⑥日米安保の「脱軍事化」、といった特徴を持つが、これが、民主党の「憲法提言」(二〇〇五年一〇月発表)における安全保障論と論理を同じくしていることは明白だろう。実際に、山口二郎は、二〇〇四年五月時点で、新聞記者の「いま改憲必要なのか」との問いに対して、「十年ほど前から護憲立場から改憲案を出すべきだと主張してきた。しかし、いまは小泉首相のもとで論理不在の憲法論議が横行している。具体的な憲法改正をやるべき時期ではないと思う」と答えている(59)。「創憲論」とは、やはり、改憲論だったのである

 同提言の二〇〇五年版では、「憲法九条の維持」が唱えられているが、これは、政権が「小泉首相のもと」にあるからだ、と解釈した方がいいだろう。「平和基本法」は、戦争をできる国、「普通の国」づくりのための改憲である。同提言軍縮を謳っているが、一九九三年版では、軍縮は「周辺諸国軍縮過程と連動させつつ」行われるとされているのだから北朝鮮中国軍事的脅威が強調される状況では、実現する見込みはないだろう(60)。また、「かつて侵略したアジアとの本当の和解」、二〇〇五年版では、周辺諸国への謝罪過去清算への誠実な取組みの必要性が強調されているが、リベラル過去清算は終わったと認識しているのであるから、これも実効性があるとは思えない。要するに、同提言には、論理内在的にみて、軍事大国化への本質的な歯止めがないのである

 佐藤が語る、愛国心必要性(61)、国家による市民監視(62)、諜報機関の設置等は、「普通の国」にとっては不可欠なものである佐藤饒舌から私たちは、「平和基本法」の論理がどこまで行き着くかを学ぶことができる。

 馬場は、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝について、「今後PKOなどの国際的軍事平和維持活動において殉死殉職した日本人の慰霊をどう処理し追悼するか、といった冷戦後平和に対する構想を踏まえた追悼のビジョンもそこからは得られない」と述べている(63)。逆に言えば、馬場は、今後生じる戦死者の「慰霊追悼施設必要だ、と言っているわけである。「普通の国」においては、靖国神社でないならば、そうした施設はもちろん、不可欠だろう。私は、〈佐藤優現象〉を通じて、このままではジャーナリズム内の護憲派は、国民投票を待たずして解体してしまう、と前に述べた。だが、むしろ、すでに解体は終わっているのであって、「〈佐藤優現象〉を通じて、残骸すら消えてしまう」と言うべきだったのかもしれない。

 ここで、テロ特措法延長問題に触れておこう(64)。国連本部政務官川端清隆は、小沢一郎民主党代表の、テロ特措法延長反対の発言について、「対米協調」一辺倒の日本外交批判しつつ、「もし本当に対テロ戦争への参加を拒絶した場合日本には国連活動への支援も含めて、不参加を補うだけの実績がない」、「ドイツ独自イラク政策を採ることができたのは、アフガニスタンをはじめ、世界の各地で展開している国連PKOや多国籍軍に参加して、国際社会を納得させるだけの十分な実績を積んでいたかである。翻って日本場合多国籍軍は言うに及ばず、PKO参加もきわめて貧弱で、とても米国国際社会理解を得られるものとはいえない」と述べている(65)。

 元国連職員吉田康彦は「国連憲章の履行という点ではハンディキャップなしの「普通の国」になるべきだと確信している。(中略)安保理決議による集団安全保障としての武力行使には無条件で参加できるよう憲法の条文を明確化するのが望ましい」と述べている(66)。川端吉田の主張をまとめれば、「対米協調一辺倒を避けるため、国連PKOや多国籍軍軍事活動積極的に参加して「国際貢献」を行わなければならない。そのためには改憲しなければならない」ということになろう。民主党路線と言ってもよい。今の護憲派ジャーナリズムに、この論理反論できる可能性はない。「8」で指摘したように、対北朝鮮武力行使容認してしまえば、改憲した方が整合性があるのと同じである

 なお、佐藤は、『世界』二〇〇七年五月号に掲載された論文山川均の平和憲法擁護戦略」において、「現実国際政治の中で、山川ソ連侵略性を警戒するのであるから、統整的理念としては非武装中立を唱えるが、現実には西側の一員の日本を前提として、外交戦略を組み立てるのである。」「山川には統整的理念という、人間努力によっては到底達成できない夢と、同時にいまこの場所にある社会生活改善していくという面が並存している」と述べている。私は発刊当初この論文を一読して、「また佐藤柄谷行人への点数稼ぎをやっている」として読み捨ててしまっていたが、この「9」で指摘した文脈で読むと意味合いが変わってくる。佐藤は、「平和憲法擁護」という建前と、本音が分裂している護憲派ジャーナリズムに対して、「君はそのままでいいんだよ」と優しく囁いてくれているのだ。護憲派ジャーナリズムにとって、これほど〈癒し〉を与えてくれる恋人もいるまい(67)。

