顧客のデバイスを管理する場合の推奨事項
顧客のデバイスを管理する場合の推奨事項
このセクションでは、保護対象の顧客のデバイスを管理する場合の推奨事項について説明します。
推奨事項は、Kaspersky Security Center を初めて使用しているか、オンプレミスバージョンを既に使用したことがあるかによって異なります。
- 以前に Kaspersky Security Center を使用したことがない場合は、2 つのオプションがあります:
- 各顧客のデバイス用に仮想管理サーバーを作成する(推奨オプション)。この場合、他の顧客とは別に、専用の仮想管理サーバーで各顧客のデバイスを管理できます。同時に、プライマリ管理サーバーを使用して、すべての顧客用に共通のポリシーとタスクを作成できます。プライマリ管理サーバーで生成されるレポートには、すべての仮想管理サーバーからのデータを含めることができます。
- 各顧客のデバイス用に管理グループを作成する。顧客のデバイスをさらにグループ化する場合は、親グループの下位に管理グループの階層を作成できます。たとえば、異なる部門で勤務する従業員のデバイス用に異なる保護設定を使用するには、下位グループが必要な場合があります。
- オンプレミスで実行されている Kaspersky Security Center を既に使用したことがある場合は、既存の管理グループと関連するオブジェクトを、オンプレミスの Kaspersky Security Center から Kaspersky Security Center Cloud コンソールに移行できます。
仮想管理サーバーは移行できません。管理グループとその他のオブジェクトの移行後は、Kaspersky Security Center Cloud コンソールで仮想管理サーバーを作成できます。
移行の設定に進みます。
仮想管理サーバーの管理者は、プライマリ管理サーバーからのみ、この仮想サーバーに移動できます。仮想管理サーバーの管理者は、プライマリ管理サーバーで作成されたすべてのオブジェクト(ウィジェット、レポート、ユーザーロールなど)を読み取ることができます。