風情のない俳句 - 2009.09.24 Thu
娘と私の間で流行っていること。それは、俳句。
・・・っていうと高尚な感じがするが、
ちっともそんなことはない。お下劣な俳句である。
一応季語を入れているから俳句なだけで、
ちっとも風流ではない。
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娘は、小さい頃から宵っ張りで、
夜、布団に入ってから寝付くまでが長い。
幼稚園の頃までは、よく読み聞かせや昔話をしていたが、
そこは、私のこと。普通に絵本を読むのに飽きてきて、
ついつい馬鹿なことを始めてしまう。
絵本を関西弁、東北弁、山口弁、
怖いおっちゃんの声、オカマの声と、
色んなバリエーションで何度も読んで聞かせる。
そして、妻と三人で大爆笑。
結局寝るのは相当遅くなってしまう。
娘は中1になって、さすがに絵本の読み聞かせということはなくなったが、
部屋の電気を消してから、かなり長いこと父娘でおしゃべりをする。
そのおしゃべりの中で生まれたのが、俳句。
昨日は、
テーマが「ごきぶり」
季語は、「秋」に関するものであった。
私の会心の作は、
「秋風に 触角ゆする チャバネかな」
娘の作った傑作は、
「ゴキブリも 祈る夜空の 流れ星」(・・・・季語は?秋?夏?)
私、も一つ。
「名月や ゴキブリの羽 光りけり」
「キモー!」を連発しながら、
近所迷惑な爆笑とともに、
夜は更けていくのでありました。
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