10.おわりに

 これまでの〈佐藤優現象〉の検討から、このままでは護憲派ジャーナリズムは、自民党主導の改憲案には一〇〇%対抗できないこと、民主党主導の改憲案には一二〇%対抗できないことが分かった。また、いずれの改憲案になるにしても、成立した「普通の国」においては、「7」で指摘したように、人種差別規制すらないまま「国益」を中心として「社会問題」が再編されることも分かった。佐藤沖縄でのシンポジウムで、「北朝鮮アルカイダの脅威」と戦いながら、理想を達成しようとする「現実平和主義」を聴衆に勧めている(68)が、いずれの改憲案が実現するとしても、佐藤が想定する形の、侵略植民地支配反省も不十分な、「国益」を軸とした〈侵略ができる国〉が生まれることは間違いあるまい。「自分国家主義者じゃないから、「国益」論なんかにとりこまれるはずがない」などとは言えない。先進国の「国民」として、高い生活水準や「安全」を享受することを当然とする感覚、それこそが「国益」論を支えている。その感覚は、そうした生存の状況を安定的保障する国家先進国主導の戦争積極的に参加し、南北格差固定化を推進する国家―を必要とするからだ。その感覚は、経済的水準が劣る国の人々への人種主義、「先進国」としての自国を美化する歴史修正主義の温床である

 大雑把にまとめると、〈佐藤優現象〉とは、九〇年代以降、保守派大国路線に対抗して、日本経済的地位に見合った政治大国化を志向する人々の主導の下、謝罪補償必要とした路線が、東アジア諸国民衆の抗議を契機として一頓挫したことや、新自由主義の進行による社会統合破綻といった状況に規定された、リベラル左派危機意識から生じている。九〇年代東アジア諸国民衆から謝罪補償を求める声に対して、他国の「利益のためではなく、日本私たちが、進んで過ちを正しみずから正義回復する、即ち日本利益のために」(69)(傍点ママ歴史清算を行おうとする姿勢は、リベラル内にも確かにあり、そしてその「日本利益」とは、政治大国を前提とした「国益」ではなく、侵略戦争植民地支配可能にした社会のあり方を克服した上でつくられる、今とは別の「日本」を想定したものであったろう。私たちが目撃している〈佐藤優現象〉は、改憲後の国家体制に適合的な形で生き残ろうと浮き足立リベラル左派が、「人民戦線」の名の下、微かに残っているそうした道を志向する痕跡消失もしくは変質させて清算する過程、いわば蛹の段階である改憲後、蛹は蛾となる。

 ただし、私は〈佐藤優現象〉を、リベラル左派意図的計画したものと捉えているわけではない。むしろ無自覚的、野合的に成立したものだと考えている。藤田省三は、翼賛体制を「集団転向寄り合い」とし、戦略戦術的な全体統合ではなく、諸勢力からあいもつあいがそのまま大政翼賛会に発展したからこそ、デマゴギーそれ自体ではなく、近衛文麿のようなあらゆる政治立場から期待されている人物統合象徴となったとし、「主体が不在であるところでは、時の状況に丁度ふさわしい人物実態のまま象徴として働く」、「翼賛会成立史は、この象徴人物の未分性という日本政治特質をそれこそ象徴的に示している」と述べている(70)が、〈佐藤優現象〉という名の集団転向現象においては、近衛のかわりに佐藤が「象徴」としての機能果たしている。この「象徴」の下で、惰性や商売で「護憲」を唱えているメディア、そのメディア追従して原稿を書かせてもらおうとするジャーナリスト発言力を確保しようとする学者、無様な醜態晒す本質的には落ち目思想家やその取り巻き、「何かいいことはないか」として寄ってくる政治家や精神科医ら無内容な連中、運動に行き詰った市民運動家、マイノリティ集団などが、お互いに頷きあいながら、「たがいにからあいもつれあって」、集団転向は進行している。

