ネットワークエージェントのポリシー設定

2024年12月16日

ID 219894

すべて表示 | すべて非表示

ネットワークエージェントのポリシーを設定するには:

  1. メインメニューで、[アセット(デバイス)]→[ポリシーとプロファイル]の順に移動します。
  2. ネットワークエージェントポリシーの名前をクリックします。

    ネットワークエージェントポリシーのプロパティウィンドウが表示されます。

Windows、macOS、および Linux ベースのデバイスでは、様々な設定が使用可能であることを考慮してください。

[全般]タブ

このタブでは、ポリシーステータスを変更したり、継承ポリシーを設定したりすることができます:

  • ポリシーのステータス]セクションで、ポリシーのステータスを選択します:
    • アクティブ
    • 非アクティブ
  • 設定の継承]セクションでは、ポリシーの継承を設定できます。
    • 親ポリシーから設定を継承する
    • 設定を子ポリシーへ強制的に継承させる

[イベントの設定]タブ

このタブでは、イベントの記録と通知を設定できます。イベントは、[イベントの設定]タブの次のセクションの重要度に応じて配信されます:

  • 機能エラー
  • 警告
  • 情報

それぞれのセクションのイベント種別リストには、イベントの種別と、管理サーバーでイベントが保存される既定の日数が表示されます。[プロパティ]をクリックすると、リストで選択したイベントについてのイベントログとイベント通知を設定できます。既定では、すべてのイベント種別で、管理サーバー全体を対象に指定された共通の通知設定が使用されます。しかしながら、目的のイベント種別の特定の設定を変更できます。

[アプリケーション設定]タブ

設定

設定]セクションでは、ネットワークエージェントのポリシーを設定できます。

  • ディストリビューションポイント経由でのみファイルを配信する
  • イベントキュー最大サイズを MB で指定
  • アプリケーションがポリシーの拡張データをデバイスから取得可能である
  • ネットワークエージェントを不正な削除・停止から保護し、設定の変更を防止する
  • アンインストール用パスワードを使用する

リポジトリ

リポジトリ]セクションでは、情報ネットワークエージェントから管理サーバーに詳細が送信されるオブジェクトの種別を選択できます。このセクションの設定の一部を変更することがネットワークエージェントのポリシーで禁止されている場合、それらの設定を変更することはできません:

  • インストール済みアプリケーションの詳細
  • パッチの情報を含める
  • Windows Update 更新プログラムの詳細
  • ソフトウェアの脆弱性と対応するアップデートの詳細
  • ハードウェアレジストリの詳細

ソフトウェアのアップデートと脆弱性

ソフトウェアのアップデートと脆弱性]セクションでは、Windows アップデートの検索を設定し、実行ファイルの脆弱性のスキャンを有効化できます。[ソフトウェアのアップデートと脆弱性]セクションの設定は、Windows を実行しているデバイスでのみ使用できます:

  • Windows Update 検索モード]で、更新プログラムの検索モードを選択できます:
    • アクティブ
    • パッシブ
    • 無効
  • 実行ファイルの開始時に脆弱性をスキャンする

再起動の設定

再起動の設定]セクションでは、アプリケーションの正しい使用、インストール、またはアンインストールのために管理対象デバイスのオペレーティングシステムの再起動が必要な場合に行う動作を指定できます。[再起動の設定]セクションの設定は、Windows を実行しているデバイスでのみ使用できます:

  • OS を再起動しない
  • 必要に応じて自動的に OS を再起動する
  • ユーザーに処理を確認する
    • 通知の繰り返し間隔(分)
    • 次の時間経過後に強制的に再起動する(分)
  • セッションがブロックされたアプリケーションを強制終了する

Windows デスクトップ共有

Windows デスクトップ共有]セクションでは、デスクトップアクセスの共有時にリモートデバイスで実行される管理者の処理の監査を有効にしたり、設定したりできます。[Windows デスクトップ共有]セクションの設定は、Windows を実行しているデバイスでのみ使用できます:

  • 監査を有効にする
  • 読み取り時に監視する必要のあるファイルのマスク
  • 変更時に監視する必要のあるファイルのマスク

パッチとアップデートの管理

パッチとアップデートの管理]セクションでは、管理対象デバイスでのアップデートのダウンロードと配信や、パッチのインストールを設定できます。[コンポーネントに適用可能でステータスが「未定義」であるアップデートとパッチを自動的にインストールする]をオンまたはオフにします。

接続

接続]セクションには 3 つのサブセクションが含まれます:

  • ネットワーク
  • 接続プロファイル
  • 接続スケジュール

ネットワーク]サブセクションでは、管理サーバーからクライアントコンピューターへの接続を設定したり、UDP ポートの使用を有効化したり、UDP ポート番号を定義したりできます。

  • 管理サーバーへの接続]設定グループでは、次の設定を指定できます:
  • UDP ポートを使用する
  • UDP ポート番号
  • ディストリビューションポイントを使用して管理サーバーへ強制的に接続する

接続プロファイル]設定グループでは、[管理サーバー接続プロファイル]に新しい項目は追加できないため、[追加]は無効になっています。設定済みの接続プロファイルも変更できません。

接続スケジュール]サブセクションでは、ネットワークエージェントから管理サーバーにデータを送信する時間間隔を指定できます。

  • 要求時に接続
  • 指定の時間間隔で接続

接続スケジュール]サブセクションでは、ネットワークエージェントから管理サーバーにデータを送信する時間間隔を指定できます。

  • 要求時に接続
  • 指定の時間間隔で接続

ディストリビューションポイント別のネットワークポーリング

ディストリビューションポイント別のネットワークポーリング]セクションでは、ネットワークの自動ポーリングを設定できます。ポーリングの設定は、Windows を実行しているデバイスでのみ使用できます。次のオプションを使用してポーリングを有効にしたり、頻度を設定できます:

  • Windows ネットワーク
  • IP アドレス範囲
  • ドメインコントローラー

ディストリビューションポイントのネットワーク設定

ディストリビューションポイントのネットワーク設定]セクションで、インターネットアクセス設定を指定できます:

  • プロキシサーバーを使用する
  • アドレス
  • ポート番号
  • ローカルアドレスにプロキシサーバーを使用しない
  • プロキシサーバー認証
  • ユーザー名
  • パスワード

KSN プロキシ(ディストリビューションポイント)

KSN プロキシ(ディストリビューションポイント)]セクションでは、ディストリビューションポイントを使用して管理対象デバイスからの KSN リクエストを転送するようにアプリケーションを設定できます:

  • ディストリビューションポイントで KSN プロキシを有効にする
  • ポート
  • UDP ポート

このセクションの内容

ネットワークエージェントのポリシー設定のオペレーティングシステム別の比較

関連項目:

Kaspersky Security Center Cloud コンソールで使用されるポート

シナリオ:カスペルスキー製品の初期導入

');
Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced:企業のための適応型セキュリティ
Web とデバイスをコントロール。データの暗号化。単一のコンソールから便利かつシンプルにセキュリティ管理。
');
拡張テクニカルサポート(MSA):優先度の高いインシデント対応
電話または Web ポータルでサポートを提供。迅速なインシデント対応、監視、正常性チェック。最適なプランを選び、申請して、契約(MSA)をアクティブ化。