ステップ 1:管理対象デバイス、オブジェクト、および設定を Kaspersky Security Center Web コンソールからエクスポート

2024年12月16日

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管理対象デバイスを Kaspersky Security Center Web コンソールから Kaspersky Security Center Cloud コンソールに移行するには、まず、現在オンプレミスで実行しているお手元の管理サーバー上に存在する管理グループの階層に関する情報を含むエクスポートファイルを作成する必要があります。エクスポートファイルには、オブジェクトとその設定に関する情報も含まれている必要があります。このエクスポートファイルは、続けて実行する Kaspersky Security Center Cloud コンソールへのインポートに使用します。

エクスポートファイルの最大サイズは 4 GB です。

Kaspersky Security Center Web コンソールからオブジェクトやその設定をエクスポートする方法:

  1. Kaspersky Security Center Web コンソールのメインメニューで、[操作]→[移行]の順に移動します。
  2. ウィザードの最初のページで、[次へ]をクリックします。[エクスポートする管理対象デバイス]ページが開き、対応する管理サーバーの管理グループの階層全体が表示されます。
  3. エクスポートする管理対象デバイス]ページで、[管理対象デバイス]グループ名の横にあるシェブロンアイコン()をクリックして、管理グループの階層を展開します。エクスポートする管理グループを選択します。

    オンプレミスで実行されている Kaspersky Security Center から 2 つの管理グループに対して実行された Kaspersky Security Center Cloud コンソールへの移行後、これらのグループのリモートインストールタスクは同じ名前で表示されます。

  4. ポリシーとタスクをグループオブジェクトとともに Kaspersky Security Center Cloud コンソールに転送する必要がある管理対象アプリケーションを選択します。オブジェクトをエクスポートする管理対象アプリケーションを選択するには、リスト内の名前の横にあるチェックボックスをオンにします。

    Kaspersky Security Center 管理サーバーがリストに表示されますが、対応するチェックボックスをオンにしても、ポリシーはエクスポートされません。

    管理対象アプリケーションが Kaspersky Security Center Cloud コンソールでサポートされているかどうかを確認するには、対応するリンクをクリックします。Kaspersky Security Center Cloud コンソールによって管理されるアプリケーションのリストが含まれるオンラインヘルプのトピックにリダイレクトされます。

    Kaspersky Security Center Cloud コンソールでサポートされていないアプリケーションを選択すると、これらのアプリケーションのポリシーとタスクはエクスポートされインポートされます。しかしながら専用プラグインが使用できないため、Kaspersky Security Center Cloud コンソールにより管理することはできません。

  5. 既定でエクスポートされるグループオブジェクトのリストを確認し、必要に応じて、選択した管理グループと一緒にエクスポートするグループ以外のオブジェクトを指定することができます。グローバルタスク、カスタムデバイスの抽出、レポート、カスタムロール、内部ユーザーとセキュリティグループ、カスタムアプリケーションカテゴリなどの様々なオブジェクトを含めたり除外したりして、エクスポートの範囲を設定できます。このページには以下のセクションがあります:
    • グローバルタスク
    • デバイスの抽出
    • レポート
    • グループオブジェクト

    様々なオペレーティングシステムのデバイスを Kaspersky Security Center Cloud コンソールに転送する場合、非グループオブジェクトは一度だけ移行する必要があります。

    移行ウィザードは、選択した管理グループに含まれる管理対象デバイスの総数をチェックします。この数が 10,000 を超えると、エラーメッセージが表示されます。選択した管理グループ内の管理対象デバイスの数が制限内に収まるまで、[次へ]は使用不可(淡色表示)のままです。

  6. 移行範囲を設定したら、[次へ]をクリックしてエクスポートプロセスを開始します。[エクスポート用ファイルの作成]ページが開き、移行範囲に含めた各種別のオブジェクトについて、エクスポートの進行状況をこのページで表示できます。オブジェクトのリスト内の項目の横にある更新アイコン()がすべて緑色のチェックマーク()に変わるまで待ちます。エクスポートが完了し、エクスポートファイルは、お手元の Web ブラウザーの設定により決められた、既定のダウンロード場所に自動的にダウンロードされます。エクスポートファイルの名前がブラウザーウィンドウの下部に表示されます。
  7. エクスポートが完了しました]ページが表示されたら、Kaspersky Security Center Cloud コンソールで実行する次の手順に進みます。

    Kaspersky Security Center Web コンソールと Kaspersky Security Center Cloud コンソールを異なるデバイスで使用する場合は、エクスポートファイルをリムーバブルドライブにコピーするか、ファイルを転送するその他の方法を選択する必要があります。

関連項目:

管理サーバーの階層を使用しない移行

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Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced:企業のための適応型セキュリティ
Web とデバイスをコントロール。データの暗号化。単一のコンソールから便利かつシンプルにセキュリティ管理。
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