 ところで、佐藤は、「仮に日本国家国民が正しくない道を歩んでいると筆者に見えるような事態が生じることがあっても、筆者は自分ひとりだけが「正しい」道を歩むという選択はしたくない。日本国家同胞日本人とともに同じ「正しくない」道を歩む中で、自分が「正しい」と考える事柄の実現を図りたい」と述べている(71)。佐藤は、リベラル左派に対して、戦争に反対の立場であっても、戦争が起こってしまたからには、自国国防、「国益」を前提にして行動せよと要求しているのだ。佐藤賞賛するような人間は、いざ開戦となれば、反戦運動を行う人間異端者扱いするのが目に見えている。

 この佐藤発言は、安倍晋三首相の目指していた「美しい国」づくりのための見解とも一致する。私見によれば、安倍の『美しい国へ』(新潮新書、二〇〇六年七月)全二三二頁の本のキモは、イランでのアメリカ大使館人質事件(一九七九年)をめぐる以下の一節である。「(注・反カーター陣営の)演説会で、意外に思ったことがある。人質事件に触れると、どの候補者もかならず、「私は大統領とともにある」(I am behind the President.)というのだ。ほかのことではカーターをこきおろす候補者が、そこだけは口をそろえる。/もちろん、人質にされている大使館員たちの家族配慮するという意図からだろうが、アメリカ一丸となって事件対処しているのだ、という明確なメッセージを内外に発しようとするのである国益からむと、圧倒的な求心力がはたらくアメリカ。これこそがアメリカの強さなのだ。」(八七~八八頁)

 文中の、「人質事件」を拉致問題に、「大統領」を安倍に、「アメリカ」を日本に置き換えてみよ。含意は明白であろう。安倍は辞任したとはいえ総連弾圧をめぐる日本言論状況や、〈佐藤優現象〉は、安倍の狙いが実現したこと物語っている。安倍政権は倒れる前、日朝国交正常化に向けて動きかけた(正確には米朝協議の進展で動かされたと言うべきだが)が、こうなるのは少なくとも今年春からは明らかだったにもかかわらず、リベラル左派の大多数は、「日朝国交正常化」を公然と言い出せなかった。安倍政権北朝鮮外交に敗北したのは明らかである。だが、日本リベラル左派安倍政権ときに敗北したのである

 〈佐藤優現象〉は、改憲後に成立する「普通の国」としての〈侵略ができる国〉に対して、リベラル左派の大部分が違和感を持っていないことの表れである侵略植民地支配過去清算在日朝鮮人人権擁護も、そこには含まれる)の不十分なままに成立する「普通の国」は、普通の「普通の国」よりはるかに抑圧的・差別的侵略的にならざるを得ない。〈佐藤優現象〉のもとで、対北朝鮮武力行使の言説や、在日朝鮮人弾圧の言説を容認することは、戦争国家体制に対する抵抗感を無くすことに帰結する。改憲に反対する立場の者がたたかうべきポイントは、改憲護憲(反改憲)かではない。対北朝鮮武力行使容認するか、「対テロ戦争」という枠組み(72)を容認するかどうかである容認してしまえば、護憲(反改憲)派に勝ち目はない。過去清算も不十分なまま、札束ではたいて第三世界諸国の票を米国のためにとりまとめ、国連民主的改革にも一貫して反対してきた日本が、改憲し、常任理事国化・軍事大国化して、(国連主導ではあれ)米軍中心の武力行使を容易にすることは、東アジア世界平和にとって大きな災厄である(73)。

改憲戦争国家体制拒否したい人間は、明確に、対北朝鮮武力行使の是非、対テロ戦争の是非という争点を設定して絶対的に反対し、〈佐藤優現象〉及び同質の現象を煽るメディア知識人等を徹底的に批判すべきである

