タスクの概要
タスクの概要
Kaspersky Security Center Cloud コンソールは、様々なタスクを作成して実行することにより、デバイス上にインストールされたカスペルスキー製品を管理します。アプリケーションのインストール、起動、停止、ファイルのスキャン、定義データベースやソフトウェアモジュールのアップデート、アプリケーションでのその他のタスクを実行するには、タスクが必要です。タスクは管理サーバー上とデバイス上で実行できます。
次の種別のタスクはデバイスで実行されます:
- ローカルタスク - 特定の 1 台のデバイスで実行されるタスク
ローカルタスクは、管理者が管理コンソールツールを使用して変更するか、リモートデバイスのユーザーが変更します(たとえば、セキュリティ製品のインターフェイスを使用)。管理対象デバイスの管理者とユーザーが同時にローカルタスクを変更する場合、管理者が行う変更内容の方が優先度が高いため有効になります。
- グループタスク - 特定のグループに属するすべてのデバイスで実行されるタスク
タスクのプロパティで特別な設定を行わない限り、グループタスクは選択したグループのすべてのサブグループに影響します。
- グローバルタスク - 管理グループに含まれるかどうかに関係なく、特定のデバイスで実行されるタスク
アプリケーションごとに、複数のグループタスク、グローバルタスク、ローカルタスクを作成できます。
タスクの設定に変更を加え、タスクの進行状況を表示し、タスクをコピー、エクスポート、インポート、および削除できます。
タスクは、そのタスクを作成した対象のアプリケーションが実行中である場合のみ、デバイス上で開始されます。
タスクの実行結果は各デバイスの OS イベントログと管理サーバーデータベースに保存されます。
タスクの設定には個人データを使用しないでください。たとえば、ドメイン管理者パスワードを指定することは避けてください。