アプリケーションのリモートインストール
この記事では、管理グループ内のデバイス、特定のアドレスを持つデバイス、または選択したデバイスにアプリケーションをリモートインストールする方法について説明します。
アプリケーションを特定のデバイスにインストールするには:
- メインメニューで、[アセット(デバイス)]→[ タスク]の順に移動します。
- [追加]をクリックします。
新規タスクウィザードが起動します。
- [タスク種別]で、[アプリケーションのリモートインストール]を選択します。
- 次のいずれかのオプションをオンにします:
指定したデバイスに対して、アプリケーションのリモートインストールタスクが作成されます。[管理グループにタスクを割り当てる]オプションを選択した場合、タスクはグループ 1 になります。
- [タスク範囲]ステップで、管理グループ、特定のアドレスを持つデバイス、またはデバイスの抽出を指定します。
使用可能な設定は、前のステップでオンにしたオプションによって異なります。
- [インストールパッケージ]ステップで、次の設定を指定します:
- 選択したアプリケーションのインストール方法を選択します:
- Kaspersky Security Center によるリモートインストール
- Microsoft Azure API によるリモートインストール
Microsoft Azure 仮想マシンにアプリケーションをインストールする方法の詳細については、「Azure 仮想マシンへのアプリケーションのリモートインストール」を参照してください
- [インストールパッケージの選択]で、インストールするアプリケーションのインストールパッケージを選択します。
- [インストールパッケージの強制ダウンロード]セクションで、アプリケーションのインストールに必要なファイルをクライアントデバイスに配布する方法を指定します。
- [同時ダウンロード数の上限]で、管理サーバーが同時にファイルを送信できるクライアントデバイスの最大許容数を指定します。
- [インストール試行回数の上限]で、インストーラーの最大許容実行回数を指定します。
試行回数がこのパラメータで指定された回数を超えると、Kaspersky Security Center Cloud コンソールはこのデバイスでインストーラーを起動しなくなります。アプリケーションのリモートインストールタスクを再開するには、[インストール試行回数の上限]パラメータの値を増やしてタスクを再開始します。または、アプリケーションのリモートインストールタスクを新規作成することもできます。
- あるカスペルスキー製品から別のアプリケーションに移行する場合、現在のアプリケーションがパスワードで保護されているときは、[現在のカスペルスキー製品をアンインストールするためのパスワード]フィールドにパスワードを入力します。移行中は、現在の Kaspersky アプリケーションがアンインストールされることに注意してください。
[現在のカスペルスキー製品をアンインストールするためのパスワード]フィールドは、[インストールパッケージの強制ダウンロード]設定グループで[ネットワークエージェントを使用する]をオンにした場合にのみ使用できます。
アンインストールパスワードは、アプリケーションをリモートでインストールするタスクを使用して Kaspersky Endpoint Security for Windows をインストールする場合、Kaspersky Security for Windows Server から Kaspersky Endpoint Security for Windows への移行シナリオでのみ使用できます。他のアプリケーションをインストールする時にアンインストールパスワードを使用すると、インストールエラーが発生する可能性があります。
移行シナリオを正常に完了するには、次の前提条件が満たされていることを確認してください:
- Kaspersky Security Center ネットワークエージェント 14.2 for Windows 以降を使用しています。
- Windows を実行しているデバイスにアプリケーションをインストールしています。
- 追加オプションを定義します:
- 本製品をインストールするデバイスを選択します:
- インストール後に、デバイスを管理グループに移動するかどうかを指定します:
既定では[デバイスを移動しない]がオンになっています。セキュリティ上の理由のため、場合によってはデバイスを手動で移動する必要があります。
- 選択したアプリケーションのインストール方法を選択します:
- ウィザードのこのステップでは、アプリケーションのインストール中にデバイスを再起動する必要があるかどうかを指定します。
- 必要に応じて、[デバイスにアクセスするアカウントの選択]ステップで、アプリケーションのリモートインストールタスクを開始するために使用されるアカウントを追加します。
- [タスク作成の終了]ステップで、[終了]をクリックしてタスクを作成し、ウィザードを終了します。
[タスクの作成が完了したらタスクの詳細を表示する]をオンにした場合、タスク設定ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、必要に応じて、タスクのパラメータの確認と変更、またはタスクの開始スケジュールの設定を行うことができます。
- タスクリストで、作成したタスクを選択し、[開始]をクリックします。
または、タスク設定で指定したスケジュールに従ってタスクが起動するまで待ちます。
リモートインストールタスクが完了すると、指定したデバイスに選択したアプリケーションがインストールされます。