(1)岩波書店労働組合「壁新聞」二八一九号(二〇〇七年四月)。

(2)ブログ「猫を償うに猫をもってせよ」二〇〇七年五月一六日付。

(3)ただし、編集者佐藤右翼であることを百も承知の上で使っていることを付言しておく。〈騙されている〉わけではない。

(4)「佐藤優という罠」(『AERA』二〇〇七年四月二三日号)中のコメントより。

(5)インターネットサイトフジサンケイ ビジネスアイ」でほぼ週一回連載中の〈 Permalink | 記事への反応(0) | 18:37

anond:20240126133853

それやめたほうがいいよ…

ノースコリアルーツがある子や、親族拉致被害者がいる子だったら傷つくよ

2024-01-25

anond:20240125234325

いいえ、日本社会の汚さを憂いているだけです

貴方のようなカス人身売買から目を逸らして

人間身体を買うという行為を趣向の枠にあてはめて矮小化していることを嘆いています

拉致被害者人身売買同義では無いですね

2023-11-23

anond:20231123093421

それじゃあパレスチナ人捕虜じゃなくて、パレスチナ人拉致被害者じゃねーか。

いや例え先に拉致されてたとしても、ハマスは仕返しに人質をとって良いなんてことにはならんでしょ。

あくま言論を通して国際社会に訴えればそれでいいのだから

ハマス動機全然分からん

テロを許さな姿勢アメリカが関わってるんだし、テロリスト側の動機を報じるとテロ助長しかねないか無視する、って方針なのかもしれない。

でも日本では首相暗殺テロきっかけに統一教会糾弾されたこともあるし、京アニ放火事件とかでも犯人動機は一応説明されていたし、テロリストの主張を説明するくらいには寛容であってもいいはずだ。

ハマスは、何がしたいの?

パレスチナ人受刑者解放しろ

とか言っていたらしいが…… なんで犯罪者なんて解放してほしいんだ?

それで一般人イスラエル民衆子どもだろうと人質に取るなんて無茶苦茶だ。

当初、そう思って成り行きを見守ってたんだが、なんとイスラエル側が要求を飲むらしい。

イスラエルハマスとの合意の中で、戦闘を休止する4日間にイスラエル人の人質が1日当たり10人以上解放されれば、収監しているパレスチナ人女性子どもを4回に分けて計150人、釈放するとの方針を示していた。

https://www.cnn.co.jp/world/35211876.html


軽犯罪から順に解放するのかと思ったが、女性子ども ってなんだ?

気になって少し調べたんだけど、なんかガザ地区出身イスラエルにいるパレスチナ人適当に難癖つけて収監してるって話が出てきたが…… 流石に信じられん。

それじゃあパレスチナ人捕虜じゃなくて、パレスチナ人拉致被害者じゃねーか。ニュースはもう少し詳しく解説してほしいよ。

2023-11-07

anond:20231106214430

なんで拉致被害者の妻なら重婚できるとおもいこんでるんだよ

2023-09-18

拉致被害者北朝鮮旅行したって何も問題ないと思う

日本人から性加害を受けた被害者日本旅行を楽しむことだってあるだろうし

2023-08-03

anond:20230803190909

25年以上前に見た小泉元首相が出てくる前の拉致被害者ドキュメンタリー

ドキュメンタリーを見た当時は小泉元首相が出てくる数年前。

拉致被害者北朝鮮の道具として酷い扱いをされてるかもしれないってやってた。

拉致被害者家族が、「誘拐されたらしいことを聞いた。国も警察もまわりの人も誰も相手にしてくれない。まわりになにも言えずに分かってもらえなくてツラい。(被害者が)生きていてくれたら良い。」って泣きながら取材に応じていたのを見た。

その後の北朝鮮幹部言動。見てて酷い言動精神的にキツかった。

北朝鮮幹部人間が、環境になじまず泣いている日本人達に「なぜ環境の変化に耐えられないのか?北朝鮮に合わせろ。」みたいな言動をしてたという取材の結果を聞いて「はぁぁぁ????」って思った。おまえ、勝手誘拐しておいてなんでおまえの思い通りにならないといけないんだよ!おまえだけはそれを言っちゃいけないよ。

そう。この小説主人公言動と一致してます主人公貴族トップに近い立ち位置北朝鮮幹部と変わらない立場でしょう?

心ない言葉なんだよね。

今回の誘拐被害者はかなり性格が悪くて犯罪気質の人で主人公そいつ不貞被害者ですが、主人公って、被害者誘拐した貴族側のトップにくみする人間でもあるんですよね。

主人公誘拐被害者にまわりになじんでトラブルを起こさず過ごせと求めてる事自体がもう「盗っ人猛々しい」と思うわ。しずかにしてほしいのはそもそも誘拐被害者踏み台にしたいからでしょ?そもそも犯罪を起こした方が求めていい事じゃない。そんな卑劣なことを正しい事のように書くなよ。

召喚聖女被害者として意識させるのであれば、もうちょっと考えてほしい。とくに聖女活躍したらまた他の人が聖女召喚誘拐されてしまう。自分の行動が同じ国の人に害をなすって状況も北朝鮮拉致の状況によくにてるんだよね。

あ、リアル拉致の方だけど被害者日本人の中で泣き暮らし餓死させられたかもしれないケースのにおわせ報道があったわ。北朝鮮に従ったら同じ日本人を殺せと命じられるかもしれないと疑うこともしただろうし。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん