山のおみやげ
車の小物入れに入れていた落葉松の松かさから種がこぼれていました。
大王わさび園に行くつもりが長野自動車道を行き過ぎちゃった筑北PAと
乗鞍のハイキングコースで採取したもの。
落葉松の挿し木を4回ほど挑戦したがことごとく失敗だった。
もしこの種が芽を出してくれたらリベンジなるかな?
最初に苗を30本ほど植えて、その時はワイヤメッシュの囲いもしてなくて
ほとんどがうさぎにやられていま4本しか残っていない。
(やっぱ落葉松は単純林がいいよな)なんていつかAちゃんとも話した。
またミニマムなカラマツ林を作るとして林らしくなるのは30年先か・・・
ブックオフで1冊110円だったからまた銀河鉄道999読み直して
永遠の命がほしいと思うのは鉄郎のような若者よりもむしろ、
遺伝子を託すべき次世代のいない老人の方なんじゃないだろうかと思う。
孫の居る同年代の人から「もういつ死んでもいい」なんてセリフを聞く。
SFによく出てくるタイムトラベルの話は
(過去でああしておけば良かった)と思う後悔からくるものが多いけど、
機械化人になれば永遠にやりたいことができて後悔はなくなるはずだが
999ではそうではない。
人でもサルでもある程度のことならタイムトラベルしなくても
人生をやり直すことができる。
寿命が長いほどたくさんやり直しはできるだろう。
機械化人間とまではいかなくても、
歯にはインプラントが入って車を使って移動して
写真や録画で記憶を補い、ネットからものを教わる。
知らず知らずのうち自分の外殻は機械化されている。
そんなわけでできれば長生きして自分の山を見届けたい。
働ける限り働いて健康でいたい、最近そんなふうに思えてきた。