二段階認証の概要
二段階認証は、Kaspersky Security Center Cloud コンソールでのアカウントのセキュリティを強化するのに効果的です。この機能を有効にすると、メールアドレスとパスワードを使用して Kaspersky Security Center Cloud コンソールにログインするたびに、追加のワンタイムセキュリティコードの入力が必要になります。二段階認証では、犯罪者はパスワードを盗んだり推測したりしても、アカウントにログインできません。携帯電話にもアクセスできなければなりません。また、二段階認証が有効になっている状態でパスワードを忘れた場合は、追加のワンタイムセキュリティコードを入力する必要があります。
二段階認証の設定後は、携帯電話を物理的に安全に保ち、電話番号へアクセスできるようにしておく必要があります。
ワンタイムセキュリティコードを取得するには、次のいずれかの方法で行います:
- セキュリティコードが SMS で携帯電話番号に送信されます。
この場合、携帯電話にアクセスできなくなった場合、電話番号へのアクセスを復元するまで、Kaspersky Security Center Cloud コンソールでアカウントにサインインすることはできません。
- セキュリティコードは、携帯電話にインストールされている認証アプリで生成されます。
認証アプリを使用して二段階認証を設定することを、強く推奨します。この場合、携帯電話がインターネットまたはモバイルネットワークに接続されていなくても、アカウントにログインできます。
Kaspersky Security Center Cloud コンソールとの互換性については、Google Authenticator と Microsoft Authenticator のみをテストしており、これらのアプリケーションはその時点で無料で使用できました。アプリケーションのインターフェイスは、ご希望の言語では使用できない場合があります。アプリケーションを使用する前に、アプリケーションの GDPR コンプライアンスとプライバシーポリシーも確認してください。カスペルスキーは、これらのアプリケーションの所有者による支援や推薦は受けておらず、提携もしておりません。
Microsoft Authenticator は、モバイルデバイスにのみインストールできます。
携帯電話以外のデバイスにも認証アプリをインストールしてください。これにより、携帯電話を紛失したり盗まれたりした場合に、アカウントにログインできます。
この場合、携帯電話にアクセスできず、別のデバイスに認証システムアプリがない場合、電話番号へのアクセスを復元するまで、Kaspersky Security Center Cloud コンソールでアカウントにサインインすることはできません。その後、SMS で送信されたセキュリティコードを使用します。
パスワードを紛失した場合にパスワードを復元するために秘密の質問を事前に設定していた場合、二段階認証を設定すると、秘密の質問機能はその後無効になります。